沖縄最大の街・那覇はトレンドと歴史が混在し楽しみ方は千差万別。ビーチのイメージはあまり無いかもしれませんが、那覇からは離島へのアクセスも便利で極上の海で日帰り海水浴なんてこともできます。この記事では那覇を拠点に楽しめる観光スポットを厳選してお届けします。
1.これぞ那覇!鉄板スポット2選
2.那覇を深堀11選
3.那覇周辺の観光スポット8選
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1.これぞ那覇!鉄板スポット2選
那覇が初めてなら押さえておきたいド定番スポット。
国際通り
那覇で一番の商店街である国際通り。約1.6kmの直線の通り周辺にはたくさんのお土産物店や飲食店、雑貨店、ホテルなど約600店が集まります。「奇跡の1マイル」とも呼ばれるこの商店街を歩くだけで沖縄を楽しめるでしょう。
- 備考
- 最寄駅:県庁前駅、美栄橋駅、牧志駅
首里城跡
1879年までの約450年間存続していた琉球王国。この琉球王国の政治、外交、文化の中心地がこの首里城でした。2019年の火災で正殿は焼失してしまいました(現在2026年の完成を目指して正殿を復元中)が、正殿周辺の石垣や門、櫓など設備は火災前のまま、また復興の様子も観光できます。沖縄の歴史を見るならここです!
- 住所
- 沖縄県那覇市首里金城町1-2
- TEL
- 098-886-2020
- 営業時間
- 無料区域8:30~19:30 有料区域9:00~17:30
- 備考
- 関連記事:首里城の今~見せる復興ってどんなもんだ?~
2.那覇を深堀り11選
波の上ビーチ
那覇市街地からも歩いていけるビーチ。那覇市内で唯一の砂浜で、4月には海開きが開かれ泳ぐこともできます。駐車場、ロッカー、トイレも完備する珍しいバイパスビューのビーチ、小さな魚も見る事ができます。
- 住所
- 沖縄県那覇市若狭1丁目25−9
- TEL
- 098-863-7300
- 備考
- 関連記事:那覇で唯一の砂浜の海「波の上ビーチ」アクセスと設備
波上宮
琉球王国時代に建立された琉球八社と言われる神社の中でも最高位とされるのがこの波上宮。波の上ビーチの隣の崖の上に鎮座しています。琉球八社の内、六社は那覇市内にあるので、神社巡りをするのも良いですね。
- 住所
- 沖縄県那覇市若狭1丁目25−11
- TEL
- 098-868-3697
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 備考
- 関連記事:可愛いお守りで運気アップ!沖縄の由緒ある神社で縁結びの旅。
福州園
福州園は中国福建省福州市と那覇市の友好の証として開園しました。福州式と呼ばれる、異国情緒満載の庭園です。福州園がある那覇市久米地区は琉球王国時代に福建省から移住してきた人が多い地区で、隣には孔子廟もあります。夜はライトアップもされ、一段とエキゾチックな雰囲気に。
- 住所
- 沖縄県那覇市久米2丁目29−19
- TEL
- 098-943-6078
- 営業時間
- 9:00~21:00 水曜日定休
- 備考
- 関連記事:沖縄に居ながら中国気分を味わえる?那覇のオアシス福州園でひと休み
識名園
ユネスコ世界文化遺産であり、国指定特別名勝でもある識名園は、1799年に作られた琉球王家最大の別邸です。中国との交易が盛んであった琉球王国は中国からの使者をここに招いていたそうです。琉球、中国、日本の文化が混ざった独特な回遊式庭園は必見です。
- 住所
- 沖縄県那覇市真地421−7
- TEL
- 098-855-5936
- 営業時間
- 9:00~17:30 水曜日定休
- 備考
- 関連記事:はじめての識名園ガイド~基本情報からオススメの巡り方まで
金城町石畳道
16世紀初頭に整備されたと言われ、首里城から南部へと向かう琉球石灰岩が敷き詰められた石畳道。約300メートルが現在も残されており、石畳道沿いの多くの古民家と合わせて往時の雰囲気を味わえる貴重な道です。首里城と合わせて見学してみてはいかが?
- 住所
- 沖縄県那覇市首里金城町2丁目84−3
栄町市場
昼間に行くと青果店や精肉店など一部の店しか営業していない市場ですが、夜になると飲み屋街に様変わり、小さなお店が軒を並べます。レトロな飲み屋街は、貝専門、エビ専門など個性豊かで、せんべろを提供するお店も多いのではしご酒推奨です!
- 住所
- 沖縄県那覇市安里381-379
- 備考
- 関連記事:那覇のディープでノスタルジックな飲み屋街!栄町市場をぶ~らぶら♪
てんぶす那覇
国際通りにある琉球伝統文化を発信する施設です。毎週木曜日には琉球舞踏や沖縄芝居を観賞(有料)できるステージがある他、てんぶす内にある那覇市伝統工芸館では工芸品を体験したり買う事もできます。
- 住所
- 沖縄県那覇市牧志3丁目2−10
- TEL
- 098-868-7810
- 営業時間
- 公演や体験メニューにより異なる
やちむん通り
やちむんとは沖縄の伝統的な焼き物のこと。那覇市壺屋で作られる焼き物は特に壺屋焼と言います。琉球政府が窯元をこの地に集めて以来300年続く陶芸の街。約400メートル続く石畳道周辺には窯元や工芸店、販売店が多く、カフェで休憩しながらゆっくり楽しめます。
- 住所
- 沖縄県那覇市壺屋1丁目16
- 備考
- 関連記事:お気に入りの器を探して。壺屋やちむん通りをてくてくお散歩
商店街
国際通りから続く、平和通り商店街や市場本通り商店街は奥に進むほど枝分かれした小さな商店街が縦横に繋がっています。土産物店や沖縄菓子を売る店もありますが、奥に進めば進むほどディープな沖縄を感じることができる商店街です。アーケードがあるので雨の日の観光にも最適です。
- 住所
- 牧志周辺
Tギャラリア沖縄byDFS
おもろまち駅前直結のTギャラリア沖縄byDFSは有名ブランドの化粧品やバッグ、時計、そしてお土産などを多く取り扱う免税店。海外からの渡航者だけでなく、沖縄県外へ出発する人もお買い物ができます。購入には沖縄発の航空券の予約情報や時間制限(飛行機搭乗が午前中~13:30の場合は前日19:00まで、当日は2時間半前まで)などルールもあります。
- 住所
- 沖縄県那覇市おもろまち4丁目1
- TEL
- 0120-78-2460
- 営業時間
- 10:00~20:00
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
沖縄の城(グスク)をイメージした印象的な建物の通称おみきゅーは、沖縄の自然・歴史・文化・芸術を一度に味わうことができる施設です。沖縄でしか体験できないイベントや講演会なども随時開催しており、今まで知らなかった沖縄に会うことができます。
- 住所
- 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1-1
- TEL
- 0120-78-2460
- 営業時間
- 9:00~18:00 金土は20:00まで 月曜定休
- 備考
- 関連記事:沖縄県立博物館・美術館│意外と知らない沖縄の歴史を勉強してきた
3.那覇周辺の観光スポット8選
ウミカジテラス
瀬長島にあるウミカジテラスは周囲を海で囲まれたリゾート商業施設です。無料の天然温泉の足湯で疲れを癒した後は、沖縄の綺麗な海を眺めながら食事やショッピングを楽しめます。ここでしか食べられない沖縄産の果物やスイーツもたくさん!
- 住所
- 沖縄県豊見城市瀬長174−6
- TEL
- 098-851-7446
- 営業時間
- 10:00~21:00(店舗によって異なる)
DMMかりゆし水族館
テーマは「最新の映像表現と空間演出を駆使した新しいカタチのエンタテインメント水族館」。亜熱帯・熱帯地域の動植物の展示のほか、リアルな生き物をまるで自然の中にいるように音や映像の最新技術を使って展示する水族館です。
- 住所
- 沖縄県豊見城市豊崎3−35
- TEL
- 098-840-6900
- 営業時間
- 9:00~21:00(日にちによって変動あり)
オリオンECO美らSUNビーチ
全長700メートルに及ぶ広大な砂浜があるオリオンECO美らSUNビーチにはマリンスポーツやバーベキューなどの設備も充実しています。天気が良ければ海に沈む夕日を眺めることもできます。付近には商業施設も多く、一日中遊べる場所です。
- 住所
- 沖縄県豊見城市豊崎5-1
- TEL
- 098-850-1139
- 営業時間
- 6:00~22:00(遊泳は4月上旬の海開き~10月まで9:00〜18:00ただし7・8月は19:00まで
沖縄アウトレットモール あしびなー
国内外の有名ブランドが多数出店しているアウトレットモール。沖縄とギリシャ風の建築様式を混ぜ合わせたデザインの館内を歩くだけでも楽しいです。衣料品や雑貨、お土産までアウトレットならではのリーズナブルな価格で手に入ります。
- 住所
- 沖縄県豊見城市豊崎1-188
- TEL
- 098-891-6000
- 営業時間
- 10:00~20:00
- 備考
- 関連記事:沖縄唯一のアウトレット「あしびなー」の完全攻略ガイド!
道の駅
那覇から近いのは日本最西端の道の駅豊崎。沖縄の新鮮な果物や野菜、お土産も充実の品揃え。情報ステーションに行けば沖縄の観光案内員もいます。また沖縄の海鮮料理が食べられる道の駅いとまんも人気。道の駅のハシゴもおすすめです!
- 住所
- 沖縄県豊見城市豊崎3-39
- TEL
- 098-850-8280
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 住所
- 沖縄県糸満市西崎町4丁目20−4
- TEL
- 098-987-1277
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 備考
- 関連記事:「道の駅いとまん」で沖縄グルメに出会う旅!
ナガンヌ島
那覇泊港から20分で行けるナガンヌ島は無人島ですが、施設が整備されており、日帰りだけでなく宿泊することもできますし、レストランもあり、無人島とは思えない充実ぶり。定期航路は無いので、行きたい場合はナガンヌ島行きのツアーを利用しましょう。
- 備考
- 関連記事:ナガンヌ島・日帰り旅行記~予約からビーチの様子までレポ
渡嘉敷島
那覇市泊港から最短35分で到着する離島。ケラマブルーと言われる透明度の高い青い海が特徴で、夏はマリンスポーツ、冬はホエールウォッチングが楽しめます。日帰りも宿泊も楽しめますが、オンシーズンは船がキャンセル待ちになる事もしばしば。
- 備考
- 関連記事:渡嘉敷島への足、高速船・フェリーの予約・運賃・時刻表まとめ
座間味島
那覇市泊港から最短50分。慶良間諸島の中心に位置する離島です。熱帯魚やウミガメ、マンタに会えるシュノーケリングが人気です。ビーチも多いですが、山の上にある展望台からビーチと海、そして夕日を眺めるともう別世界。
- 備考
- 関連記事:世界が恋する楽園、座間味島!島民厳選のおすすめ観光スポット紹介
おわりに
那覇周辺の観光地は車がなくても徒歩で、ゆいレールで、あるいはバスに乗れば手軽に楽しめます。そして船に乗れば日帰りで離島の海も味わうことができるのは驚きですね!
行ってみたいところをチェックして自分なりに組み合わせて計画を立てる。その時が旅の始まりです。