OMO5沖縄那覇(おもふぁいぶおきなわなは) by 星野リゾート(以下OMO5沖縄那覇と表記)は、星野リゾートが展開するホテルブランド「OMO(おも)」国内5番目の施設。
OMOは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる 都市観光ホテル」をブランドコンセプトに掲げ、“高級リゾート”、“高級温泉”といったいわゆる星野リゾートのイメージとは、雰囲気がガラリと異なります。
実際に客室やカフェを見て、OMO5沖縄那覇オリジナルのツアーにも参加してみると、那覇の魅力に改めて気づかせてくれるようでした。
1.旅がはじまるOMOベース、OMOカフェ
2.朝食会場にもなるOMOカフェ
3.大人だってワクワクしちゃう客室
4.噂のアメニティ
5.宿泊者限定のライブラリー
6.宿泊者限定!ご近所ガイドOMOレンジャー
7.おわりに
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1.旅がはじまるOMOベース、OMOカフェ
OMO5沖縄那覇は国道58号線沿い、国際通りの入り口でもあるゆいレール県庁前駅からは徒歩6分の場所にあります。「OMO」をモチーフにした、沖縄の街でよくみかける花ブロックとOMO5のオブジェが目印です。
エントランスをくぐると、そこは「OMOベース」。
OMOベースは、旅のベースキャンプとして人が集い・行き交う場所になるようにと作られたそう。
エントランスを入って正面はOMOカフェ、左手にはソファがゆったりと置かれた寛ぎスペースになっています。
寛ぎスペースの奥の壁には「ご近所マップ」があり、沖縄を楽しむ作戦会議にぴったりの場所。
パッと見フロントはどこだ?という感じなんですが、チェックインとカフェがひとつのカウンターに並んでいます。いい意味でホテルっぽくない!
チェックイン方法もスマートで、タブレットで手続き。
予約後に送付されてくるQRコードを読み取らせて 、あとはサクサクっと進み、カードキーを発行してチェックインは完了。
2.朝食会場にもなるOMOカフェ
チェックイン・カフェカウンター正面には、ゆったりと席が配されたOMOカフェ。7:00~24:00の営業で、席のバリエーションも多く、おひとり様もグループも使い勝手の良いカフェ です。
※「まん延防止等重点措置」及び「営業時間短縮要請」に伴い営業時間を短縮している場合があります。
オープンから10:00(L.O.9:30)までは朝食営業となり、朝食限定のメニュー「OMOrningBread」が食べられます。
OMOrningBreadはピザトースト、クロックムッシュ、フレンチトースト、パンプレート、サラダの5つのメインメニュー。
メインメニューから1つと、ふりふりサラダ、スープ、ドリンクのセットプラン(¥1,250)もありますよ。
フレンチトーストのセットをいただきましたが、軽めのクリームと甘酸っぱいソースが焼きたてのブリオッシュに染みてジュワ~っと美味!
具材たっぷりのサラダもあってバランスもGOOD!
もちろんセットでは無く、単品での注文も可能。
メインメニューだけでもボリュームがあるので、食欲やスケジュールに合わせて選んでみてください。
朝食タイム以降はオールデイカフェとして利用できます。カフェメニューの他、ホテルオリジナルの缶詰やアイス、ローカルメイドの逸品がセレクトされ販売されています。
ディナーメニューが特別無いのは、那覇の街をダイニングとして、街を楽しんで欲しいという想いから。
どこに行こうか迷っているなら、OMOベースにあるご近所マップをチェックしてみてください。
ご近所マップの下に並べられたカードでスタッフがおすすめするお店が紹介されています。なかにはガイドブックでは見たこと無いような地元密着なお店もラインナップ。きっと思い出に残るようなお店に出会えますよ。
3.大人だってワクワクしちゃう客室
OMO5沖縄那覇の客室は、コンパクトな空間を最大限に活かす工夫に満ちています。
ハンガーやタオルは、壁の凸凹をうまく使って収納。
居室と水回りが集まるエントランス部分はロールカーテンで仕切る事もできます。
すべてのお部屋は、靴を脱いで寛ぐスタイル。床は和紙畳で柔らかく、お客様の中にはヨガやストレッチをして過ごす方もいらっしゃるとか。
部屋タイプは、ダブル(ベッド1台)、ツイン(ベッド2台)それにユニークなやぐらルームの3つ。
やぐらルームはOMO5沖縄那覇ならではの客室タイプ。1室4名様まで利用できます。
やぐら(中2階)にもお布団を2組敷ける広いスペースがあります。
どのお部屋もまるで秘密基地のよう、寛ぎスペースに置かれたクッションやシャワーブースのタイル使われている赤、青、緑、黄の アクセントカラーが映えます。
4.噂のアメニティ
OMOオリジナルのアメニティは、1階のエレベーターホールに。
歯ブラシやカミソリ、くしなどは必要な分をピックアップ。
程よい厚みとストレッチ性のある生地にOMOのロゴがデザインされたオリジナル室内着は1回200円でレンタル。
サイズを自分で選べるのは嬉しいです。
この「OMO」をモチーフにしたデザインは館内のいたる所に。簡単なものだとカードキーもだし、、、
また自動販売機にもOMOのデザイン。じつはロビーの頭上にも、、、、
意外な所に潜む「OMO」を探してみるのも楽しいです♪
ホテルでは、ロゴマーク「OMO」がプリントされたハンカチや首里城が可愛らしいマスクなどオリジナルグッズが販売されていて、宿泊記念にはピッタリ。
5.宿泊者限定のライブラリー
カフェを見下ろす2階には、宿泊者限定の「ゆんたくライブラリー」。
工芸品が飾られた大きな本棚には、沖縄にまつわる書籍がテーマごと分けられ、自由に閲覧でき、本棚のラインナップを見るだけでも沖縄への興味が膨らんでいきます。
ソファやデスクがゆったりと置かれ、電源も豊富。
人が行き交うオープンな雰囲気の1階とは異なり、ゆんたくライブラリーはより一層落ち着きある空間。
ここでリモートワークをされる方もいらっしゃるのだとか。
6.宿泊者限定!ご近所ガイドOMOレンジャー
今回一番おもしろかったのが、ご近所ガイドOMOレンジャー。少しでも興味があるなら、ぜひとも参加してみてください。
ご近所ガイドOMOレンジャーとは、ホテルスタッフがガイドとなってホテルから徒歩圏内の那覇を案内してくれます。
その内容がなかなかディープでおもしろいんです。
私が参加させてもらったのは、「スーパーマーケットレンジャー」と「裏国際通りさんぽ」の2つ。
「スーパーマーケットレンジャー」は、ガイドと一緒に近所のスーパーをカゴを持って巡るというもの。参加料はひとり¥1,000です。
朝8:45スタートと少々早いスタート時間ですが、お店が比較的空いていて、チェックアウト前にお土産を買えるようにと朝の時間帯に設定しているそう。
時にはパネルを用いて、沖縄あるあるを紐解いていきます。きっとガイドさんがいないと見過ごしてしまいそうなポイントに新しい発見がいっぱい!この楽しさは参加しなくちゃ分からない。
ツアー参加者にはオリジナルのトートバッグも貰えちゃう♪お土産いっぱい買っても大丈夫ですね。
「裏国際通りさんぽ」も発見の連続。こちらは参加費無料!
国際通りにはもう数えきれないくらい来た事はある筆者ですが、それでも今回のルートの半分は初めて!
OMOレンジャーが切込隊長となって、普通に観光していたら出会えないようなお店にも。
ツアーは前日までの予約(空いていれば当日もOK)、少人数制のツアーですのでとてもリラックスして楽しめます。
参加費はツアーによって異なりますが、無料のツアーもありますので、OMO5沖縄那覇に泊まるならチェックは必須。
今後はバスツアーも企画中との事ですよ。
7.おわりに
こちらOMOベースにいる5体のシーサーのうちのひとつ。星が隠れているの分かりますか?
OMO5沖縄那覇のあちこちに、こんな驚きと楽しさが散りばめられています。
ホテルのおしゃれな空間や那覇の街に浸り、非日常に胸が高鳴る。OMO5沖縄那覇に泊まれば、旅のドキドキが鳴りやまない!
那覇の魅力も120%増し、初めての方はもちろん、那覇には前に来た事があるという方も、泊まればきっと新しい那覇の魅力が見つけられるホテルです。
- 住所
- 沖縄県那覇市松山1丁目3-16
- TEL
- 0570-073-022(予約専用/9:30 AM〜6:00 PM)
- イン/アウト
- 15:00/11:00