美しい碧い海と豊かな自然が広がる沖縄は、言わずと知れたパワースポットの宝庫。せっかく沖縄に行くなら、旅行中にパワーチャージしない手はありません!
今回は数あるスポットの中から、縁結びや子宝・安産祈願で知られる神社を厳選。女子旅・ひとり旅の思い出にオススメな、可愛いお守りもたっぷりご紹介します。
地元の人々から親しまれ、県外からの参拝者も絶えない由緒ある神社で、運気アップをお願いしてみませんか?
<もくじ>
1. 沖縄県護国神社|那覇市奥武山
2. 波上宮|那覇市若狭
3. 泡瀬ビジュル|沖縄市泡瀬
4. アナタの願いが届きますように・・・
1. 沖縄県護国神社|那覇市奥武山
沖縄旅行中にレンタカーでも徒歩でも訪れやすいのが、奥武山公園(おうのやまこうえん)内にある「沖縄県護国神社」です。
(※アクセス詳細は下記の施設情報をご確認ください)
“沖縄の初詣といえばココ”と言われる神社で、お正月には毎年多くの参拝客で賑わいます。家内安全・厄除祈願・安産祈願・商売繁盛など、沖縄県民とってとても身近な神社です。
また縁結びのパワースポットとしても知られ、最近では神社で行われる婚活「神社コン」が話題となり“良縁に恵まれる場所”として人気を集めています。
【ご由緒】
昭和11年に「招魂社」として建立されたのち、昭和14年に「沖縄県護国神社」と改称。激しい地上戦が行われた沖縄戦により戦災を被りましたが、苦難を乗り越え昭和40年に現在の本殿拝殿が再建されました。御祭神として、日清・日露戦争以降の国難に殉ぜられた英霊が祀られています。
【旅のみどころ】
人々で賑わう奥武山公園の中央にあるとは思えないほど、静謐な空気の流れる場所です。緑に囲まれた境内は、南国特有の樹木も相まって沖縄らしい開放感があります。平和な世であることを願いながら、のんびりとお散歩をしたくなるスポット。
【護国神社のお守り】
縁結びのお守りとして、絶大な効果があると言われているのが「縁結 貝守」。
『磯の鮑の片思い』のことわざから転じて、2枚貝は両想い=縁結び・幸福をもたらすのだとか。
また花が刺繍された色違いの縁結び守は、カップルで持つのにもオススメ。
ほかにもキュートな干支の動物たちが顔をのぞかせている「開運・招福守」や、出産祝いにもぴったりの「こども守」など、大切に持っていたくなるような可愛いお守りが揃っています。
護国神社の参拝は終日可能ですが、お守り授与時間は8:30~18:00までです。そのほか拝殿開閉・祈願受付時間などの詳細はHPをご確認ください。
【沖縄県護国神社|施設情報】 ■住所:沖縄県那覇市奥武山町44 ■電話:098-857-2798 ■HP:http://www.okinawa-gokoku.jp/ ■アクセス:那覇空港より車で約10分。ゆいレール「奥武山公園駅」or「壷川駅」より徒歩で約7分。 |
2. 波上宮|那覇市若狭
県内外はもとより、海外からも多くの人が訪れる「波上宮(なみのうえぐう)」。地元の人々からは“なんみんさん”と親しみを込めて呼ばれています。
主なご利益として家内安全・商売繁盛・交通安全・良縁結びなどがあり、安産祈願やお宮参りをする家族の姿も多く見かけます。
2つの大きな鳥居をくぐった先にあるのは、沖縄らしい雰囲気の漂う明るい境内。海に迫り出す崖の上に建つ波上宮には、さわやかな海風と潮の香りが吹き抜けるため、なんだか心まで洗われる気分です。
【ご由緒】
波上宮の創始年は不詳ですが、青い海を臨むこの場所は、古くから航路の安全を祈る聖地として人々に大切にされてきました。お正月には、かの琉球国王も参詣し、国家の平安と繁栄を祈ったそうです。沖縄戦により被災しましたが、戦後に再建されました。御祭神として伊弉冊尊(いざなみのみこと)・速玉男尊(はやたまをのみこと)・事解男尊(ことさかをのみこと)などをお祀りしています。
【旅のみどころ】
沖縄の空に映える真っ赤な御本殿が、ひときわ目を引く美しい境内です。御本殿を守るように鎮座するシーサーも沖縄の神社ならでは。琉装の顔ハメで記念撮影すれば、楽しい旅の思い出にもなります。
【波上宮のお守り】
縁結びを祈願するなら「貝の形の縁結びお守り」を忘れずに。赤と青の可愛らしいお守りを、沖縄旅行の思い出と一緒に持ち帰りしてください。
また沖縄の伝統工芸である紅型をあしらった「紅型(びんがた)柄の健康お守り」もオススメ。色鮮やかなお守りは、なんだか持っているだけで心が軽くなります。
波上宮のお守り授与時間は09:00~17:00、社頭への参拝は終日可能です。そのほか施設の詳細についてはHPをご確認ください。
【波上宮|施設情報】 ■住所:沖縄県那覇市若狭1-25-11 ■電話:098-868-3697 ■HP:http://naminouegu.jp/ ■アクセス:那覇空港より車で約10分。ゆいレール「旭橋駅」より徒歩で約15分。 |
3. 泡瀬ビジュル|沖縄市泡瀬
沖縄には“子宝祈願スポット”と言われる場所が数多くありますが、その中でも特にご利益がいただけるとして有名なのが「泡瀬ビジュル」です。
静かな住宅街にある泡瀬ビジュルは、古くから聖域として大切に守られている場所で、現在でも県内外から多くの人がご祈願に訪れます。
「一の鳥居」をくぐって絵馬が並んだ参道を歩き、緑の木々に囲まれた「社殿・二の鳥居」を前にすると、凜とした空気に自然と背筋が伸びるようです。
【ご由緒】
1768年ごろ、泡瀬の地に移り住んだ開拓者・高江洲義正翁が、海面に浮かぶ霊石を見つけ持ち帰り“ビジュル神”としてお祀りしたのが始まりとされています。“ビジュル”とは、沖縄の言葉で「信仰の対象となる石」のことです。特に子安(子授け・子育て)の神様として知られており、ほかにも無病息災・旅の安全・交通安全などのご利益がいただけます。
【旅のみどころ】
県内でも有数の子安の神様として、子授け・子育て・安産祈願のために訪れる人が多いため、どことなく幸せな雰囲気に包まれた神社です。参道にかけられた絵馬も、子供の健やかな成長を願うものがほとんど。参拝をおえると、温かいパワーで心がほっこりとします。
【泡瀬ビジュルのお守り】
子安の神様らしい、優しい色味の可愛いお守りが揃います。特に人気なのが、子沢山と言われるネズミをあしらった「子授けのお守り」と、安産を象徴する犬をあしらった「安産祈願のお守り」。夫婦で持つと、さらにご利益があるそうです。
また泡瀬ビジュルの霊石にあやかり、天然石を霊符とした「子授御守」もオススメ。
ほかにも沖縄らしい紅型模様が鮮やかな「縁結びお守り」などもいただけます。
泡瀬ビジュルの参拝は終日可能です。なお、お守りがいただけるのは、社務所の開いている10:00~18:00となっています。
詳細は下記の施設情報をご確認ください。
【泡瀬ビジュル|施設情報】 ■住所:沖縄県沖縄市泡瀬2-1 ■電話:098-939-4501 ■アクセス:那覇空港から車で約40分 ■社務所(千秋堂):10:00~18:00 ※年中無休 |
4. アナタの願いが届きますように・・・
古くより人々に大切にされてきた場所には、きっと理由がある。
由緒ある神社を巡っていると、体と心で“その理由”を強く感じます。
不思議なパワーに満ちた神社で心を洗い、可愛らしいお守りをいただけば、明日はもっと元気に笑えるはず!
さぁ今日は、沖縄のパワースポットへ出掛けましょう♪
筆者:mochiking