はいたい(こんにちは)♪美味しいごはんとお酒があれば毎日ハッピー!那覇在住のOLです。
皆さんは観光で沖縄を訪れた際、夜はどう過ごしていますか?昼間は焼きつくような暑さですが、夜は南国の風に誘われてついつい夜遊びしてしまう人も多いのではないでしょうか。
不夜城とばかりに遅くまでネオンきらめく国際通りも良いですが、今回は国際通りから少し足を延ばして、ちょっと怪しげな飲み屋街「栄町市場」へ。
まるで戦後復興当時にタイムスリップしてしまったかのような、ノスタルジックな雰囲気が味わえる「栄町市場」。ディープな沖縄をぶらぶら探訪してみてはいかがでしょうか。
<もくじ>
1.栄町市場ってどんなところ?
2.栄町市場を全力で楽しむなら“ぬみあっちぃ”(はしご酒)しましょう♪
2-1.貝専門酒場 ひいき屋
2-2.手作り餃子の店べんり屋 玉玲瓏(イウリンロン)
2-3.一番餃子屋
2-4.沖縄炉端ゆうなみ
2-5.トミヤランドリー
2-6.夜鳴きそばアぐり
3.おわりに
1.栄町市場ってどんなところ?
那覇市安里にある「栄町市場」は、戦前、県立女学校(ひめゆり学徒隊)の校舎があった場所です。校舎は戦争でなくなってしまいましたが、復興時に“再びこの地域が栄えるように”と願いを込めて“栄町”が誕生したそう。
昼間は、青果精肉店・豆腐店・洋裁店などがひしめき合っているマチグヮー(方言で市場のこと)ですが、夜になると飲み屋街にガラリと変わります。大小たくさんのお店(数えきれないほど!)が立ち並ぶので、ちょい飲みやハシゴ酒にピッタリ!今回は、友達同士でもおひとり様でも楽しめる「栄町市場」の魅力を、た~っぷりお伝え致します♪
2.栄町市場を全力で楽しむなら“ぬみあっちぃ”(はしご酒)しましょう♪
市場内に足を踏み入れると、まるで異世界!迷路のような狭い道にテーブルと椅子が出て、みんなワイワイ楽しそう。
怪しい雰囲気に戸惑ってしまうかもしれませんが、大丈夫。栄町市場は、お店の人はもちろん、お客さん同士の距離も近く、とってもフレンドリーなのです。
乾杯したらイチャリバチョーデー(一度会ったら皆兄弟)!さあ、とことん楽しみましょう♪
2-1.貝専門酒場 ひいき屋
一軒目にオススメなのが、「貝専門酒場 ひいき屋」さん。
ここでは日本中から集められた様々な貝を食することができます。
メニューはホワイトボードから選ぶスタイルです。珍しい貝が沢山あります。どれもリーズナブルなので、気になった貝をいくつかオーダーしてみるのもいいかもしれません。
私はあかにし貝と、梅酒を頂きました。
初めて食べるあかにし貝は、まるでサザエのようなコリコリとした食感と味。この量で500円はコスパがいいですね。350円の梅酒ロックと合わせても、1000円でお釣りがきます。ちょっと飲んでから市場内を回りたい、そんな時にピッタリのお店です。
貝専門店酒場 ひいき屋 住所:那覇市安里379 営業時間:月~土は17:00~翌0:00 日・祝日は17:00~23:00 定休日:貝が入荷できなかった時。 ※台風時は長期でお休みする場合あり。 |
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2-2.手作り餃子の店べんり屋 玉玲瓏(イウリンロン)
さて、二軒目に訪れたのは「手作り餃子の店べんり屋 玉玲瓏(イウリンロン)」さん。一軒目のひいき屋と同じ通りにあります。人気店なので行列必至ですが、回転が良いので割とすぐに席につくことができますよ。
とはいっても、やはり混雑している時間帯があるので、今回はべんり屋さんのお隣の、「蓮華(れんげ)」さんに、焼餃子(600円)をお持ち込みしていただきました。
(※持ち込み不可のお店もあるので、注意しましょう。)
栄町は基本的にフレンドリーなお客さんが多いのですが、蓮華にいるお客さんは特にフレンドリーです。ひとたび椅子に座れば、色んな方が話しかけてきます。お店のすぐ近くに市場の案内板があるのですが、そこで立ち止まってお店を探している人が居ると蓮華のお客さんが話しかけて市場を案内しちゃうことも(笑)
この日も蓮華常連のお客さんに話しかけられて、お喋りしながらジョッキを半分まで開けたところで運ばれてきました~焼餃子っ!
べんり屋の餃子の特徴は、モッチモチの皮とジューシーな餡。小ぶりな餃子をぱくっと頬張ると、じゅわっと肉汁が溢れ出ます!(※焼き立てはアツアツなので注意。)
結構なボリュームなので、仲良くなった人とシェアして食べるのも良いかもしれませんね。
店名:手作り餃子の店べんり屋 玉玲瓏(イウリンロン) TEL:098-887-7754 住所:那覇市字安里388 営業時間:18:00~23:00 定休日:日曜日 店名:蓮華(れんげ) TEL:080-6495-1930 住所:那覇市字安里388-2 営業時間:18:00~24:00 定休日:月曜日 |
2-3.一番餃子屋
また餃子~?と思うかもしれませんが(笑)、栄町には人気の「べんり屋」の他にもウマい餃子屋があります。それがコチラの「一番餃子屋」さん。
市場の中では比較的新しいお店なのですが、良い意味で(?)哀愁漂う店内。ここでは中国人の店員さんが作る、本場の餃子がいただけます。カウンターに置かれたメニューを見ているとこんなものがありました。
栄養成分がここまで詳しく書かれているお店って、他にあるでしょうか。(いや、ない。)
そうこうしているうちに、オーダーした焼き餃子が運ばれてきました。
「べんり屋」よりも少し大きい餃子が10個で550円。(安い!)底はパリッとしていて、にんにくが効いた餡がジューシー!
今回はオーダーしていませんが、水餃子やスープ餃子も本当に美味しいので、餃子好きな方はぜひ足を運んでみてください。
店名:一番餃子屋(テイクアウトOK) 住所:那覇市字安里388-5 TEL:070-5371-8091 営業時間:17:00~24:00 定休日:月曜日 |
2-4.沖縄炉端ゆうなみ
さて、いい感じにお酒が回ってきたので散歩してみましょう。市場を外れても、栄町界隈には様々なお店があります。
先程の「蓮華」で仲良くなったオジサマ(栄町に精通している)と一緒に大道方面へぶらぶら歩いてみると、ガラス張りの新しいお店を発見!
オジサマから、安里駅そばにあった「ゆうなみ」が、「沖縄炉端ゆうなみ」として移転オープンしたんだよと教えてもらいました。
店内は開放的で、とても綺麗です。
私たちは、いぶりがっこチーズ(380円)とエイヒレ炙り(380円)と野菜盛り(700円)をオーダー。
だいぶおなかも膨れてきたので、小ぶりサイズのお料理をツマミながら、ちょい呑み。どれも美味しいので日本酒(一合680円)がクイクイ進みます。
お会計をお願いすると、サービスでしじみのお味噌汁が出てきましたよ。
いや~肝臓に染みるっ!嬉しいサプライズありがとうございました。
「沖縄炉端ゆうなみ」さんは、市場内のごちゃごちゃとした雰囲気とは違って、女子会やデートの一軒目にお勧めしたい、そんなお店でした。
店名:沖縄炉端ゆうなみ 住所:那覇市大道128 TEL:098-885-4777 営業時間:18:00~翌1:00 定休日:不定休 |
2-5.トミヤランドリー
だいぶ夜も深くなってきて、かなり酔いも回ってきました。ぶらぶら歩いてみると、面白い名前のお店にたどり着きました。
ランドリーとありますが、洗濯屋さんではなさそうです。とにかく気になるので入ってみました。
店内はレトロな雰囲気漂う立ち呑みのお店。ランドリーという名前は何となく付けたとのことです。(笑)メニューはこちら。
創作系のアテが豊富ですね。
季節のチュウハイが何か聞いてみるとパッションフルーツとのことでオーダーしてみました。(※季節によって変更あります)
すっぱくて美味しいチュウハイを飲みながら、どのアテを注文するか悩んでいると、精通オジサマが「ハチノスの唐揚」と「豚のテリーヌ」をお勧めしてくれました。
カラッと揚げたハチノスの上には、粉チーズがトッピングされています。添えられたミートソースを乗せて一口・・・ウマい!!なんともお上品なお味です。揚げてもハチノスのコリコリした食感は残るんですね。
次に豚のテリーヌをいただきます。レバーペーストのような、もったりとした食感でとっても美味しいです。添えられたマスタードや卓上調味料を付けたりしながら、チビチビ頂きました。
オープンして間もないお店のようで、営業時間もまばらなようです。ともあれ、こんなにレベルの高いツマミが出せるなんて!またすぐにでも行きたいと思いました。
店名:トミヤランドリー 住所:那覇市字安里388-13 栄町ロータリービル103 営業時間:18:00~翌1:00 定休日:不定休 |
2-6.夜鳴きそばアぐり
既にお腹は一杯ですが、〆は別腹ということでやってきました。「夜鳴きそばアぐり」さん。
お腹一杯にも関わらず、“無限替玉”というフレーズに心躍ります(笑)
さっぱり締めたかったので、「オリーブレモンの塩そば」(800円)をオーダーしました。
澄んだスープにレモンがたっぷり!一口すすると、レモンの香りが鼻から抜けてとっても爽やかです。出汁もしっかりしているので、麺に味がちゃんと絡んできます。途中、エビ油で味変しながら完食完飲♪ごちそうさまでした~!
店名:夜鳴きそばアぐり 住所:那覇市安里388-97 TEL:098-886-1230 営業時間:18:00~翌1:00(日曜日のみランチ営業12:00~18:00) 定休日:月曜日 |
3.おわりに
いかがでしたか?気になったお店はありましたか?
栄町市場はゆいレール安里駅すぐそばにあるため、市内ホテルからのアクセスも良く、ちょっとした観光に最適な場所です。今回紹介した以外にも、市場内・界隈には沢山のお店があるので、はしごしながら気になったお店を開拓するのもオススメ♪ぜひ足を運んで、ディープでノスタルジックな沖縄を楽しんでくださいね。