沖縄県立博物館・美術館│意外と知らない沖縄の歴史を勉強してきた

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沖縄県立博物館古城のような外観が印象的な、おもろまち「沖縄県立博物館・美術館」。

この建築物の中がどうなっているか、気になる方も多いのではないでしょうか?

県内には有名観光スポットが山ほどありますが、ここは遊びを通して深く沖縄が学べるスポット。ツウな沖縄ファンにオススメしたい施設です。

今回は博物館の常設展を見学。その様子を徹底解剖します!

<目次>
1. 沖縄県立博物館・美術館ってどんなトコロ?
2. 博物館常設展を見学してきた
2-1 見学時間が短くてもこれだけは見ておこう!
2-2 さわって学べるふれあい体験室
3. おわりに-基本情報-

1. 沖縄県立博物館・美術館ってどんなトコロ?

沖縄県立博物館「沖縄県立博物館・美術館」がおもろまちに設立されたのは、2007年。
それまで首里に拠点をおいていた博物館でしたが、老朽化にともなって現在の場所へ移転されました。

見た目が古城のようなデザインになっているのは、琉球時代のお城の石垣を参考にしたデザインだからだそう。
翌年2008年にはグッドデザイン賞を受賞し、建築物としても一見する価値があります。

こんなに重厚的な外観ですが、太陽の光による熱の負担が軽減されるような建築の工夫がこらされているんです。常夏の島、沖縄ならではですね。沖縄県立博物館館外の博物館屋外展示をはじめ、博物館常設展、そしてさわって学べるふれあい体験室と全部で3つのブースからできていてボリューム満点。
併設する美術館も併せて見るとなると、一日あっても見きれないほどです。

今回はその中で「博物館常設展」をメインに見学。以下ではその詳しい様子をご紹介します。

2. 博物館常設展を見学してきた

沖縄県立博物館「沖縄県立博物館・美術館」は、ゆいレールおもろまち駅から3ブロックほど離れた場所に位置しています。

歩くと10分ほどかかるんですが、DFSや大型ショッピングモールの中を通って行けるので意外とあっと言う間に着きますよ。

沖縄県立博物館正面入口前では博物館屋外展示がお出迎え。

こちらでは赤瓦の民家はじっさいに中に入って撮影も可能。イベントなどを行う場所としても使われています。沖縄県立博物館入館したらまずは発券所でチケットを買って、受付スタッフに渡しましょう。
企画展のチケットを買うと、博物館常設展もご覧になれます。沖縄県立博物館今回は常設展のみなので、大人1人で410円でした。
70歳以上・障がい者手帳をお持ちの方は無料で入館できます。

博物館常設展はゆいレールフリー乗車券や沖縄美ら海水族館、首里城公園の半券で割引もあるんです。

帰り際に気付いたのですが、音声イヤフォンガイドもこの受付から無料で借りられたのだそう。惜しいことをしました(泣)

2-1 見学時間が短くてもこれだけは見ておこう!

沖縄県立博物館今回博物館を訪問したのは平日の15時頃。

混みこみというわけではありませんでしたが、若い人や家族連れ、ご年配の方など色んな年齢層の人たちが訪れていました。沖縄県立博物館博物館常設展のテーマは「海と島に生きる」。
人類が誕生するはるか昔から戦後の沖縄までが通史的に見ることができる総合展示、また5つの部門展示があります。

展示物も多岐に渡り、沖縄の自然にまつわるもの・美術工芸品・じっさいに使われていた生活用品など、色んな視点から沖縄の歴史が探れます。

順路が後半になっていくにつれて、時代が進んでいくようになっているので、とても見学しやすいんです。

とはいえかなりの面積を誇るこの博物館、すみからすみまで見ようとするとかなりの時間を要するもの。

しかもこの後予定が入っていた筆者、見どころをおさえたいと思っていたところ入口でこんなものを発見。沖縄県立博物館「これだけは見逃すな!」の文字が際立つ、手づくりチラシ。裏面にはそれぞれの詳しい解説が書かれています。

ブースごとにひとつずつピックアップされているので全部で10展示、これなら滞在時間がそこまで長くなくても大丈夫。

以下では、中でもイチオシしたい3つの展示物をご紹介!

まずは天然記念物ヤンバルクイナのはく製。自然史ブースで見られます。沖縄県立博物館はく製とはいえ、本物のヤンバルクイナってそう簡単には見られないもの。
この他にも琉球弧の動物のはく製が数多く並び、ちょっと夢に出てきそうなほど迫力がありました。

こちらは国指定重要文化財の旧首里城正殿鐘(万国津梁の鐘)。王国の繁栄ブースで見られます。沖縄県立博物館沖縄県立博物館・美術館所蔵

30分毎にゴーンとした音が鳴りますよ。外国人観光客の方も興味深そうに写真を撮っていました。

さいごにご紹介させていただくのは沖縄がアメリカに統治されていた頃のナンバープレート。

総合展示のラストとなる戦後の沖縄ブースで見られます。沖縄県立博物館沖縄県立博物館・美術館所蔵

一見なんてことのないナンバープレートですが、かつてはこれで軍人の身分を区別していたそうです。
英数字の下「KEYSTONE OF THE PACIFIC」の文字が印象的でした。

ネタバレになってしまうのでこの辺までにしておきますが、他の展示物も見応え抜群。

一通り見て回り、だいたい1時間半くらいかかりました。
長い人だと2~3時間かかる方もいるそうです。

主要な展示物にはQRコードがついていて、自分のスマホやタブレットで解説を読むことができます。

ブースごとに展示監視員の方がいるので、気軽に質問してみるのもオススメ。
じっさいに質問させていただきましたが、とてもフレンドリーに対応していただけましたよ。また毎週 水・金・日の14:00~17:30にボランティア解説ガイドも開催しています。

基本的にほとんどの展示物は撮影がOKなのもポイントです。(写真撮影禁止の展示物には禁止アイコンがあります)

2-2 さわって学べるふれあい展示室

沖縄県立博物館博物館常設展の入口すぐ横にある「ふれあい体験室」では、博物館常設展とリンクした37種類ものハンズオン展示(さわって体験できるキット)で遊びを通して沖縄の文化を学べます。

三線を引いたり、着物を着たり、民芸品にさわったり。

室内にはスタッフの方が在中していて遊び方を教えてくれるのが嬉しいトコロです。

毎週土曜日には色んなイベントが開催されているので、訪問する前に公式ホームページからチェックしてみましょう!

3. おわりに-基本情報-

いかがでしたでしょうか。
訪れた日はちょうど台風が接近していて外は大雨、そんな中でも楽しめるのが博物館の良いトコロだなと感じました。

また館内3階には全面ガラス張りのおしゃれなレストラン「カメカメキッチン」もあり、優雅にランチを楽しんでいる地元の奥様らしき方もちらほら。
今年の5月にできたばかりで、お食事だけしに訪れる人も多いほど評判なのだそう。

正直何が展示されているのかよく分からないまま訪問したのですが、それでも十分に楽しめる内容でした!
沖縄の歴史が楽しく学べるだけでなく、全国的に見ても貴重な文化財が展示されているので一見の価値アリ。

いつもと違う沖縄観光を楽しみたいツウな方、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?


<沖縄県立博物館・美術館>
ゆいレールおもろまち駅から徒歩約10分
住  所:〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
電  話: 098-941-8200
休館日:月曜日(月曜日が祝日及び振替休日又は慰霊の日の場合は開館し、その翌平日が休館)・年末年始(12月29日から1月1日まで)・その他
営業時間: 通常9:00~18:00 金・土曜日のみ09:00-20:00
(入館はいずれも閉館時刻の30分前まで)
駐車場: 有り158台(無料)
公式HP:http://www.museums.pref.okinawa.jp

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