美ら海水族館、古宇利大橋、瀬長島ウミカジテラス、どこも素敵な場所だけど定番すぎる!なんて方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな沖縄観光上級者に向けた、自然とともに少しディープな沖縄を堪能できるスポットを紹介します。
1.具志川城跡
2.ター滝
3.タッチュー
4.ザネー浜
5.伊計島
6.久高島
7.野底岳
8.撮影場
9.トゥマイグシク
10.八重干瀬
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1.具志川城跡
沖縄にはたくさんの城跡がありますが、この具志川城跡はその中でも珍しく海のそばにあります。
城壁こそは残っているものの城の面影は少ないため、城好きにとっては物足りないかもしれませんが、国指定文化財に指定されています。
何よりも、沖縄の青い海を目の前に一望できる城跡は滅多にありません。
沖縄本島のほぼ最南端にあるため観光客や地元民も少なく、穴場スポットと言えます。
崖を降りた奥の方には天然プールがありますが、安全面や利用者のマナーの悪さが問題視されており立ち入り禁止となっています。
<具志川城跡>
沖縄県糸満市喜屋武1730-1
2.ター滝
沖縄といえば、青い海、白い砂浜をイメージする方も多いでしょう。
高い山はない沖縄ですが、マイナスイオンたっぷりの滝がいくつかあり、その代表がター滝です。
片道30分〜40分ほどの程よいトレッキングの末、高さ約10mの滝にたどり着くことができるのがター滝の魅力。
滝に打たれることもできますし、滝壺周辺にあるターザンロープで遊ぶことができます。
水深が浅いため子どもも楽しめますが、道中にある深いポイントでは飛び込みが可能など、バラエティ豊か。
ター滝はヤンバルという国立公園に指定されている森の中にあるため、道中はヒカゲヘゴという恐竜時代を彷彿させる樹木や、天然記念物に指定されている生き物を見ることもできます。
<ター滝>
沖縄県国頭郡大宜味村津波
関連記事:定番の一歩先へ!やんばるの秘境“ター滝”アクセスガイド
3.タッチュー@伊江島
沖縄県北部にある本部港からフェリーで約30分の場所に位置している離島”伊江島”。
その伊江島のシンボルが城山(グスクヤマ)、通称”伊江島タッチュー”です。
タッチューとは沖縄の方言で先が尖っている様子のことを表しており、城山はその見かけからタッチューと呼ばれています。
海抜は172mとそこまで高くありませんが、島全体が平坦なことから異様なまでの存在感を放っています。
沖縄本島北部に足を運んだことがある方ならほぼ間違いなく見たことがあるでしょう。
遠目から見るだけでもいいですが、頂上に行くと360°の絶景パノラマを見ることもできますよ!
<タッチュー>
沖縄県国頭郡伊江村東江上552
関連記事:伊江島タッチュー20分のお手軽登山で城山の絶景
4.ザネー浜(Beach51)
恩納村真栄田にあるザネー浜は、青の洞窟で有名な真栄田岬のすぐ近くにあります。
本当にここ?というような場所を抜けると、一気に水平線が広がります。
目の前に広がる海は崖の上から見ても地面が見えるほど透明度が高く、沖縄本当の中でもトップレベルの美しさ。
最近はウエディングフォトの撮影で使われるなど、有名になってきましたが、知名度はそこまで高くないため、ゆっくりと絶景を楽しむことができるのも魅力。
近くにある階段から崖の下に降りると、岩の窓でフォトジェニックな写真を撮ることもできるので、ぜひ足を運んでみてください。
<ザネー浜>
沖縄県国頭郡恩納村真栄田岬712-2
関連記事:BEACH51の行き方|「岩の窓」が人気のフォトスポット
5.伊計島
沖縄市うるまの海中道路をわたった先、4つの島の一番はじっこに伊計島はあります。
沖縄本島から車でアクセスできるものの、そこは正真正銘の島時間が流れています。
なかでもイチオシなのが大泊ビーチ。砂浜と海のキレイさが抜群です。
伊計島といえば伊計ビーチが有名で、大泊ビーチは2番手のイメージがあるのですが、だからこそプライベート感が味わえます。
伊計島に至るまでの道中にはシルミチュー(浜比嘉島)や果報バンタ(宮城島)などパワースポットも点在していますよ。
<伊計島>
沖縄県うるま市与那城伊計
6.久高島
沖縄本島南部にある安座真港から高速船で約15分のところにある島“久高島”。
神の島とも呼ばれるこの島は、琉球を創った神様“アマミキヨ”が降り立った島と言われています。
島内は神聖な場所や立ち入り禁止とされている場所も多くあるため、島に行く際は必ずルールに目を通しておきましょう。
神聖な場所であるおかげで、人の手がついていない場所も多く、そのままの自然が残っている島。
イカや魚が泳いでいる姿が上からでも見えるほど透明度の高い海、県指定天然記念物の木“クバ”や“モンパノキ”なども見ることができます。
圧倒的な絶景ではありませんが、ゆったりとした雰囲気の中で美しい自然を見ることができます。
<久高島>
沖縄県南城市知念安座1062(安座間港:久高島行き船発着港)
関連記事:レンタサイクルで行く!神の島「久高島」旅のすすめ
7.野底岳(マーペー)
野底岳(のそこだけ)は、石垣の人からは “野底マーペー(ぬすくまーぺー)”と呼ばれている島内で2番目に高い山です。
2番目に高いといっても標高は約280mで、車を停めてから15分ほどで頂上まで行ける登りやすい山になっており、のんびり行けば子どもから高齢者まで登ることができます。
傾斜が少し急な場所もありますが、ロープが張られていたり、案内板があったりするため、道に迷う心配はありません。
頂上には大きな岩がいくつかあり、その上に登って景色を楽しむことができます。
道中も楽しく頂上からの景色はかなりの絶景なのでオススメです!
<野底岳>
沖縄県石垣市野底
8.撮影場@石垣島
川平(かびら)にあるタバガービーチは、ウエディングフォトの撮影場によく使われていることから、撮影場とも呼ばれています。
石垣島の有名な観光地「川平湾」の近くにあるこの場所の海の綺麗さは、石垣島でもトップレベル。
観光地化はされておらず、ナビを使用しても迷うほどわかりにくい場所にあるため、まさに秘境のビーチと呼べるでしょう。
手作りのブランコもあるため、インスタ映えを狙った写真を撮ることもできます。
海に入って楽しむことはもちろん、ブランコに揺られながら海を見るだけでも十分に満足できる場所となっています。
<撮影場>
沖縄県石垣市川平
関連記事:インスタ映え!タバガービーチの行き方|石垣島のブランコがあるプライベートビーチ
9.ヌドクビアブ
伊良部島にあるヌドクビアブは、畑のなかにひっそりとある縦長の洞穴。
穴のなかはゴツゴツの岩に木の根がつたい、まさに南国らしい自然が息づいています。
ヌドクビアブを特徴づけるのは、ごつごつの岩肌のなかにある武骨な階段。
この階段は戦時中日本軍によって造られたものだとか。
手付かずの自然のなかにある人工物は、違和感を超えた雰囲気を醸し出しています。
<ヌドクビアブ>
沖縄県宮古島市伊良部池間添
10.八重干瀬
宮古島にある八重干瀬(やびじ)は、周囲約25kmの珊瑚礁群。
どこまでも広がる珊瑚礁は、その美しさから「日本のグレートバリアリーフ」とも称されています。
日本最大級の卓上サンゴ礁群として、国の名勝や天然記念物にも指定されているほど貴重な場所ですが、ダイビングやシュノーケリングを楽しむことができます。
さまざまな種類の珊瑚礁を見ることができるのはもちろん、透明度もかなり高く、コンディションがいい日は視界が50mもあるのだとか。
その美しさは、世界トップレベルといっても過言ではありません。
宮古島に足を運ぶ際は、必ず足を運んでいただきたい場所です。
<八重干瀬>
沖縄県宮古島市平良池間
関連記事:宮古島の絶景シュノーケリングスポット八重干瀬の見どころ・楽しみ方
おわりに
上級者向けの沖縄観光スポット紹介、いかがでしたか?
定番の場所にも良さがありますが、そこからさらに一歩踏み込むと、一味違った沖縄の良さを感じられるのではないでしょうか。
観光客のマナーの悪さから封鎖を余儀なくされる場所もあるため、行く際は必ずマナーを守ってくださいね。