沖縄の海に潜ると見られる美しい色や姿のサンゴたち。
しかし、その姿が見られるのは海中だけではありません。
自然の宝庫である沖縄県には、無数のサンゴ礁から成る鍾乳洞を陸地で鑑賞することができるのですよ。
何十年、何百年もの歴史の中で、少しずつ成長してきた鍾乳洞からは自然の神秘を感じられるでしょう。
洞窟内にあることから鍾乳洞の中は気温が低いので、真夏の旅行ではひんやりとした空気に癒やされるはず。
今回は沖縄の中でも選りすぐりの鍾乳洞を紹介します。大自然がつくり出した鍾乳洞の世界はまさに絶景で、また一段と沖縄を好きになれそうですね。
<もくじ>
1. 玉泉洞(inおきなわワールド)
2. 石垣島鍾乳洞
3. パンプキンホール
まとめ
1. 玉泉洞(inおきなわワールド)
築年数100年以上の古民家を移築して、昔の沖縄の街並みを再現したレジャー施設「おきなわワールド」。広大な敷地内にはハブ博物公園や熱帯フルーツ園、そして琉球ガラスの体験が楽しめる作業所があります。
その中でも大きな面積を占めているのは、サンゴ礁から生まれた大鍾乳洞が揃う玉泉洞。日本最大級の規模を誇る鍾乳洞で、見ごたえはたっぷり!
特に幅20m、奥行き80m、高さ20mの広さの中に無数の鍾乳石が立ち並ぶ東洋一洞は見ものです。
きらきら光る鍾乳洞はまさに大自然の芸術と言えるでしょう。
施設名:おきなわワールド(玉泉洞) 住所:沖縄県南城市玉城前川1336 電話番号:098-949-7421 営業時間:9:00~17:00(年中無休) 大人:フリーパス1,700円 王国村・玉泉洞1,300円 4歳~中学生:フリーパス850円 王国村・玉泉洞650円 公式HP:http://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/ 鍾乳洞の全長:約5,000m(公開しているのは890m) 所要時間:約60分 |
【夏限定】ふだんは行くことのできない玉泉洞の未公開エリアを、ケイビングインストラクターと一緒に探検しよう!
2. 石垣島鍾乳洞
石垣島にも鍾乳洞があることをご存知ですか?バンナ公園の近くにある石垣島鍾乳洞ではおきなわワールド同様に体験や見学を楽しめます。
石垣島鍾乳洞ならではの見どころと言えば、「となりのトトロ」の形によく似た、「トトロ鍾乳石」。写真スポットになっているので、立ち寄った際には記念写真を撮りましょう。
暗い洞窟内には色とりどりのイルミネーションが施されていて、カップルで訪れるとムードが盛り上がるでしょう。
「神々の彫刻の森」と名付けられた長さ40m、幅20m、高さ6mの大広場では、周囲10mの巨大な鍾乳石が印象的です。
レストランやお土産ショップ、植物園と他の施設も充実しているので、一日かけて遊ぶことができるでしょう。
施設名:石垣島鍾乳洞 住所:沖縄県石垣市石垣1666番地 電話番号:0980-83-1550 営業時間:9:00~18:00(最終受付18:00) 大人:1,100円 4歳~中学生:550円 公式HP:http://www.ishigaki-cave.com/ 鍾乳洞の全長:約3,200m(公開しているのは660m) 所要時間 約30分 |
3. パンプキンホール
体験やマリンスポーツなどさまざまな体験ができる「アソビタウン」のなかでもおすすめなのは、カヤックに乗って行う「鍾乳洞体験」。
「パンプキンホール」と呼ばれる大きな洞窟に入っていくと、名前通りかぼちゃの形をした大きな鍾乳洞に触れることができます。
カヤックの乗り方をマスターしなければならないため、少しだけ大変ですが、その分巨大なパンプキンホールに触れたときの感動はひとしおです。
満潮時には洞窟に入ることができないので、潮が引いている時間帯を狙って参加してみましょう。
他にも「アソビタウン」内には、世界中から集められた貝が揃う「貝資料館」や貝細工作り体験のできる「貝細工工房」、海の幸や沖縄料理を味わえるレストランがあります。
施設名:アソビタウン(宮古島海宝館) 住所:沖縄県宮古島市城辺字保良591-1 電話番号:0980-77-2323 営業時間:9:00~17:00(年中無休) 入場料金:無料(鍾乳洞体験は3時間8,420円・ランチ付き) 公式HP:http://kaihoukan.co.jp/ 鍾乳洞の全長:不明 所要時間:約3時間 |
まとめ
沖縄県内に100以上も存在すると言われている鍾乳洞ですが、せっかく行くのであれば有名なものを目にしておきたいですね。
気軽に見学できる施設もあれば、カヤックに乗っていくものもあり、雄大な自然に触れることができるでしょう。