沖縄を愛する皆様こんにちは。夫の一大決心によって、沖縄へ移住し3年目の移住妻です。
突然ですが、年齢を重ねるごとに1年の体感時間って短くなりませんか?
移住妻は、2019年がとっくに後半戦だと思うと震えます。この現象は一体なんでしょうか。
子供のころ“1年”という単位はとても長く、春夏秋冬それぞれの季節を思う存分に楽しんでいたはずなのに・・・。
ということで、今回は季節の移ろいを感じ四季を楽しむための話題。そう、沖縄の春夏秋冬あるある話をご紹介したいと思います♪
1年中ずっと暖かいイメージの沖縄ですが、住んでみれば季節ごとに独特のアレコレがたくさんあるのです!
(※記事中の出来事は全て事実ですが、あくまでも移住妻&夫の視点から感じたものです。どうぞ悪しからずご容赦くださいませ)
<もくじ>
1.春|マスクを捨てよ、海へ行こう
2.夏|やっぱりみんな夏が好き
3.秋|イリだ!アガリだ!シシマイだ!
4.冬|沖縄の正月は3回くる
5.沖縄にだって季節感あるある!
1.春|マスクを捨てよ、海へ行こう
春(3・4・5月)―――
短い冬と長い夏に挟まれて、秋と並んで存在感が薄い季節。沖縄に春を告げる花・緋寒桜は3月にはとっくに終っていて、5月にもなれば短時間のアウトドアでも真っ赤に日焼けする、そんな季節のお話。
ある春の日。
妻:『こんなに良い天気なのに、日焼け止め忘れちゃったよ』
夫:『焼けるかもねぇ。そういえばS君もシーミーで真っ黒になってたよ』
妻:『沖縄の日差しは容赦ないからね・・・』
夫:『でも花粉症が酷くて外出できないのに比べれば、今の方がいいでしょ?』
妻:『うん、お出かけ最高♪』
夫:『あ、そうだ。今日、海に行った帰りにサンエー寄っていいかな?』
妻:『もちろん。そろそろ今年のかりゆしウェアを用意しないとね!』
それでは、1つずつ説明しよう。
シーミー(清明祭)
沖縄に数ある旧暦行事のひとつ。4月はじめ頃の「清明の節」と呼ばれる時期に、家族や親戚がそろって先祖のお墓参りをする日です。キレイに掃除したあとは、墓前にレジャーシートを敷きご先祖様と一緒にご馳走を楽しみます。三線(さんしん)片手に唄ったり踊ったりもします。
この時期、男性は墓掃除のため真っ黒に日焼けし、女性は家族・親戚みんなで食べるご馳走を準備するため大忙し。大変だけど、とっても盛り上がるイベントです。
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花粉症
ご存知の方も多いように、沖縄には花粉症がほぼありません。だから、春にマスクをしていると「風邪?」と心配されます。ちなみに、この時期のマスクは蒸れて不快なことこの上ないので要注意。
海
暖かい沖縄は海開きも早い!3月ごろからスタートし、5月に入るころには、ほとんどのビーチで海開きが完了しています。
また旧暦の3月3日には、各地のビーチ・海岸で「浜下り(ハマウリ)」が行われるのも特徴。地域によって若干の違いはありますが、海へ行って災厄や不浄を祓い清める行事です。
重箱にご馳走を詰めて海でピクニックをしたり、潮干狩りを楽しんだり・・・移住妻的には、この浜下りの時期を境に、釣りやBBQなどの“海レジャー”を楽しむ県民が増える気がしています。
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かりゆしウェア
鮮やかな色や柄でお馴染みのかりゆしウェア。ちなみに環境省が推奨する2017年クールビズ期間は5月1日~10月31日ですが、沖縄では多くの人がクールビズ期間以外にもかりゆしウァアを着ています。
沖縄のデパート“サンエー”には、かりゆしウェアのCMソングがあり、『1way♪2way♪サンエーかりゆし♪』のメロディーがテレビやラジオから流れてくると、移住妻は「今年もかりゆしウェア用意しなきゃ!」という気持ちになります。