沖縄旅行最終日はレンタカー返却時間が気になるところ。中部や北部に滞在している場合は、渋滞も考慮してなるべく余裕を持って那覇入りしておくのが安心です。
そして早めに那覇に着いて時間を持て余したら、返却時間まで空港近辺で最後のひと遊びをして、グルメ&ショッピングも楽しんじゃいましょう!
<もくじ>
1.〆の観光
1-1.首里さんぽ
1-2.やちむん通り
1-3.波の上ビーチ
2.〆の食事
2-1.沖縄そばのお店 亀かめそば
2-2.沖縄そばのお店 後殿山
2-3.ウミカジテラス
3.お土産スポット
3-1.道の駅
3-2.スーパーマーケット
4.那覇空港周辺の渋滞ポイントを把握しておこう
5.おわりに
1.〆の観光
1-1.首里さんぽ
那覇市の東側に位置する「首里エリア」は首里城をはじめ、歴史と趣を感じるエリア。もちろん首里城に行ってもいいのですが、周辺をぶらりと散歩するのもおすすめ。
首里城公園の西側にある金城町には、住宅街のなかに石畳の道が残っています。
首里城の近くなのにとても静かなエリア。眼下に広がる市街地を眺めると昔の人々の生活が目に浮かぶよう。
勾配がきつく、石畳でガタガタしている場所も多いので歩きやすい靴で出かけましょう。
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1-2.やちむん通り
国際通りからもほど近い「やちむん通り」はぶらぶらお散歩しながらやちむん探しをするのにピッタリなエリア。
趣ある静かな路地に工房やショップが建ち並び、あちこちを行き交う猫の姿も。
晴れの日はもちろん、雨が降ると一層しっとりと風情を感じられるエリアです。
伝統的なデザインのものから、若手作家による個性的なものまで、お店によってやちむんのデザインや品ぞろえはまちまち。運命のうつわを見つけて、毎日の食卓に沖縄の風を吹かせましょう。
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1-3.波の上ビーチ
那覇空港まで車で約10分という距離にあり、那覇市唯一のビーチである「波の上ビーチ」。ややこじんまりしたビーチの目の前には橋がかかっているという、他のビーチでは見られない光景もまた良し。那覇市内とはいえど、透明度は高いし砂浜もとってもきれいです。そして、ビーチのとなりの崖の上には沖縄で最も社格が高いといわれる「波上宮」があります。初詣や七五三シーズンには大変混みあう人気の神社で、風が抜ける崖の上からの見晴らしも楽しめます。
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2.〆の食事
2-1.沖縄そばのお店 亀かめそば
「波の上ビーチ」から歩いてすぐのところにある「亀かめそば」は地元客に愛される沖縄そばのお店。
券売機でチケットを購入したら好きな席について待つ、というスタイルなうえ、店内には地元客が多くローカル感を楽しめます。
コリコリッとした食感の軟骨がどーんと乗っている「軟骨ソーキそば」はこってりめの味付けで食べ応え◎
テーブルの上に無造作に置かれたザルには生のヨモギが入っているので、お好みでトッピングしてみて。
2-2.沖縄そばのお店 後殿山
首里エリアにある「後殿山(うどぅんやま)」は築150年以上といわれている赤瓦屋根の古民家を使った沖縄そば屋。
入口ではたっぷりの緑と趣あるのれんが出迎えてくれて、店内に入る前から癒しムードであふれています。
こちらの麺はプレーンなものに加えて「胚芽麺」があり、どのメニューでも選択可能。
化学調味料を一切使わないカツオだしのやさしい旨味が、体のすみずみにじんわり染みわたり、食べ終えたあとに心地よい満足感を感じられることでしょう。
2-3.ウミカジテラス
那覇空港から車で約15分のところにある橋で渡れる離島「瀬長島」。その島内にある「ウミカジテラス」は飲食店やショップが42店舗入ったモダンな雰囲気の施設。一面真っ白にデザインされているので、フォトスポットとしても人気です。ハンバーガーや沖縄そば、ジェラートにサーターアンダギーと、レストランのラインナップは食事からデザートまでカバーする充実度で◎ ぜひテラス席で海に浮かぶ那覇空港の滑走路を見晴らしながら食事を楽しんで。
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3.お土産スポット
3-1.道の駅
那覇市の南側にある豊見城市にある「道の駅豊崎」。空港から車で約17分の距離なので、旅のおわりに沖縄らしい野菜やフルーツ、加工品や調味料などをどっさり買い込むのにピッタリ。レストランスペースもあり、沖縄料理を気軽に楽しめます。さらに南に進むと「道の駅いとまん」があり、こちらはさらに野菜やフルーツの品揃えが豊富。持ちきれなかったら配送もできますよ。
3-2.スーパーマーケット
ゆいレール「小禄」駅の目の前にある「イオン那覇店」は空港から近い市街地にありながら、かなり大規模なのでお土産を短時間にぱぱっと購入するのに便利です。食料品売り場には空港等でも見かけるメジャーな沖縄土産も売っていますし、お土産専門店にはさらにツウなお土産も並びます。食料品売り場は朝7時から営業しているので、午前中の便で帰る時にさらに重宝します。
4.那覇空港周辺の渋滞ポイントを把握しておこう
まず知っておきたいのは、沖縄は車天国で車通勤者が多いということ。そのため、7:00~9:00と16:30~19:00の通勤時間帯はバスレーン規制がかかることもあいまって、那覇市内の道路はもちろん、市外でさえも渋滞が発生しやすくなります。朝は那覇市に向かう車線、夕方は那覇市から南北へ向かう車線が混みあうので、朝早くに空港方面へ移動する場合は要注意。
中部・北部エリアから那覇空港周辺に向かう場合、特に混みあうのは58号線と330号線。そしてバス通りにもなっている国際通りは日中を中心に慢性的に混雑しています。国際通りに出かける時は、少し離れたパーキングに停めるのがおすすめ。
また、高速道路の入口/出口付近も混みあいやすいポイントですが、中部・北部から南下する際に58号線や330号線で大渋滞にはまるよりは、高速を利用して那覇に入ってしまう方が時短できる可能性は高いです。
5.おわりに
レンタカー返却はフライトの約2時間が定番ですが、那覇市外に滞在している場合は渋滞を考慮して早めの那覇入りがおすすめ。そして余裕の那覇入りを果たしたら、レンタカー返却時間まで存分に最後の那覇ぶらりを楽しみましょう! もちろん那覇市内は渋滞がもっとも激しいので、あちこち回って返却時間に遅れそう! なんていう失敗には気を付けて。
アサミ
沖縄愛が止まらない東京在住ライター。2人の怪獣男児と沖縄を旅しながら、子連れにやさしいお店や宿、旅行テクニックを蓄積中。
著書「子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117 」