美しい自然が多く残る沖縄。市街からでも少し車を走らせれば、そこには満天の星空!
お天気のよい日に夜空を見上げれば、両手では足りないくらいの流れ星を見つけることだって出来ちゃいます♡
とはいえ、街灯が多い市街地では思いのほか星空を楽しめないのもまた事実。
ということで今回は、沖縄の星空をより美しく楽しむことができ天体観測スポットを10か所、厳選してご紹介いたします。
ぜひ次回の沖縄旅の参考にしてみてくださいね。
<もくじ>
0.天体観測に行く前に
1.沖縄本島・北部の天体観測スポット
1-1.【満天度:★★★★☆】辺戸岬周辺
1-2.【満天度:★★★★★】茅打ちバンタ
1-3.【満天度:★★★★★】国頭村森林公園
1-4.【満天度:★★★☆☆】古宇利大橋&古宇利島
1-5.【満天度:★★★★☆】本島北部のダム
2.沖縄本島・中部の天体観測スポット
2-1.【満天度:★★★★☆】万座毛
2-2.【満天度:★★★☆☆】残波岬
2-3.【満天度:★★★☆☆】浜比嘉島~伊計島周辺
3.沖縄本島・南部の天体観測スポット
3-1.【満天度:★★★☆☆】百名ビーチ
3-2.【満天度:★★☆☆☆】奥武島
4.美しい沖縄の夜空をもとめて
0.天体観測に行く前に
星がキレイに観えるということは暗いというコト。
場所によっては運転や歩行に注意が必要な場所があります。
ハブがいる沖縄では、草むらなどに無闇に入るのも危険。昼間に観察場所の下見をしたり、明るいうちに移動をしておくと安心です。
またライトなどの明るい光は、他の人の天体観測の邪魔になることも。観測場所に到着したらライトを消すなどの配慮も忘れずに。
楽しく・安全に・マナーを守って天体観測を楽しんでくださいね!
☆各スポットの『満天度』について☆
肉眼での星の見え方を★5つで評価しました。ただし周辺環境や気象条件によって星の見え方は変化します。
どうぞ悪しからずご容赦くださいませ。皆さまの星旅のご参考になれば幸いです。
1.沖縄本島・北部の天体観測スポット
沖縄本島で美しい夜空を観るなら、やっぱり北部まで足を伸ばしてみるのがオススメ!
名護より北に行くほど、キレイな星空を見ることができます。
綺麗な星が見られるかも?沖縄本島北部のホテルコラム
1-1.【満天度:★★★★☆】辺戸岬周辺
沖縄本島の最北端の人気スポット。
目の前に与論島、休憩所(辺戸岬駐車場)周辺には若干の灯りがありますが水平線近くまで星を見ることができます。
また辺戸岬周辺の海岸や「ヤンバルクイナ展望台」は、本格的な天体写真を撮影したい人にもオススメ。ただし「ヤンバルクイナ展望台」の駐車場までは、細く暗い道が続くので運転には充分な注意が必要です。
【辺戸岬へのアクセス】
那覇空港自動車道「許田IC」より、国道58号線を経由して所要時間:約80分
1-2.【満天度:★★★★★】茅打ちバンタ
辺戸岬と並んで、北部の景勝地として知られる茅打ち(かやうち)バンタ。
周辺集落の灯りが若干あるものの『天の川がすぐ分かる』ほどキレイな星空を観ることができる人気の天体観測スポットです!
【茅打ちバンタへのアクセス】
那覇空港自動車道「許田IC」より、国道58号線を経由して所要時間:約70分
1-3.【満天度:★★★★★】国頭村森林公園
©OCVB
ファミリーで天体観測を楽しめるスポット。
広い駐車場はもちろん、園内にはキャンプ場がありトイレなどの設備が充実しているのも嬉しいポイント。連休やキャンプシーズンには多くの人で賑わいます。
気軽に星空を楽しみたい人にも、本格的に天体観測をしたい人にもオススメのスポットです♪
【国頭村森林公園へのアクセス】
那覇空港自動車道「許田IC」より、国道58号線を経由して所要時間:約60分
1-4.【満天度:★★★☆☆】古宇利大橋&古宇利島
©OCVB
古宇利大橋&古宇利島(こうりじま)も、手軽に天体観測を楽しみたい人にオススメ!
古宇利大橋の周辺は、適度に灯りがあるので安心して星空を楽しむコトができます。
また島内に入れば、灯りの影響をそれほど受けずに天体観測ができる場所も。(海側が狙い目です!)
北部にある天体スポットの中では、抜群の良アクセス。ロマンチックに星空ドライブを楽しみたい人は是非♡
【古宇利島へのアクセス】
那覇空港自動車道「許田IC」より、所要時間:約40分
1-5.【満天度:★★★★☆】本島北部のダム
©OCVB
星好きの間で、度々あがる天体観察スポットが沖縄本島・北部にあるダム。
山間にあるためアクセスが大変なこと、管理所の明かりが一晩中ついていることなど、賛否がわかれるスポットですが、静かに星空を楽しみたい人にはピッタリの場所です。
北部にある9つのダムのうち、特にオススメは下記2ダム。
どちらも明るいうちに移動するのがオススメです。
■福地ダム(ふくじダム)|東村
県内最大のダム。公園や展望台・資料館もありファミリーにも人気です。(※上写真は福地ダム)
【福地ダムへのアクセス】
那覇空港自動車道「許田IC」より、所要時間:約70分
■辺野喜ダム(べのきダム)|国頭村
“満天の星空が見られるダム”というキャッチフレーズが付いているダム。星座や北極星の位置がわかる「星空の広場」もあります。(でも夜は、ほぼ真っ暗です)
【辺野喜ダムへのアクセス】
那覇空港自動車道「許田IC」より、国道58号線を経由して所要時間:約80分
2.沖縄本島・中部の天体観測スポット
『北部まで移動するのは大変・・・』というアナタもご安心を。
中部にもキレイな星空が見られる場所はたくさんあります!
2-1.【満天度:★★★★☆】万座毛
恩納村にある万座毛(まんざもう)も沖縄屈指の景勝地。
周辺の灯りの影響はそれほどなく、キレイな星空が広がります。条件があえば、天の川もくっきり見えますよ♪
駐車場からは遊歩道が整備されていますが、夜は足元がかなり暗くなりますので充分な注意が必要です。
【万座毛へのアクセス】
那覇空港より那覇空港自動車道で「屋嘉IC」まで。その後、県道88号線を経由して所要時間:約60分
2-2.【満天度:★★★☆☆】残波岬
©OCVB
サンセットで有名な残波岬(ざんぱみさき)も天体観測ができる場所。
灯台やホテルがあるため、本格的な観測や撮影は少々難アリですが、肉眼でも手が届きそうなくらいの星空を見ることができます!
広い駐車場や公園が整備されているので、サンセットと合わせてのんびり過ごしてみるのも◎。
【残波岬へのアクセス】
那覇空港より国道58号線を経由して、所要時間:約65分
2-3.【満天度:★★★☆☆】浜比嘉島~伊計島周辺
うるま市の勝連半島から「海中道路」を渡り、車で行ける4つの離島。
透き通るブルーの海、のんびり流れる島時間・・・昼間のドライブも気持ちイイけど、夜空の美しさも見逃せません!
夜は海中道路を過ぎたあたりから、グッと星が明るく見えるようになります♡
■浜比嘉島(はまひがじま)
浜比嘉大橋を渡って左(島の東側)がオススメ。
【浜比嘉島へのアクセス】
那覇空港から那覇空港自動車道で「沖縄北IC」まで。その後、県道36号線をうるま方面へ。海中道路(県道10号線)を経由し、所要時間:約70分
■伊計島(いけいじま)
集落を抜けた先は満天の星空。農地を通る道は、見通しが悪い場所も多いので安全運転を忘れずに。
【伊計島へのアクセス】
那覇空港から那覇空港自動車道で「沖縄北IC」まで。その後、県道36号線をうるま方面へ。
海中道路→平安座島→宮城島(すべて県道10号線)を経由して、所要時間:約90分。
3.沖縄本島・南部の天体観測スポット
北部~中部に比べると空が明るい南部ですが、市街地を抜ければビックリするくらいの星空はすぐそこ。
3-1.【満天度:★★★☆☆】百名ビーチ
美しい星空をひとり占めできる穴場。
聖域として大切に守られてきた天然ビーチは、昼も夜も静かな時間が流れています。
昼間でも入口が分かりづらい百名ビーチ。周辺は街灯も少なく夜はかなり暗いため、初めて行く場合は下見を忘れずに!
【百名ビーチへのアクセス】
那覇空港から那覇空港自動車道で「南風原IC」まで。その後、県道48号線→国道331号線を経由して所要時間:約45分
3-2.【満天度:★★☆☆☆】奥武島
“沖縄天ぷらの島”として有名な奥武島(おうじま)。
本島から橋を渡って行けるこの小さな島がスゴイのは天ぷらだけじゃありません!
集落の灯りはあるものの、海側を見れば満天の星空。
島をグルッと周る海沿いの道に駐車場があるので、車を停めてのんびり星を眺めることができます♪
【奥武島へのアクセス】
那覇空港から那覇空港自動車道で「南風原IC」まで。その後、県道48号線→国道331号線を経由して所要時間:約40分
4.美しい沖縄の夜空をもとめて
『青い海を見て、美味しいものを食べて、お買い物して・・・今日は大満足!』
って寝ちゃうのはもったいないかも。だって、沖縄の空には今日もキレイな夜空が広がっているんですから!
おやすみなさいの前に、ちょっとだけ星を見上げてみませんか?