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泡盛が眠る「金武鍾乳洞の古酒蔵」見学ツアーに行ってきたよ!

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金武鍾乳洞 古酒蔵

金武鍾乳洞の古酒蔵は、金武町にある天然の鍾乳洞を活かし「泡盛」を熟成させているスポット。普段立ち入ることは出来ないのですが、ツアーに参加すれば中に入る事ができます。

天然の鍾乳洞が魅せる自然の偉大さもさることながら、約10,000本を超える古酒の泡盛が並ぶ光景は圧巻・・・!まるで洞窟を探検してるかのような冒険気分を味わいながら、古酒づくりの裏側が覗けます。

この記事では、金武鍾乳洞の古酒蔵見学ツアーの様子や、ボトルキープ、豆腐よう、受付場所のカフェレストラン長楽、アクセスについてお届けします!

<もくじ>
1.金武鍾乳洞の古酒蔵へ行ってみた!
2.記念のボトルキープは贅沢なプレゼント
3.ひと癖ある沖縄土産にいかが?「豆腐よう」
4.見学後のひと休みにピッタリ「カフェ長楽」

もくじをすべて表示

1.金武鍾乳洞の古酒蔵へ行ってみた!

金武鍾乳洞の古酒蔵は金武区公民館裏の地下に位置する鍾乳洞です。普段は施錠されており、ツアー以外では立ち入ることが出来ません。

鍾乳洞の入口はシンプルな銀の鉄格子でそれを覆うように植物が生い茂り、この簡素さにも妙にそそられます。
金武鍾乳洞 古酒蔵
まず入口をくぐると見えてくるのが下へと続く長ーい階段。鍾乳洞は地下30mの深さがあるとのことで、50段ほどの階段で下のエリアまで向かいます。手すりがついているものの、階段が急なので上り下りに不安がある方は要注意。
金武鍾乳洞 古酒蔵
鍾乳洞の長さは270m、中は湿度が100%なのに不快感が全くなく、思ったよりも過ごしやすい。
金武鍾乳洞 古酒蔵
奥へと進んでくと、左右の岩壁に泡盛がズラリ!約10,000本以上の泡盛が熟成されています。
金武鍾乳洞 古酒蔵
なんでも、鍾乳洞の中は気温が平均して18度で一定しているこの環境が泡盛の貯蔵に適しているんだとか。熟成された泡盛は口あたりがまろやかでクセがなくなります。
金武鍾乳洞 古酒蔵
泡盛のボトルをよーく見てみると、黒い汚れのようなものが。
金武鍾乳洞 古酒蔵
実はこれ「汚れ」ではなく、「黒麹菌」なんです。泡盛がより美味しくなるために一役買ってくれている、ありがたい存在。こういった古酒づくりの裏側を覗けるツアーならではの面白さに、またひとつ泡盛の魅力を発見した気がします。

鍾乳洞内は直近の天気によっては水の雫がポタポタと落ちてくるため、濡れても良い格好がオススメです。見学時間は20分ほどとなっています。

金武鍾乳洞の古酒蔵 見学ツアー(要予約)
TEL
098-968-8581

HP
https://www.interlink-okinawa.com/koshugura/

営業時間
10:00/15:30/16:00

備考
見学料:大人550円/中学生440円/小学生330円

2.記念のボトルキープは贅沢なプレゼント

この鍾乳洞に泡盛を貯蔵できる「ボトルキープ」の受け付けも行っています。プランは5年・12年・20年の3つ。自分へのご褒美はもちろんのこと、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれているそうです。
金武鍾乳洞 古酒蔵
職場を退職する方への祝い品や、子どもが生まれたタイミングで「20歳になったら一緒に泡盛を飲みたい」との想いを込め20年貯蔵を申し込む方など、鍾乳洞に保管されている古酒は一つ一つにストーリーがあると言うから感慨深いものがあります。
金武鍾乳洞 古酒蔵
ちなみに、このユニークな取り組みは芸能界にも評判を呼び、全国テレビで活躍する某有名芸能人の方々がボトルキープした泡盛もあるほど。期限が満期になったら、申し込んだ際に記入した住所へ満期のお知らせの手紙が送られるシステム。その際に、ボトルを送るか・取りに来るか、はたまた期間の延長をできるようになっていますよ。

3.ひと癖ある沖縄土産にいかが?「豆腐よう」

手軽なお土産には「豆腐よう」がオススメ。豆腐ようは、島豆腐を米麹・紅麹・泡盛などに漬けた発酵食品。琉球王朝時代から受け継がれてきた歴史ある逸品です。
金武鍾乳洞 古酒蔵 豆腐よう
ここで購入できるのは「金武鍾乳洞の古酒蔵」で熟成した贅沢な豆腐よう。熟成期間が、3ヶ月前後、6ヶ月前後、1年前後の3種類から選ぶことができ、寝かせた期間によって風味が変わってきます。お酒のおつまみとして豆腐ようは愛されているため、お酒好きの方へのお土産にオススメです。
金武鍾乳洞 古酒蔵 豆腐よう

4.見学後のひと休みにピッタリ「カフェレストラン長楽」

金武鍾乳洞の古酒蔵見学ツアーの受付場所「カフェレストラン長楽」は、定食やスイーツを提供する店舗。大きなのあるゆとりある店内、ゆっくりくつろぎながら見学前後の腹ごしらえにぴったりです。
天丼や煮付定食といったメニューがある中、注目なのが金武町の特産品である「田芋」を使った料理。
金武鍾乳洞 古酒蔵 レストラン
里芋の一種で、強い粘りとモチモチ食感が特徴の田芋は沖縄ではお正月にも食べられる縁起物。田芋をふんだんに使った「田いも膳」は長楽一番の人気メニュー。田芋の唐揚げ、田楽など「田芋」を存分に使った御膳は、シンプルながら味わい深く体が喜ぶメニューです。
金武鍾乳洞 古酒蔵 ランチ
同じく田芋を使ったスイーツもぜひ味わってほしい一品。田芋チーズケーキは、チーズケーキの濃厚さと、田芋の粘り気が絶妙なスイーツとなっています。「スイーツに田芋?」と、最初は疑心暗鬼でしたが気が付いたペロリと完食。
金武鍾乳洞 古酒蔵 スイーツ
「金武町の魅力を伝えたい」そんな徹底した想いとこだわりが伝わってくるお店です。

5.金武鍾乳洞アクセス

金武鍾乳洞ツアー受付場所「カフェレストラン長楽」は那覇空港から車で1時間30分ほど。国道(金武バイパス)から横道に入った、山の手に広がる住宅地の中にあります。

駐車場は店舗前にあります。
金武鍾乳洞 古酒蔵 長楽 レストラン
金武鍾乳洞の古酒蔵はカフェと併設しているわけではなく、長楽から車で5分ほどの距離。カフェレストラン長楽で受け付けを行い、バスで行く流れです。

カフェレストラン長楽(金武鍾乳洞の古酒蔵ツアー受付)
住所
沖縄県金武町字金武4348-15

TEL
098-968-8581

HP
https://www.interlink-okinawa.com/kinta/chouraku.html

営業時間
11:00〜16:00 定休日:火曜

おわりに

普段あまり目にすることのない古酒づくりの裏側を覗ける金武鍾乳洞の古酒蔵の見学ツアー。鍾乳洞の利点を活かし泡盛を貯蔵している様子はユニークで、新鮮な体験になること間違いなし。ボトルキープも行っているので、泡盛好きのあの人へプレゼントしてみるのもいいかもしれませんね。

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