夏の沖縄に切っても切れないもの、台風。
台風あり・無しで旅行の内容は大違い。
この記事では沖縄の台風の時期や特徴、降水量についてお話していきます。
ぜひ沖縄旅行計画の参考にしてみて下さいね!
1.沖縄台風の発生時期と特徴
台風のピークは7・8・9月のまさに夏。
2023年の夏に台風6号が沖縄で猛威をふるったのも8月2日の事でした。
7~9月に発生する台風は約15個で、沖縄に接近する割合は30%。
つまり3か月の間に台風は4~5個(月に1~2個)。
上陸したとしても1日~2日、長くても3日で抜けていく事がほとんどですが、波が高いなどの理由でシュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツはもう少し長期間で影響を受けます。
実際に過去どれくらいの台風が接近しているのかみていきましょう。
上記グラフは2015~2019年も那覇市300km以内に接近した数。
月に4回なんて来た年もありますが、平均してみれば指で数え切れるくらいの数なんです。
なぜ台風が夏に来るのかと言うと、太平洋高気圧まわりをまわって日本に向かって北上する台風が多くなるから。
初夏、沖縄は通過地点に位置するので、その分接近度が高まります。
上の地図は、台風のコースです。
7・8月は太平洋高気圧の勢力が強く、また、台風を流す上空の雲がまだ弱いため不安定な経路をとる事が多いのですが、9月以降になると太平洋高気圧の張り出しが弱まる&大陸からの偏西風に乗りやすくなるため、台風の進路が短かくさらにスピードも速くなります。
このため日本に接大きな災害をもたらす台風の多くは9月にやってくるのです。
過去5年の接近した台風の数をみると、7月は沖縄が多いですが、8月・9月は沖縄以外に接近する確率の方が高くなっています。
上記をまとめると
・7月の台風は沖縄状況に要注目
・8月9月は日本全体台風被害が考えられる(沖縄が特別多いという事は無い)
またニュースなどでよく台風沖縄接近などみる事があるかと思いますが、沖縄本島と宮古島、石垣島などの離島など場所でも状況は大違い。
沖縄県那覇市から石垣島まで 410㎞離れています。この距離は東京からですと、北は岩手、西だと神戸までの距離くらいです。
沖縄といっても沖縄は島国なので場所によって影響が全然違います。
2.降水量を確認しよう
台風の次に確認したいのが降水量!やっぱり、雨も気になるトコロ。
不確定要素が多くてなかなか適確にお答えしにくいのですが、今までのデータから推測して頂けると思います。少しみていきましょう。
棒グラフを見てみると、やはり5~6月にかけて梅雨時期と8・9月の台風時期には降水量も増えることがわかります。
気温に関しては、通年通して高めではありますが、6月~10月に掛けては真夏のように暑くなります。
沖縄らしさを感じ南国の沖縄を満喫出来るのは夏場かと思いますが、台風時期は降水量も多くなるので、台風シーズンを避けたいと言う方は、冬から春がオススメです。
ただ天候に関しては本当に運次第。
夏だからと言って必ず台風が来るわけでもなく、7月~10月の間でも指で数え切れるくらいの確率!
あまり悩まずに真夏の沖縄を体感しに来ていただきたいきたいですね。
それでももし台風と遭遇した際は・・・そんな時のために関連記事では雨の日の遊び方をご紹介。ぜひ併せて目を通していただければと思います。
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