沖縄の歴史についてもっと詳しくなりませんか?
「浦添グスク・ようどれ館」では、浦添城の跡地である浦添グスクと浦添ようどれについて事前に学ぶことができます!
浦添ようどれ・浦添城跡を見に行く前に是非訪れてみてください!
浦添グスク・ようどれ館って何?
ようどれ館は、浦添グスクと浦添ようどれに関しての資料館です。
出土遺物や発掘調査成果のパネルなどがあり、浦添城の歴史が分かりやすく学べます。
また、浦添の史跡・文化財の案内をしていただくこともできます!(※要予約・有料)
●「浦添グスク」の歴史
「浦添グスク」の歴史が学べる・・・といっても、そもそも「浦添グスク」ってなに?と思う方も多いのでは?
浦添グスクはかつて首里城以前の時代、沖縄中部を支配していた中山王が築いたグスク(城)。そして、浦添城跡一帯の丘陵は沖縄戦当時「前田高地」と呼ばれ、日米両軍の激戦が繰り広げられました。第89回アカデミー賞で録音賞と編集賞を受賞した『ハクソー・リッジ』の舞台となった前田高地。
ガイドブックに載っている首里城や平和記念資料館に行くことはもちろんですが、ちょっと琉球の歴史を深く学びたい方はぜひ一度足を運んでいただきたい場所です。
●実物大、浦添ようどれの西室!
「ようどれ館」には、浦添ようどれ西室(英祖王陵)のお墓内部を実物大で再現した模型があります。
「ようどれ」とは、琉球王国の言葉で「夕凪」という意味で、王様が静かな場所で安らかに眠るようにと名付けられたそうです。
実際のお墓の内部は現在非公開となっているため、是非ようどれ館でご覧ください!
●案内付きの散策プランもあり
浦添グスク・浦添ようどれを中心にガイドさんに案内をしてもらえる散策プランはいかがでしょうか。
時間・コースも相談できるみたいなので、もっと詳しくなりたいという方は下記にご連絡してみてください!
NPO法人うらおそい歴史ガイド友の会(TEL:098-874-9345)
●「浦添グスク・ようどれ館」のみどころは館内だけじゃない!
・仲間後原遺跡
仲間後原遺跡は13世紀から14世紀に営まれた集落の跡で、隣接する浦添グスクが栄えていた時期と重なります。発掘調査の結果、建物の柱穴や炉跡、集落の内外を分けたとみられる溝が見つかりました。また、中国製の陶磁器や長崎産の石鍋のほか、沖縄で作られた土器などが出土しました。
遺跡の一部は発掘調査後に埋め戻し、「浦添グスク・ようどれ館」とその駐車場の下に眠っています。
「仲間後原遺跡」案内板引用
・日輪双鳳雲文
浦添グスクには歴史的な出来事を記した碑文があります。碑の頭の部分には、琉球国王のエンブレムともいえる「日輪双鳳雲紋」が彫られています。真ん中の丸は太陽で琉球国王を、その両サイドにある鳳凰はこの王が優れた人物であることを、雲はこの国が豊かな土地であることを意味しています。かつての王の偉大さが伝わってきますね。
・展望台を兼ねた東屋
「浦添グスク・ようどれ館」横の遊歩道を少し進んだ先にある展望台を兼ねた東屋。周りが開けているので、上に上がると嘉数、普天間、東シナ海まで一望でき、東に「久高島」が見えます。浦添グスク・ようどれ館で学んだあとに、南北いずれの方向に対しても眺望ができるこの地形を見たら、歴史の偉人たちの気持ちが少しわかるかもしれません。
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・沖縄美ら海水族館
・首里城公園
・おきなわワールド
・琉球村
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ようどれ館の基本情報
【住所】 〒901-2103 沖縄県浦添市仲間2丁目53-1
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【電話】 098-874-9345
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【定休日】 毎週月曜日 (年末年始:12/28~1/3)
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【営業時間】 9:00~17:00
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【入館料金】
大人:¥100/小人:¥50
※小人は小・中学生となります。
※小学校就学前のお子様及び市内に住所がある小中学生は無料となります。
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【アクセス】
車で 那覇空港から国道58号を利用して約20分
ゆいレールで ゆいレール浦添前田駅から徒歩15分
バスで 琉球バス交通・牧港線(55番) 仲間バス停から徒歩5分