旧海軍司令部壕は、1945年に住民を巻きこんだ大規模な地上戦が行われた沖縄戦で、日本海軍沖縄方面根拠地隊司令部があった場所です。司令官室、作戦室、幕僚室、信号室、医療室などが当時のまま残され、戦争の悲惨さ過酷さを訴え、平和を願う場となっています。併設の資料館では、壕内で発見された遺品や写真などが展示されています。
旧海軍司令部壕とはどんなところ?
・壕内
旧日本海軍によって掘られた壕が当時のまま残っています。戦争の事実を今に伝える貴重な戦跡として整備、保存されています。
・資料館
資料館には、壕内で発見された戦争当時の遺品や戦争関連資料が展示されています。
・慰霊之塔
昭和33年、沖縄海友会ならびに海軍戦没者慰霊之塔建立発起人会によって建立。慰霊之塔前広場からは、首里城跡地や南部市街が見渡せます。
・海軍壕公園
この地は、第二次世界大戦末期に日本海軍の司令部壕がおかれ、激しい戦場となりました。
約2万坪の広大な敷地に「戦跡ゾーン」をはじめ、遊具施設を完備する「プレイゾーン」や親子昆虫採取が楽しめる「緑の森ゾーン」、ゲートボールなど親子で楽しめる「お祭り広場ゾーン」、公園内で一番高い場所にある「戦跡ゾーン」では、東シナ海那覇市街、首里城跡地が展望できます。
「プレイゾーン」は斜面を活かした遊具がありローラー滑り台が大人気です。(現在は点検中のため使用不可)
今では沖縄から世界に向けた平和を発信する戦跡公園として整備され、交流や憩いの場として、観光客はもとより広く市民に親しまれています。
●司令官室
司令官室の壁面には「大君の御はたのもとに死してこそ 人と生まれし甲斐ぞありけり」という大田司令官の愛唱歌が鮮やかに残されています。
●幕僚室
司令官室・作戦室に近いこの部屋は、地下壕で最も低い地下25mにあります。壁にある傷は自決した際の手りゅう弾の跡と言われています。
●慰霊之塔
慰霊之塔前広場からは、首里城跡地や南部市街が見渡せます。壕内や資料館を見学した後にこちらで戦没者の冥福をお祈りください。
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・首里城公園
・おきなわワールド
・琉球村
・旧海軍司令部壕
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旧海軍司令部壕の基本情報
【住所】 〒901-0241 沖縄県豊見城市豊見城236
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【電話】 098-850-4055
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【定休日】 年中無休
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【営業時間】 9:00~17:00 (16:30最終入場)
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【参観料金】
大人:¥600/小人:¥300/未就学児:無料
大人:¥400/小人:¥200/未就学児:無料(20名様以上)
※小人は小・中学生となります。
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【アクセス】 那覇空港から車で約20分