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ワイン3本空いた!「café島むん+」で渡嘉敷島の島イタリアン

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公開日:2018/1/4

cafe島むん+
冬の渡嘉敷島は観光客も少なく静かなもの。飲食店の臨時休業も珍しくありません。

私が渡嘉敷島を訪れた日は、渡嘉敷観光の中心地阿波連地区の飲食店が口裏を合わせたように軒並み臨時休業。

「café島むん+」に行ったのは、“営業している飲食店が他に無かった”というだけの理由。しかし、最終的には想像をはるかに上回り大・満・足!

オフシーズンでも渡嘉敷島に泊まる価値あったと確信。
今回は渡嘉敷島の島イタリアンの店「café島むん+」をご紹介します。


<もくじ>
1.まずはビールで「ティジャラの浜ゆで風」
2.白ワイン1本目「バーニャカウダと夜光貝の炒め」
3.白ワイン2本目「アクアパッツァと生ガキ」
4.白ワイン3本目「ポテトフリッターとイカ墨のチャーハン」
5.おわりに

1.まずはビールで「ティジャラの浜ゆで風」

カフェ島むん+の外観
café島むん+は、こじんまりとしたプレハブ造りのお店。
小さな庭を抜けてアルミ製の引き戸を開けると、暖色の照明や木製のカウンター・机が並び、店内は雰囲気のいいバルのよう。

カウンターとテーブル席が2か所で全席数14。予約も含めて店内は満席。
メニューはカウンター上の黒板から。
カフェ島むん+店内

『島だし、夜ご飯はちゃんぷるーとか地魚の刺身をオリオンビールから泡盛の流れで』

なんて想像していたわけなんですが、メニューラインナップを見てさっそく想定外!

鶏レバーのパテや生ハム、チーズの盛り合わせにトリッパなど、これは完全にワイン!
ビールだってオリオンじゃなくてカールスバーグなんです。

これから始まる晩餐の方向性を見失い、一杯目はとりあえずビールで時間稼ぎ。
ビールのアテは本日のおすすめティジャラの浜ゆで風。
カフェ島むん+ ティジャラの浜ゆで風

ティジャラとは沖縄の方言で、正式名称はマガキガイと言うそう。
ピロっと出た爪のような部分(固くはない)を引っ張ると身がスルっと取れます。
カフェ島むん+ ティジャラの食べ方
柔らかい貝ひものような食感と貝の出汁、それに上品な磯の香り。
癖が無くて、前菜にはぴったり。

「今日は魚介を白で行っちゃおう!」
やっとエンジンがかかって、料理と飲み物を追加。

2.白ワイン1本目「バーニャカウダと夜光貝の炒め」

ワインのボトルは¥2,000から。幅広い価格設定も嬉しいポイント。
白ワインを1本入れて、出てきた料理はバーニャカウダ。ニンニクの効いた濃厚ソースは期待通りの味です。
カフェ島むん+ バーニャカウダ

続いては夜光貝の炒め。
カフェ島むん+ 夜光貝の炒め

夜光貝は「ヤク貝」の当て字で「ヤク」は屋久島の屋久に近いと言われていています。
屋久島以南で獲られる南の海の貝なんですよ。
宝鮨の大将談

肉厚な夜光貝をスライスして、キノコや野菜と一緒に炒めてあります。
八角のような風味もして、これはワインよりはビールが合うかも。

3.白ワイン2本目「アクアパッツァと生ガキ」

腹7分目。

お次は生ガキ。
カキをひと息で口の中に入れると、オリーブオイルの風味と生ガキの風味がぶわっと広がります。
カフェ島むん+ 生ガキ

カキの余韻が残っているうちに白ワインをひと口。
渡嘉敷島でイタリアンが食べられる驚きに、うまさの驚きが加算。

そしてアクアパッツァ。魚や貝がドッサドサ。飾りの長命草が沖縄らしさ。
カフェ島むん+ アクアパッツァ

魚の身から骨から出汁がシミシミ~。貝からも出汁がシミシミ。魚の白身はふっわふわ。
もうお腹は10分目なのに、それでも食べてしまう~。

4.白ワイン3本目「ポテトフリッターとイカ墨のチャーハン」

アルコールが体中にまわって何を注文したかも覚えていない頃、ポテトフリッターとイカ墨チャーハンが運ばれてきました。

胃がはち切れそうなこのタイミングで炭水化物のコンボ。
こういう時に自制できたらいいのになぁ(出来るわけがない)。

まずポテトフリッター。
薄い衣はざっくざく、くし切りのジャガイモはホックホク、味付けもいい塩みとコンソメ風味(だと思われる)が効いていて、やめられない止まらない!

これを読んでくださっているあなたにも、とにかくポテトフリッターをおすすめします。
なのに写真が見つからないのです、すみません。どうか行って食べてみてください。

そして最後はイカ墨チャーハン。café島むん+の看板メニューです。
カフェ島むん+ イカ墨チャーハン

真っ黒なご飯はイカ墨の旨みをいっぱい吸っていて、イカの身もたっぷり。
ありがとう、イカ。ありがとう、米。ありがとう、島むん。
このカロリー、明日の活力にします。

お腹もはち切れそうにいっぱいで、グラスを持つ手も動かなくなって、気づけば時間は22時前。
営業終了時間の21時をとっくに過ぎていました。

お隣の席にいた島の青年団とテキーラで乾杯。一本締めにて本日はおひらき!

5.おわりに

ビール5~6杯とワインをボトルで3本。3人でベロベロ・パンパンになるまで飲み食いして、お会計は¥14,000也。

渡嘉敷島でイタリアンを食べるとは想像外でしたが、そのレベルの高さにさらに驚き。

しかも島で獲れたものがたくさん使われていて、その土地を感じながらおいしいなんてまさしく旅の醍醐味!

渡嘉敷島出身の店主・スタッフが提供する島イタリアン。
那覇から日帰りする方が多い渡嘉敷島ですが、ぜひ1泊して足を運んでいただきたいお店でした。

café島むん+(カフェシマムンプラス)
沖縄県島尻郡渡嘉敷村字阿波連152
080-6497-1392
営業時間 12:00~21:00 水曜定休
ランチメニューあり
HP : http://cafeshimamunplus.ti-da.net/
※島の飲食店は臨時休業が多く(特に11月~2月)お店もそれほど大きくないので、ディナータイムは予約をおすすめします!

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