2014年3月、沖縄の慶良間諸島が国立公園に指定されました。
沖縄の中でも特に美しい慶良間諸島の海は「ケラマブルー」と呼ばれ、様々な青色が作るグラデーションは本当に美しいです。
ケラマブルーに魅せられて世界中から観光客が訪れるほどです。
今回は慶良間諸島の中の一つ阿嘉島(あかじま)をご紹介します。
きれいなビーチや美味しいランチ、そして本格的なカクテルを飲むことができるバーなど、阿嘉島を120%満喫できるおすすめモデルコースになっているので是非ご参考にしてみてください!
<目次>
1.阿嘉島への行き方
2.阿嘉島のシーズン・お宿事情
3.北浜(ニシバマ)ビーチ
4.阿嘉島でオススメのレストラン2選
4-1.慶留間gnon(ゲルマニヨン)
4-2.ヨナミネハウス
おわりに
1.阿嘉島への行き方
阿嘉島には、那覇市内にある泊港から船に乗って向かいます。
高速船のクイーンざまみだと約50分で往復6,080円、フェリーざまみだと約90分で往復4090円で行くことができます。
高速船のクイーンざまみの方が揺れるらしいので、船酔いが心配だという方はゆっくりフェリーで向かうのをおすすめします。
2.阿嘉島のシーズン・お宿事情
阿嘉島のおすすめシーズンは6月です!梅雨が明け晴れの日が多いですし、観光客も少ない穴場のシーズンです。
7・8月のハイシーズンは民宿も満室の日が多いので、遅くとも6月中には電話をして予約を取っておきましょう。
また阿嘉島の宿泊施設は約20軒ほどありますが、ほとんどが民宿・ペンションです。
ちなみに民宿・ペンションの相場は、素泊まりが1泊6,000円前後~、2食付き12,000円(シーズンにより変動有)です。
座間味町ホームページ(http://www.vill.zamami.okinawa.jp/guidemap/stay/)を参考にしてみてください。
また阿嘉島のお宿の立地は、基本的に港近く(遠くても車で5分程度)にあり、近くなら歩きで、もしくは送迎してもらえますので、予約するときに確認してみて下さいね♪ホテルのご予約はこちらからどうぞ
3.北浜(ニシバマ)ビーチ
阿嘉島で最も有名なビーチといえば、北浜(ニシバマ)ビーチです。
沖縄方言で北は「ニシ」と呼ぶのでややこしいですね。
北浜ビーチは港から結構離れている(だいたい2km程度)ので要注意です。
自転車をレンタルするか、宿泊する民宿の方に送迎をお願いするのが良いでしょう。
阿嘉島に限らず、沖縄の離島にある民宿はビーチなどへ無料送迎のサービスをしているところが多いので、民宿を予約する際に確認しておくと良いでしょう。
北浜ビーチは日陰がほとんど無いので、テントを持って行くのをおすすめします。
パラソルでも日差しを遮ることができるので良いのですが、テントだと着替えが出来るので便利です。
また、シュノーケルセットも必須です。
シュノーケルを装着して海の中を覗いてみると、カラフルな熱帯魚を見ることができます。
シュノーケルをする際はライフジャケットも忘れないでくださいね。
きれいな海で泳いだり、砂浜でのんびりしたり、ヤドカリを探したり、貝殻を拾ったり…。
美しい北浜ビーチでゆっくりと過ごしてください。
ちなみに北浜で泳ぐベストシーズンは6月~9月。梅雨が明けてカラッと晴れた日が続きます。
その他の季節も暖かい日は泳げますが、沖縄は12~2月上旬は曇り・雨の日が多いので、泳げない可能性が高いです。
また、5月は梅雨なのでこちらも泳げない日が多いでしょう。
4.阿嘉島でオススメのレストラン2選
ビーチで泳いでおなかが空いたら、慶留間島(げるまじま)まで足を伸ばしてランチをしましょう。
慶留間島は阿嘉島の隣の島ですが、歩いて橋を渡ることができますよ。
4-1.慶留間gnon(ゲルマニヨン)
この慶留間gnon(ゲルマニヨン)というカフェは沖縄出身の芸能人、知花くららさんもテレビで紹介していた有名なお店です。
基本は予約制(空きがあれば当日対応も可)です。
私が訪問した際のランチ、縄文オムコース。
5種類の前菜(ゴーヤーのピクルス、スク(沖縄の小さな魚)、イカなど、沖縄らしい食材がたっぷり)、きゅうりの冷製スープです。そしてメインのオムライス。とろとろの卵にソースはクリーミー、野菜やきのこがごろごろ乗っていて、中のライスは雑穀米ですごくヘルシーです。
アラカルトから注文したデザートの黒糖のメレンゲ。
離島だとは思えないほど美味しくて本格的なランチコースをいただける慶留間gnon。
おすすめです!
【Trattoria Bar 慶留間gnon】
住所:沖縄県島尻郡座間味村慶留間54
TEL:098-987-2650
営業時間:12:00~15:00(ランチタイム14時まで)・19:00~
備考:予約制・不定休
URL:https://gerumagnon.wixsite.com/gerumagnon
4-2.ヨナミネハウス
夜は、地元の人にも観光客にも人気のバーに行ってみましょう。
築80年の古民家を改装したおしゃれなバー、ヨナミネハウスです。
まるでおばあちゃんの家に来たように落ち着く店内。都会のバーとはひと味違います。
フードはチョコレートやオリーブなどおつまみは一皿350円から。
ヨナミネハウスの気さくなマスターはカクテルのイメージを伝えると作ってくださるので、是非オリジナルカクテルを作ってもらいましょう。
「ケラマブルー」、「阿嘉島の海」、「サンゴの産卵」など、リクエストにはなんでも応えてくださいます。
もちろん「甘いカクテル」、「さっぱりした強めのカクテル」などのリクエストもOKなので、お酒があまり強くないという方や、バーに行き慣れていないという方も安心です。
レモンやフランボワーズが乗った本格的でおしゃれなカクテル!
カクテルだけではなく、ビール、泡盛、ウイスキーやワインまでたくさん揃っていますよ!
他の観光客と仲良くなるのも良いですし、マスターに阿嘉島のことを教えてもらうのも良いでしょう。
南国の夜を美味しいカクテルと共に過ごしてください。
【Barヨナミネハウス】
住所:沖縄県島尻郡座間味村阿嘉144
TEL:098-896-4786
営業時間:18:00~24:00 不定休
URL:https://peraichi.com/landing_pages/view/y-house
おわりに
阿嘉島は、宮古島や石垣島とはまた違う、沖縄の美しい自然と海が残る島です。
コンビニやスーパーも無く不便な面もありますが、その分昔ながらの生活が残っていてバケーションにはぴったりです。
沖縄本島の何倍もきれいな海や、都会では決して見られないたくさんの星は忙しい日常を忘れさせてくれます。
国立公園に指定され人気が急上昇している阿嘉島。一度行けばきっとまた訪れたくなるでしょう。
那覇から船ですぐ行けるので、是非おすすめしたい離島です。