島と島を結ぶ橋の中には、沖縄の美しい海を背景にした絶景スポットとして人気を集めているものがあります。
この記事では、そんな「沖縄の橋」の特徴とロケーションについてまとめてみました!
沖縄本島にある橋を3箇所。宮古島と島々を結ぶ橋を3箇所。計6箇所の沖縄を代表する橋についてお届けします。
1.古宇利大橋
2.海中道路
3.ニライカナイ橋
4.伊良部大橋
5.来間大橋
6.池間大橋
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古宇利大橋(こうりおおはし)は、古宇利島と屋我地島を結ぶ沖縄本島の北部エリアにある橋です。沖縄の橋の中でも抜群のロケーションを誇り、人気の高い橋となっています。
橋を渡りながら見渡せるのは、「これぞ沖縄!」と言わんばかりのコバルトブルーの輝く海。あまりのキレイさに、橋の歩道から海を眺めている人を見かけるのも古宇利大橋ならでは。
橋を渡りきった先の古宇利島にある「古宇利ビーチ」では、海水浴を楽しむことができ、地元客から観光客まで、多くの人で賑わっています。
また、古宇利島には某有名アイドルが出演するCMのロケ地となった「ハートロック」なる、ハート型の岩もあり、ドライブのルートにオススメですよ。
2.海中道路
海中道路は「与勝半島」とその先にある4つの離島を結ぶ沖縄本島の中部エリアにある橋です。青い空と青い海のロケーションでもひときわ存在感を主張する赤色の陸橋が特徴的。
夜になれば、赤色の陸橋がライトアップされ、日中とは打って変わりムード感漂う空気感へ。昼とは違った姿を見せてくれます。
片道2車線と、ゆとりのある道路のためか路肩に車を停め、海をバックに写真を撮ったり、ゆったりとリラックスしている人たちをよく見かけます。
橋の中間地点にはパーキング場や東屋が用意されているので、ドライブの休憩にピッタリ!おみやげ店や、飲食店が営業する施設「あやはし館」もありますよ。
3.ニライカナイ橋
ニライカナイ橋は、沖縄本島の南部エリア「南城市」にある全長660mの橋です。大きなカーブを描く独特な形の構造と、そのバックでキラキラと光るコバルトブルーの海が唯一無二の景色を作り出しています。
沖縄の橋というと「島と島を繋ぐもの」というイメージがありますが、こちらは地域の低いエリアと高いエリアを結んでいるのもポイント。
ニライカナイ橋があるエリアには、沖縄そばの名店「沖縄そば峰」やオシャレなカフェ「浜辺の茶屋」など素敵な飲食店がズラリ。橋を楽しんだ後は美味しいご飯や甘~いスイーツを楽しむのもいいかも!
ちなみに、ニライカナイとは「海の向こうにある理想郷」という意味で、素敵な橋のネーミングにも注目です。
4.伊良部大橋
伊良部大橋(いらぶおおはし)は、伊良部島と宮古島を繋ぐ2015年1月に開通した比較的新しい橋です。そんな伊良部大橋の最大の特徴は「長さ」にあります。
「大橋」という名にふさわしく、全長3540mにもなる長~い橋。「無料で渡れる日本最長の橋」と言われています。
ロケーションは文句なし。海の上を駆けながら、沖縄の中でも定評のある「宮古島の海」を眺めることができます。
宮古島から伊良部大橋を渡り切った先にあるのは、2020年にオープンした「いらぶ大橋 海の駅」。絶景を楽しんだ後の買い物やドライブの休憩にオススメです。
5.来間大橋
来間大橋(くりまおおはし)は、来間島と宮古島を繋ぐ全長1,690mの橋です。中央に迫るにつれ盛り上がった左右対称の構造は、その造形美に目を奪われてしまいます。
宮古島から来間島まで、まるで一本線を引くように直線の橋となっているのも来間大橋の特徴。橋からはエメラルドグリーンの景色が広がり、自然が織りなす海のグラデーションに心奪われてしまいます。
近くには「東洋一の美しさ」と称される、長さ7キロにも及ぶ天然ビーチ「与那覇前浜ビーチ」があり、ドライブだけでなく海水浴も楽しめます。
また、来間島の橋のたもと近隣エリアには、人気のカフェが集まっていたり、竜宮城展望台があります。
6.池間大橋
池間大橋(いけまおおはし)は池間島と宮古島を結ぶ全長1425mの橋です。来間大橋と同じく、中央に迫るにつれ盛り上がった左右対称の構造がポイント。
ロケーションは言うことなしの絶景で、エメラルドグリーンのリゾート感たっぷりな光景が飛び込んできます。
宮古島側には「池間大橋駐車場」という駐車スペースがあるため、ここで一旦小停止して写真を撮るのも良さそう。
ドライブの休憩には、宮古島から池間大橋を渡った先にある、お食事処「海美来」がオススメ!美味しい料理はもちろんのこと、屋上からは池間大橋と海の絶景が楽しめますよ。
おわりに
一口に橋と言っても、ひとつひとつに違いがあるのが沖縄の橋の面白さ。どの橋も絶景スポットで、ドライブのルートにピッタリです。
ただ、近年は観光地との認知が高まっていますが、橋の多くはそもそもの役割として「地域の利便性を高めるため島々を結ぶ」という一面があります。
地域の方の迷惑にならないよう、旅のマナーを守るとより楽しい沖縄旅行になるはずです!