沖縄土産の購入と言えばお土産店をイメージすると思いますが、実は「地元スーパー」も穴場で見逃せないんです。定番土産はもちろんのこと、県民に親しまれているローカル色の強いお菓子や食品まで並んでいるため、お土産購入にピッタリ。
しかも、これらがお財布に優しいリーズナブルな価格帯だから魅力的です。スーパーによっては、購入したものも配送できるところもあるので、気軽にフラッと見て回るなんてのもオススメ。この記事では、そんな地元スーパーで買えるお土産についてご紹介します!
※本文中の価格は2023年6月取材時のものです。
1.バラマキ系
2.食品
3.変わり種をお探しなら
4.発送料金の目安
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1.バラマキ系
1-1.ジャンボオリオンビアナッツ
「オリオンビール」で県民から愛されるオリオンビール株式会社が販売するスナック。アーモンドチーズ味・タコス島唐辛子味・ウコンカレー味のナッツが一袋に入ったおつまみです。
アーモンドチーズのまろかな味わい、タコス島唐辛子のピリ辛の刺激、ウコンカレーのスパイシーな風味がクセになり、つい手が伸びてしまいます。
単体でももちろん美味しいのですが、やはりお酒を製造している会社だけあって、ビールとの相性は抜群。1袋16gに小分けされたナッツが20袋はいっているため、お酒好きの方達へのバラマキお土産にピッタリ。お値段は1,490円です。
1-2.雪塩ちんすこう
沖縄名物ちんすこう。大入り袋でも販売されていて大勢にバラマキたい時にはイチオシです。雪塩ちんすこうは、一般的なちんすこうよりも少ししっとりしていて、絶妙な甘じょっぱさが癖になります。コーヒーの苦みとの相性がいいので、職場や近所の人との3時のおやつ時にばらまくなんてのもオススメ。ちんすこうは2個で1袋の小分け包装となっていて、写真の「雪塩ちんすこう(小)」は12袋入っています。お値段は648円です。
1-3.ちんすこうショコラ ダーク
「ちんすこうショコラ」は、ちんすこうにチョコレートをコーティングしたお菓子です。上品な甘さチョコレートがちんすこうの素朴さやザクザク食感を優しく包んでくれてとても食べやすいです。大きく分けると「ダーク」と「ミルク」があり、ダークは大人向け、ミルクは子供向け。
ちんすこうは1個で1袋の小分け包装となっていて、写真の「ちんすこうショコラ袋入りダーク」は10袋入っています。甘党のあの人や、小さなお子さんへのバラマキお土産に喜ばれそう。お値段は394円です。
1-4.スッパイマン甘梅一番
スッパイマンシリーズは那覇空港近くに工場がある上間菓子店の定番商品です。スッパイマン甘梅一番は言わば干し梅ですが、塩気と梅の甘酸っぱさが絶妙。
このイエローとレッドの派手で味のあるパッケージもインパクト大。種ありタイプと種なしタイプがあり、お値段は127円です。
1-5.スッパイマン梅キャンディー
スッパイマンは甘梅一番以外にも、お菓子や食品などでシリーズ展開しています。梅キャンディーは、梅をべっこう飴で包んだ一風変わった飴玉。キャンディー部分は甘く、梅部分に到達すると塩気と酸っぱさが感じられ、甘ったるくなった口の中に梅のしょっぱさとはなやかな香りが広がります。個別包装になっていて、写真の「スッパイマン梅キャンディー」は10個入り、お値段は159円です。
1-6.トロピカル黒糖
黒糖と言えば、沖縄のおやつとしてド定番のお菓子。おじぃ、おばぁの家に行けば必ずと言っていいほどあった、昔から親しんだおやつです。黒糖の素朴でありながらコク深い甘さと独特のくちどけにほのぼの癒されます。
トロピカル黒糖は、黒糖では珍しい小分けタイプのため、バラマキにおすすめ。中身は19個入っていましたトロピカルの名前の通り、包装も沖縄をイメージするカラフルなものになっているのもポイント。お値段は199円です。
1-7.はちゃ棒
はちゃ棒は「はちゃぐみ」の名称で親しまれる米を使ったお菓子を棒タイプに進化させた商品。サクサクとした食感と、口の中に広がる甘さが特徴的で、見た目も味もシンプルなお菓子となっています。小分けで8袋入っているので、昔ながらの沖縄おやつとして、バラマキにオススメ。お値段は278円です。
1-8.塩せんべい
昔ながらの沖縄のお菓子として定評がある「塩せんべい」。一般的にイメージするせんべいと違い、厚みがあるのが特徴的です。味はその名の通り「塩」で仕上げたシンプルなものになっていて、「強い塩気」と「サクサクの食感」がなんだかクセになってしまいます。
味変としてチョコレートソースをかけて食べるなんてことも。塩気とチョコの甘さが合わさり、これも美味しいんです。小分けされていないため、バラマキには若干不向きですが、おやつタイムなどでシェアには向いてそう。お値段は300円です。
1-9.かめせん
「かめせん」は塩せんべいと並び、昔ながらの沖縄おやつとして県民に親しまれています。「亀の甲羅」をモチーフにしたおせんべいで、肝心のお味は塩せんべいと同じく塩で味付けしたシンプルなお菓子となっています。小分けされていないので、バラマキには不向きですが、1個あたり149円とリーズナブルなため、一袋ごとのお土産としてオススメです。
1-10.天使のはね
「天使のはね」は、塩せんべいを作る際に余った部分を活用し販売しているユニークなお菓子です。白くて綿のようなフォルムが、天使のはねに見立てられています。食感は「綿あめ」のような感覚で、口の中にはポップコーンを食べた時のようなしょっぱさが広がります。小分けされていないので、そちらはご注意を。お値段は221円です。
2.食品
2-1.ポーク
県民に親しまれるポークの缶詰。デンマークなどからの輸入ものですが、沖縄の食文化に欠かせない食品です。ジューシーな風味と塩気が絶妙で焼いて食べるほか、野菜炒めにいれたりお味噌汁に入れる事もあります。
沖縄県外でも買える商品ですが、ポークが特売になるのは沖縄県のみ?でしょうか。通常時のお値段は494円ですが、特売なら200円台で販売される事も。お得にゲットして自宅でポークたまごおにぎりを作ってみてはいかが。
2-2.コンビーフハッシュ
コンビーフとじゃがいもがミックスされた「コンビーフハッシュ」もスパムと並び、県民に親しまれる商品です。沖縄の食文化に欠かせない一品で、ちゃんぷるーをはじめ野菜炒めなど幅広く活躍しています。特に料理好きな人へのお土産に喜ばれそう・・・!お値段は95円です。
2-3.中味汁
豚の内臓を使った沖縄ではおなじみの汁料理です。お祝いごとや親戚が集まるなんてシーンでよく出てきます。そんな中身汁がパウチとなったレトルト商品です。沸騰したお湯があれば、すぐに沖縄の家庭の味が食べられる手軽さが魅力的。
この中身汁を作っている「オキハム」では琉球料理シリーズとして、他にも「ソーキ汁」、「てびち汁」といったパウチも出しているので、こちらも要チェック。お値段は321円です。
2-4.タコライス
沖縄のソウルフード「タコライス」を自宅で手軽に楽しめるレトルト商品です。タコスミートとホットソースが入ってるので、あとはご飯・レタス・トマト・チーズを準備するだけ。
イメージとしては、レトルトカレーのタコライス版と言う感じです。お湯があればすぐに作れるので、タコライス好きにはきっとたまらないはず。お値段は429円です。
2-5.じゅーしぃの素
沖縄そば屋さんや、沖縄食堂でおなじみの「じゅーしぃ」は、ラードなど動物性脂のしっとりこっくりとした風味が特徴の沖縄風炊き込みご飯。お米と一緒に炊くだけで出来上がる手軽さが魅力的。見た目はシンプルなのに美味しさがぎゅっと詰まったじゅーしぃは、そばやおかずとの相性が抜群!お値段は289円です。
2-6.ボンカレー
沖縄土産なのにボンカレー?と思われたかもしれません。じつは、沖縄で販売されているボンカレーは1968年に発売された当時のパッケージが使用されているんです。レトロを感じるパッケージが逆に新鮮。味も当時のままということで、一風変わった沖縄土産としてオススメ。お値段は138円です。
2-7.カップ沖縄そば
沖縄そばのあの味をお湯を注ぐだけで味わえるのが「カップ沖縄そば」です。食べ応えのある麺は、沖縄そば店で味わう本場の麺に負けないクオリティ。
お湯を注げばスープから漂ってくるカツオとソーキの香りに食欲がそそられてしまいます。カップ麺なので、お値段もリーズナブルなのがポイント。沖縄そば好きの知人へのお土産にいかがでしょうか。お値段は127円です。
2-8.かちゅー湯カップ
「うちなーのおみそ汁」と代名詞がついているのが「かちゅー湯」です。おみそ汁と言っても「味噌」と「かつお節」だけしか使用しないシンプルな汁物。素朴なつくりが「ほっとする」味わいで、マイナーな沖縄土産としてオススメ。お値段は170円です。
2-9.A&Wルートビア
沖縄を代表するファーストフード店A&Wの人気ドリンク「ルートビア」を缶スタイルで楽しめる商品です。独特な爽快感が特徴的で、一度ハマればクセになってしまう一品。
そんなルートビアをA&Wに行かずとも、気軽に味わえるのが魅力的です。A&Wファン・ルートビア好きの方への方へのお土産にいかが。お値段は127円です。
2-10.サーターアンダギーミックス
子どもからお年寄りまで親しまれるおやつ「サーターアンダギー」を、自宅で調理できるミックス粉です。あとは卵とサラダ油を用意するだけでサーターアンダギーが作れる商品となっています。既製品の沖縄土産もいいですが、自宅でサーターアンダギーを作って、それをプレゼントするなんてのも、このひと手間が喜ばれそう・・・!お値段は300円です。
3.変わり種をお探しなら
3-1.琉球酒豪伝説
ネーミングからインパクト大の「琉球酒豪伝説」は沖縄の素材をふんだんに使ったサプリメント。名前からもイメージできるように、お酒に関連する商品で二日酔い防止の飲み薬として親しまれています。
様々な種類のウコンを使ったサプリメントで、飲み会前に水と一緒に流し込むのがよくある使われ方。お酒好きな人への沖縄土産として、酒豪伝説を渡すのもいいかもしれませんね。お値段は212円です。
3-2.いちゃがりがり
いちゃがりがりはスルメと小麦粉をを使用したお菓子です。芯のように一本通ったスルメを、小麦粉が覆い、それを揚げた商品となっています。
いちゃがりがりと言えば、固さが特徴的で、気を付けて食べないと歯が欠けそうなくらいの強度なんです(笑)気を付けて食べていけば、ボリボリという食感と、スルメの旨味・塩気が感じられ、これがクセになってしまいます。お値段は170円です。
4.発送料金の目安
沖縄のスーパーマーケットでは、お店から荷物を発送できると事が多くあります。
今回は一例として沖縄の大手スーパー「サンエー」の例を参考にご紹介。
料金は荷物の「重さ」、「届け先」、「冷蔵の有無」によって変わります。最安は九州・60㎝・2㎏以下で600円、同じ大きさの荷物でも北陸・信越以北になると1,300円。
スーパーによって値段が変わってくるので、発送をお考えの方は送料のチェックもお忘れなく。
おわりに
スーパーによっては沖縄土産コーナーが設けられているところもあり、店内を探し回ることなく買い物を楽しめるところも増えてきています。朝早くから夜遅くまで開いているため、思い立ったときに買い物に行ける便利さも魅力的です(ユニオンやマックスバリュは24時間開いてます)。ぜひスーパーで旅のお土産を探してみてはいかがでしょうか。