道の駅やんばるパイナップルの丘安波は2022年3月にオープンした沖縄で10個目の道の駅。
場所は国頭村の東側に位置し、辺り一面に広がるのは畑や沖縄の原風景だけ。
沖縄本島北部の特産品をセレクトしたお土産コーナーやカフェ、絶景を見ながらこぐ大きなブランコ、森の生きものたちを観察 する観察棟など、やんばるの自然をとことん堪能できるスポットとなっています。
この記事では道の駅やんばるパイナップルの丘安波の設備や、一番人気の「ブランコ」、お土産コーナー、カフェについてお届けします!
1.道の駅やんばるパイナップルの丘安波
2.道の駅やんばるパイナップルの丘安波の3つの見所
2-1.本体棟
2-2.交流棟
2-3.観察棟
3.道の駅やんばるパイナップルの丘安波 カフェ「美ら作」
4.アクセス情報
おわりに
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1.道の駅やんばるパイナップルの丘安波
道の駅やんばるパイナップルの丘安波がある沖縄本島北部の東側と言うと、道の駅はじめコンビニなども少ない「休憩所が少ない」エリア。しかし、そんなイメージがガラッと変わってしまうほど、道の駅やんばるパイナップルの丘安波はやんばるの東側を楽しむための「拠点」として、充分な機能をもっています。
他の道の駅と同様に、お食事処に売店、お手洗いはもちろんのこと、運転やツーリング、サイクリングで疲れた体を休める「多目的スペース」があります。
お手洗いには授乳室とバリアフリー化粧室まで整備されていて、
さらには、コイン式洗濯機とシャワー室まで完備されているから驚きです。
2.道の駅やんばるパイナップルの丘安波の3つの見所!
洗濯機にシャワー室とその充実ぶりに驚かされますが、ご紹介したい魅力はまだまだ沢山。
ここからは、「本体棟」「交流棟」「観察棟」と3つの建物で構成される道の駅やんばるパイナップルの丘安波の見どころを、建物ごとにご紹介していきます。
2-1.本体棟
本体棟はお客様を出迎えてくれる道の駅の中核を成す建物です。北部の特産品やパイナップルをテーマとした商品のお買い物が楽しめるお土産コーナーとカフェが営業しています。
お土産コーナーでは道の駅のオリジナルグッズをはじめ、セレクトされたやんばるの特産品がズラリ。陳列やオリジナルのPOPにもこだわりが感じられ、見るだけでもワクワクしてくるコーナーです。
本体棟から一度外に出て、玄関に向かって右手にある階段をのぼれば屋上の「展望台」へと繋がります。
太平洋とやんばるの原風景を見渡すことができ、目の前に広がるのは自然が作りだす絶景だけ。道の駅に来たら目に焼き付けておきたい風景です。
2-2.交流棟
交流棟は、本体棟の隣にある建物。休憩や飲食ができる多目的スペースが用意されていて、落ち着いた雰囲気が北部観光の疲れを癒してくれます。
その奥にはなんとコワーキングスペースまで用意されているんです・・・!
(道の駅にコワーキングスペースなんて時代の流れを感じる…)
ただ、交流棟のスゴイところはコワーキングスペースだけじゃありません。一番の魅力は建物の上にある大きなブランコです。
存在感を放つ大きなブランコと目の前に広がるやんばるの大自然の光景に、はしゃがずにはいられない(笑)
やはり道の駅の名物になっているようで、駅長の大江さんいわく「道の駅の中でも一番人気ですね」とのこと。特に晴れた日の乗り心地は格別ですよ。
※コワーキングスペース、ブランコ(ブランコ・散策エリア入場)と続いてご紹介する観察棟は有料となっています。
2-3.観察棟
交流棟のさらに奥に進むと長い遊歩道が見えてきます。
おそるおそる進むと見えてくるのは、オシャレなコーヒー屋さんを彷彿とさせる黒の外観が特徴的な「観察棟」です。
一足踏み入れると、ウッドインテリアが優しい雰囲気を演出する落ち着いた空間が広がります。中でも印象的なのは大きな窓。
この窓から、ここに生息する生きものたちを観察できるため「観察棟」と名付けられています。なんでも天然記念物のヤンバルクイナを見ることもできるそう。
ただ、駅長の大江さんに聞いたところ「ヤンバルクイナは恥ずかしがりなんで見れたらラッキーって感じですね(笑)でも、姿は見えなくても鳴き声は結構聞けますよ」とのことでした。
3.道の駅やんばるパイナップルの丘安波 カフェ「美ら作」
本体棟にあるカフェ美ら作で楽しめるのは北部地域の特産品を使ったお食事です。
もとぶ牛を使ったやんばるビーフカレーはカフェの人気メニュー。濃厚な味わいなのにどこかアッサリしていてパクパクと食べ進めてしまえます。
こちらは同じく人気メニューのナンドッグです。「ぬち豚」のソーセージを使用していて、ナンとの相性が抜群。片手で楽しめるお手軽感もドライブのお供に良さそう。
個人的にイチオシなのが「やんばる台湾式パイナップルケーキ」。生地はしっとりしているのにサクサク感もある不思議な食感です。
中のパイナップルジャムは甘さと酸味が絶妙。美味しすぎるあまりペロッといけちゃうスイーツになっています。
4.アクセス情報
道の駅やんばるパイナップルの丘安波は沖縄本島の最北端にあたる市町村「国頭村」に位置します。那覇空港から北へ向けて車を走らせ2時間30分ほどの道のりです。
畑や自然を両目に県道70号線の国頭東線に沿って北上していくと右手に見えてきます。(目立った建物もないため分かりやすいと思います!)
停めやすい無料駐車場も完備されていますよ。
- 住所
- 沖縄県国頭郡国頭村安波1089番地7
- TEL
- 0980-43-5115
- 営業時間
- 10:00~17:00(年中無休)
- 備考
- コワーキング利用(大人のみ)ひとり1日1000円/5時間500円、ブランコ・散策エリア入場 大人300円小人(12歳未満)150円、シャワー室500円/1回15分タオルレンタル300円 、全自動洗濯機500円/洗濯+乾燥の場合130分)
おわりに
道の駅やんばるパイナップルの丘安波がある辺りはもともとパイナップル農家さんが多かったのですが、時代の流れと共に減少していったそう。「もう一度パイナップル畑が広がっていた当時の風景を復活させたい」そんな想いをネーミングに込められているそう。
道の駅の基本的な機能がありつつ、やんばるの自然を身近に感じられたり、コワーキングスペースがあったり、大きなブランコがあったりと、ヤンバルの自然と現代の機能性が融合したハイブリッドな道の駅でした。
道の駅やんばるパイナップルの丘安波で、沖縄北部の自然や特産品など、ぜひやんばるの魅力を感じてみてください!