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美しい石積み「座喜味(ざきみ)城跡」

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座喜味城跡

座喜味城跡は読谷村にある「美しい石積み」と「丘の上だからこその展望」を楽しめるスポット。かつての座喜味城は14世紀ごろに建築されたと言われています。

それから時はたち、残されてた城跡も沖縄戦とその後の米軍基地としての収用で多くの部分が無くなってしまいました。その後、日本復帰の翌年(1973年)から復元作業がはじまり、現在では「座喜味城跡」として多くの人が訪れるスポットとなっています。

美しい曲線美とアーチ形の門が特徴的で、その造形美は見惚れてしまうほど。この記事では、そんな座喜味城跡や併設しているユンタンザミュージアムについてお届けします!

<もくじ>
1.座喜味城跡といえば美しい石積み
2.世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム

もくじをすべて表示

1.座喜味城跡といえば美しい石積み

座喜味城跡と言えば、美しい石積みが織りなす曲線美が代名詞。またアーチ状の門が印象的で、高度な石積みの技術が石垣のそこかしこに見て取れます。
座喜味城跡
城跡全体を見て周るのに所要時間は約15分ほど。大きくわけると「一の郭」と「二の郭」とエリアが分かれていて、それぞれアーチ状の石門で繋がっています。
座喜味城跡
二の郭はまるで中庭のような雰囲気となっていて、目の前を阻む城壁の雄大さにただただ圧倒。復元ではあるものの、これほど美しい平面・直線のある建造物を14世紀に築いたとは驚きを隠せません。
座喜味城跡
二の郭に入って斜め左手に見えるのが2つ目の石門です。ここを通過すれば繋がるのが一の郭。一の郭ではお城が立っていたであろう跡が再現されていて、在りし日の姿が思い浮かびます。
座喜味城跡
さらに一の郭が面白いのはここから。石門をくぐって右手に進むと見えてくる階段から石垣の上へと登れてしまうんです。
座喜味城跡
進める範囲に制限はあるものの、より高い視点から座喜味城跡を眺めることができ、まるで城主になったかのような気分が味わえます。
座喜味城跡
石垣の上からは、座喜味城跡だけではなく、読谷村の街並みや西海岸の海まで眺めることができ、「城主はこの景色を毎日見てたのかなぁ」と、つい妄想。

また、過去にはライトアップを行い幻想的な雰囲気が味わえるイベントも開催しています。今後の開催は未定とのことですが、昼の座喜味城跡とは違う表情を見せるライトが照らす座喜味城跡も見物です。
座喜味城跡

2.世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム

座喜味城跡のお隣には「世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム」が併設されています。ここは座喜味城跡はもちろんのこと、読谷村の歴史や文化を余すことなく紹介している施設です。
座喜味城跡
パネルや映像、模型を使用し、好奇心を刺激してくる工夫がいたるところに散りばめられているのが特徴的。極めつけはお墓を再現した模型まであるから熱の入れっぷりが伺えます。
座喜味城跡
また、入口に向かって左手には、お城ファンにはたまらない「続日本100名城」のスタンプが設置されています。座喜味城跡は「続日本100名城」に選ばれており、ここに来た旅の思い出が残せますよ。
座喜味城跡
これまた人気の「御城印」も販売しているので、こちらも要チェック!小・中学生:300円/高校生以上:500円/65歳以上400円の入場料が発生するものの、見ごたえあるスポットです。
座喜味城跡

世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム
住所
沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708番地6

TEL
098-958-3141

HP
http://www.yuntanza-museum.jp/

営業時間
9:00~18:00(入館は午後5:30まで) 休業日:水曜日・祝日・慰霊の日・年末年始

備考
料金:小・中学生:300円/高校生以上:500円/65歳以上400円

おわりに

沖縄の城でありながら、どこかヨーロッパのお城を彷彿とさせることから、フォトウェディングとしても人気を集めているんだそう(ちなみに、平均して1日1組は撮影に訪れるというから驚きです・・・!)。
14世紀に建築された城跡が現代人の心を感動させることにロマンを感じてしまいます。石積みの美しさと曲線美をぜひ味わってください。

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