石垣島や竹富島などの八重山諸島で、おいしい八重山そばのお店を決める「八重山そば選手権」が初開催され、2015年10月15日に結果が発表されました。
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そこで沖縄ラボでは、八重山そば選手権上位の店舗を紹介していきます。
まず第一弾は、八重山そば部門初代王者に輝いた「八重山そば処島料理小松」です。開店わずか1年足らずで栄光を得た「小松」は、今石垣島で最も注目を集めるそば店となりました。
「八重山そば処島料理 小松」とは
「小松」は、昔ながらの沖縄の赤瓦の民家を移築し、木をベースとした広々と落ち着いた雰囲気のお店です。
場所は、石垣市街地の西にある「ロイヤルマリンパレス石垣島」に向かって右奥にあります。
外観は、赤瓦屋根とテラスがとても良い雰囲気を出していて、先日の八重山そば選手権で優勝した記念フラッグも飾っています。
座席は、掘りごたつ座敷が6卓28席、外のテラス席は2卓8席あります。
犬の同伴も可能なので、運が良ければ可愛い看板犬のワンちゃんに会えるかもしれませんよ。
八重山そば処島料理「小松」 おすすめメニュー
八重山そば(500円)
中太の丸麺と、豚骨・鶏ガラ・花かつおから取った濃厚なスープを使った一品
八重山そばチャンピオン店の味が楽しめる一品です。
これが、「八重山そば選手権ナンバーワン」小松の八重山そばです。豚肉、かまぼこ、青ネギのトッピングに、丸い麺を使用。
特徴的なのは後に説明しますが、八重山そばでは珍しいこの褐色スープです。
丸い麺を、箸で持ち上げた写真です。一本一本コシがある麺は、スープとの相性も良く食べごたえがあります。
八重山そばは通常、薄い黄色のスープになります。小松では、スープのダシ(鶏・カツオ・豚)にこだわりこのような褐色を生み出しています。飲んでみると、とても濃厚で豚の甘味がたっぷりと抽出された仕上がりに。
こちらは豚の三枚肉を箸でつかんだ写真です。
ぜいたくに3枚も乗っていますが、この豚脂身が八重山そばの魅力をぐっと上げています。
・軟骨ソーキそば(750円)
・三枚肉そば(750円)
八重山そばスペシャル(850円)
それだけでも美味しい八重山そばに、ソーキ(スペアリブ)・てびち(豚足の煮込み)・三枚肉(豚三枚肉の煮つけ)の三種類の肉がついた、豪華なそばセットそばもお肉も好きな方におススメの一品です。
・てびちそば(750円)
・八重山そばスペシャル(850円)
・イナムドゥチ膳(950円)
小松へのアクセス
場所は、石垣市新川にあるホテルロイヤマリンパレス石垣島の西側です。
人気店でいつも混雑しているので、時間に余裕を持って行くか、事前に混雑状況を問い合わせしてから行くのをおすすめします。
・お車の場合・・・新石垣空港から車で約40分。離島ターミナルからは約15分で到着します。
・バスの場合・・・バスターミナルから約25分。川平リゾート線「ロイヤルマリンパレス」で降車後、徒歩1分の場所にあります。
あとがき
こだわりの八重山そばを作る「小松」店長の有田さんは、大阪の料亭で修行後、石垣島にUターン。旧石垣空港内にあったレストラン「ゆうな」に25年勤務し料理長をされたのち、2014年9月に開店されました。
地元の人々に愛されてきた「ゆうな」のそばをもう一度食べたいと、開店当初から人気を集めます。
そして丹精込めて作った、他では味わえない少し甘めの「八重山そば」が2015年10月、八重山そば選手権 八重山そば部門で見事1位を獲得しました。
今では多くの観光客が「八重山ナンバーワンのそば」を食べに、連日満員となっています。ぜひ石垣にお越しの際は、一度ご賞味ください。
名称:八重山そば処島料理 小松
営業時間:11:00~15:00
※夜は完全予約制
定休日:不定休
住所:石垣市新川2460-1
電話番号:0980‐87‐0779