「久米島」の魅力いえば、まず何を思い浮かべるでしょうか?おそらく、多くの人が美しい海の風景を連想するかもしれません。勿論それは正しいのですが、知る人ぞ知るもう一つの大きな魅力が「食」。一周50kmほどの小さな久米島ですが、様々な食材が採れ、それらを活用した個性豊かな名物グルメを堪能できます。今回は、スイーツからガッツリ系まで、久米島旅行で外せない絶品グルメを10つ厳選してご紹介!
1.山里ゆんたく市場「沖縄そば」
2.ゆくい処 笑島「車海老そば」
3.やんぐゎ「島味噌もやしそば」
4.赤嶺パイン園「パインジュース」
5.YUNAMI FACTORY BOBA「タピオカドリンク」
6.民宿くろしお「沖縄ぜんざい」
7.ジェラテリア久米島Verde「ジェラート」
8.BACK SHORE LANCH「ガーリックシュリンプ」
9.比嘉グルクンかまぼこ店「グルクンかまぼこ」
10.波路「お刺身盛り」
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1.ロケーションも絶景!山里ゆんたく市場「沖縄そば」
沖縄を訪れた時、真っ先に食べたくなるグルメといえば「沖縄そば」でしょう。久米島には、王道から個性派まで「沖縄そば」のバリエーションが豊富です。
その中でオーソドックスな「沖縄そば」として紹介したいのは、久米島の内陸・仲里にある「山里ゆんたく市場」でいただける一杯。食べ応えのある中華麺と和風出汁の相性が抜群で、三枚肉が濃厚なアクセントになっています。
そして「沖縄そば」の美味しさをさらに高めてくれるのが、この景色!ゆんたく市場は高台にあり、久米島の海を180度もの大パノラマで見渡せます。
<山里ゆんたく市場の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字山里352-1
営業時間:10時~19時
定休日:不定休
電話番号:098-987-1301
2.濃厚な旨味たっぷり!ゆくい処 笑島「車海老そば」
一方で、久米島の個性派そばの代表格と言えるのが、ゆくい処 笑島の「車海老そば」。久米島で養殖が盛んな車海老をスープのベースにし、トッピングにも車海老を贅沢に使用しています。
スープの中に優しい甘さを感じるのは、低塩分で無添加の伝統調味料「久米島たいらの味噌」の効果。車海老と味噌のマッチングが秀逸です。そして、そんな完成度の高いスープと一緒に、麺をすすり、車海老を頬張れば、口いっぱいに上質な旨味が広がります。
2019年にっぽんの宝物・第4回全国大会でグランプリを受賞している、今注目の一杯です。
<ゆくい処 笑島の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字西銘1372-1
営業時間:11時~15時
定休日:木曜日
電話番号:090-3790-4518
3.風情ある古民家・やんぐゎで頂く「島味噌もやしそば」
ゆくい処 笑島とともに、 久米島そばを牽引しているの名店が「やんぐゎ」。島南部、じんじんロードに軒を連ねる、瓦屋根の古民家が目印です。お庭には、四季折々の花々が咲き、お店に入る前から癒されます。
そんなやんぐゎが提供する、こだわりの一杯は「島味噌もやしそば」。こちらも、久米島たいらの味噌を使っているのですが、先ほどの車海老そばとは全く違う印象となっています。あくまで主役は味噌。その味噌を軸に、カツオ出汁や海洋深層水、惣慶もやしといった、久米島の食材を組み合わせ、優しい甘みが特徴の、滋味深いスープに仕上げています。
<やんぐゎの基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字仲泊509
営業時間:12時~14時30分
定休日:日曜日
4.一年中飲める久米島の味覚!赤嶺パイン園「パインジュース」
久米島グルメを語るときに欠かせない存在がスイーツ。南国らしく、SNS映えするラインナップが目白押しです。まず鉄板は赤嶺パイン園の「パインジュース」。パイナップル果汁100%で、果実本来の甘さをストレートに楽しめます!なお、久米島は年間平均気温は約23℃。寒い冬でも、冷たいジュースを美味しく頂けるのも嬉しいところ。
なお収穫時期には、お店の外のベンチ付近には、パイナップルがたくさん並びます。周囲は景色も開けており、写真映えもするので、ぜひ晴れた日に立ち寄ってみてくださいね!
<赤嶺パイン園の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町仲村渠
営業時間:9時~18時
定休日:不定休
電話番号:098-985-4651
5.インスタ映えなオリジナルドリンク!YUNAMI FACTORY BOBA「タピオカドリンク」
久米島グルメの名店・YUNAMI FACTORYが2020年に新たにオープンしたのが「YUNAMI FACTOR BOBA」。約50種類のフレーバーとトッピングの組み合わせから独自のドリンクを作れる、久米島初のドリンクスタンドです。
オススメは、大きなタピオカがたっぷり入ったドリンク。インスタ映えするおしゃれな見た目と、濃厚な甘さが堪らない一杯は、地元の学生を中心に大人気!お店のすぐそばには鮮やかな海が広がっているので、海を眺めながら頂くのがオススメです。
<YUNAMI FACTORY BOBAの基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町鳥島901-3125
営業時間:14時~18時
定休日:不定休
電話番号:098-985-2323
6.美しいビーチの傍で頂く!民宿くろしお「沖縄ぜんざい」
久米島を代表する絶景スポット・イーフビーチ。日本の渚百選にも選ばれている、青と白のコントラストが爽やかなこのビーチを眺めながら、ぜひ食べて欲しいのが民宿くろしおの「沖縄ぜんざい」(夏季限定)。
たっぷりの小豆の上に、こんもりとかき氷を載せたボリューム満点の一杯です。ポイントは、久米島名物の「さとうきび黒蜜」をたっぷりとかけている点。食べ進めるごとに、優しい甘みが口いっぱいに広がります。また100円追加するとトッピングできる、ブルーシールアイスもオススメです!
<民宿くろしおの基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町謝名堂548-24
電話番号:098-985-7355
7.島素材の優しいフレーバー!ジェラテリア久米島Verde「ジェラート」
2019年にオープンして以来、今や島では知らない人はいないほど人気店となった「ジェラテリア久米島Verde」。マンゴーや島バナナなど、久米島ならではの素材と、その風味を存分に生かしたフレーバーが好評で、子供からお年寄りまで世代を問わず愛されています。
現在はキッチンカーでお店を営み、三箇所を転々としているため、あらかじめお店のインスタグラムを要チェック!なおイーフビーチ近くの”おやつ村”では、おやつ村×Verdeのコラボジェラート「じぃーまの黒ざーたー」も購入可能です。
<ジェラテリア久米島Verdeの基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字島尻
営業時間:11時~16時
定休日:月曜日・木曜日
※場所はインスタグラムで事前に確認(https://www.instagram.com/kumeverde/)
島尻農村公園(島南エリア)
笑島様/花館様 駐車場(島西エリア)
おやつ村様 駐車場(島東エリア)
8.車海老を濃厚ピザで!BACK SHORE LANCH「ガーリックシュリンプ」
それではラスト三つは、久米島グルメで欠かせない穴場なお店から紹介していきましょう!まずイーフビーチから島南部の島尻へ向かうシーサイドロードの途中にお店を構える「BACK SHORE LANCH」。白塗りの外観と青い海の対比が映え、リゾート感を演出してくれます。
そんなこのお店でいただけるのは、久米島産の車海老をたっぷりと使った「ガーリックシュリンプ」。カリッと香ばしく、そして海老本来の旨味もしっかりと味わえる一品となっています。酸味の効いたトマトをベースにすることで、ボリューミーかつ濃なピザでも、サラリと食べられるのも嬉しいところ。
<BACK SHORE LANCHの基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字島尻169‐54
営業時間:10時~18時
定休日:月曜日
電話番号:098-987-4627
9.受け継がれる久米島の味!比嘉グルクンかまぼこ店「グルクンかまぼこ」
久米島周辺の海でたくさん水揚げされるグルクン。その魚を、50年以上も前からかまぼこにして久米島で販売しているのが、比嘉のおばぁです。しかし、おばぁも高齢。店をたたむか考えていた時に、お孫さん夫婦が久米島にUターンをして、「グルクンかまぼこ」を受け継ぐことになりました。
今では、おばぁの味をかなり再現できるようになったという二人。笑顔絶えない家族で、毎日丹精込めて作ったかまぼこは、グルクンの旨味がストレートに伝わる一品。噛めば噛むほど、口の中が心地よい旨味で満たされます。
<比嘉グルクンかまぼこ店の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町真我里501
営業時間:9時〜17時
定休日:電話で事前確認
電話番号:070-8321-5518
10.半端ないビジュアルとボリューム!波路「お刺身盛り」
イーフビーチ付近には、居酒屋が数多く軒を連ねます。夕食付きのホテルも良いですが、あえて夜はフリーにして楽しむのも良いかもしれません。中でも一押しなのが「波路」。久米島で水揚げされた新鮮な海の幸をたっぷりと頂くことができます。
中でも一番のオススメは「刺身盛り」。ボリュームが半端ない!と地元の方にも話題です。その証拠に見てみてください。刺身盛りは松(2000円)・竹(1500円)・梅(1000円)と3種類もあるのですが、ですらこのボリューム!お魚7〜8種類が、25切れほども入っています。お酒が進むこと間違いなし!
<波路の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町謝名堂548-32
営業時間:火曜〜土曜は11時~14時、17時~23時、月曜は昼のみ、日曜は通し営業
電話番号:098-985-7046
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回は、沖縄離島・久米島で味わいたいグルメを厳選して紹介しました。美しい景色に加えて、食についても魅力で溢れる久米島。ぜひ島を訪れたら、ゆっくりと滞在し、心ゆくまで地元の味覚に舌鼓を打ってくださいね!
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。