やちむんは使う前に“目止め”しよう! シミや匂いを防ぐひと手間を

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小泊良 やちむん カラフルで個性的なマグカップ沖縄に行くとあちこちの飲食店や土産店で見かけるやちむん。
沖縄旅行の思い出として購入したあと、そのまま使ってはいませんか?

土が原料である“陶器”は吸水しやすく、シミや匂いが染みつきやすいうつわです。
なので、使う前に“目止め”をすることでそれら防ぎ、購入時の風合いを長持ちさせることが大事!

「・・・ところで、目止めって何?」という方もいるはずなので、今回はやちむんの目止めのやり方をご紹介。せっかく気に入ってお迎えしたやちむんです。

はじめにひと手間かけて、長く愛用してあげましょう♪

<もくじ>
1. 目止めはシミ&匂いの予防になる
2. 目止めが必要なやちむんと不要なやちむん
3. やちむんを目止めする方法
4. 目止めの注意点
5. おわりに

1. 目止めはシミ&匂いの予防になる

やちむん 目止め ストライプ柄 マグカップとソーサー「目止めをしよう!」と言っておきながらではありますが、目止めをしないからといって、使う時に不便があるわけではありません。
目止めという作業のことを知らずに、そのまま使ってもうつわの役割はしっかり果たしてくれます。

ただ、そのまま使うと、色の濃い料理がシミとなって残ってしまったり、香りの強い料理の匂いが染みついたりしやすいのです。
やちむんには目には見えない小さな穴や割れ目などがたくさんあり、そのままだと吸水性が良すぎて料理の水分が染み込んで、シミや匂いがこびりついてしまいます。

せっかくお気に入りに出会えて購入したやちむんなので、そのままの風合いで長く使いたいですよね。なので目止めが必要なのです。

2. 目止めが必要なやちむんと不要なやちむん

小泊良 やちむん カラフルで個性的なマグカップそもそもですが、やちむんとは“沖縄で作られたうつわ”のこと。
そして、やちむんには“磁器”と“陶器”の2種類があります。

この種類によっては、目止めが不要な場合も。
なので、まずは自分が購入したやちむんには、目止めが必要なのか、不要なのかを確認しましょう。

やちむん 目止め 陶器タイプのやちむんこちらは“陶器”タイプのやちむん。
土が主な原料で、水分が染み込みやすいため、目止めが必要です。

やちむん 目止め 磁器タイプのやちむんそしてこちらは“磁器”タイプのやちむん。
石が主な原料のため、吸水しにくく、目止めの必要がありません。

陶器のやちむんはぽってりとした厚みやざらっとした手触り、磁器のやちむんはツルっとした見た目と手触りが特徴です。

お店で購入する際に、目止めが必要なやちむんかどうかを確認するのが確実ですが、すでに手元にあるやちむんを目止めする際は見た目や手触りを確認してみましょう。

3. やちむんを目止めする方法

目止めに必要な材料は4つ。

・やちむん
・やちむんがすっぽり入る大きな鍋
・米のとぎ汁
・布

もし米のとぎ汁がない場合は、ややトロッとする程度の小麦粉や片栗粉を水に溶かして代用することも可能です。では、早速目止め作業をスタートしましょう!

やちむん 目止め やちむんを米のとぎ汁で煮込む 目止め作業① やちむん同士ややちむんと鍋がぶつからないように布で包みながら鍋に入れる
② たっぷりの米のとぎ汁を注ぐ
③ 沸騰したら弱火にして約20分
④ とぎ汁に漬けたまま、自然に冷ます
⑤ 洗ってぬめりを取り、自然乾燥させる

作業工程はいたってシンプル!
米のとぎ汁で煮ることで、米のデンプンの粒子がやちむんの小さな穴や割れ目に浸透して、料理の水分などが染み込む隙間を前もって埋めてくれるのです。

4. 目止めの注意点

布でしっかりカバーすることが一番大切なポイント。

沸騰すると鍋の中でやちむんが揺れて、やちむん同士ややちむんと鍋がぶつかって割れたり欠けたりする可能性が高まります。
とぎ汁の中でやちむんがあまり動かないように、布でうまく覆ってあげてくださいね。

また、目止めをしっかりしたあとも、丁寧に扱ってあげることをお忘れなく。
料理をのせっぱなしにしたり、シンクで水に漬けっぱなしにしたりはNGですし、もちろん食洗器の利用も避けたいところです。

5.おわりに

やちむん 目止め 家庭にあるやちむんコレクション少し面倒かもしれませんが、長く愛用するために、最初のひと手間はぜひ惜しまずに。

また、料理を盛りつける前に水にくぐらせることで、料理の水分が染み込みにくくなるので、さらに手をかけてうつわを育てたい方は毎回のひと手間もかけてあげてみてくださいね。

そして目止めをしたからといって、シミや匂いに無敵になったわけではありません。

筆者は以前白い陶器のやちむんにうっかりブルーベリーをのせたら、紫色のシミがうっすら残ってしまいました・・・。色の濃い料理、香りの強い料理を盛りつける際はお気を付けくださいね!

 

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