沖縄の伝統工芸やちむん|陶器市「壺屋陶器まつり」に行ってきた

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壺屋陶器まつり「壺屋陶器まつり」は、毎年11月に行われる沖縄の焼き物やちむんのお祭り。

高級シーサーからちょっとしたお土産に嬉しい箸置きなど、多岐に渡るラインナップは焼き物好きにはたまらないもの。
県内約30もの窯元が集結するので、意外な掘り出し物に出会えるチャンスもあるんです。

陶工さんが即興で作品を作って技術を競い合うイベントや、オークションなど、日替わりイベントも見どころ。
ふだん焼き物に触れる機会が少ない方にとっても、気軽に楽しめる内容になっていますよ。

今回はイベントにじっさいに参加!気になる会場の様子をお届けします。

<目次>
1. おまつりの様子をご紹介
1-1 魅力的なやちむんがずらり!
1-2 日替わりイベントが見どころ
2. おわりに

1. おまつりの様子をご紹介

壺屋陶器まつり今年で38回目をむかえる「壺屋陶器まつり」。
ゆいれーる牧志駅から徒歩5分の壺屋小学校の運動場で、開催されています。

壺屋陶器まつりやちむんとは沖縄の方言で焼き物の意味。400年前の琉球王府時代に壺屋に陶工たちを集めたことが歴史の始まりとされています。

植物や魚など自然をモチーフとしたデザインと温かみのある色合いは、日々の暮らしによく馴染みます。

展示即売会では伝統的なものから小学校の生徒が作ったものまで、ここでしか手に入らない品ぞろえ。

基本的には通常の2割引きで販売されていますが、中にはそれ以上にお値引きされたものも!意外と値段が張るやちむんも、この日はリーズナブルに楽しめるのが嬉しいトコロです。

ちょっとした屋台や休憩場もあり、じっくりと好みのやちむんを探すことができますよ。

沖縄育ちながら「壺屋陶器まつり」へ行くのは、じつは初めて。
このような渋いお祭りが近くで開催されているなんて、知りませんでした。

1-1 魅力的なやちむんがずらり!

各展示ブースには個性的で、デイリー使いにピッタリなやちむんがずらり。壺屋陶器まつりまかいは沖縄の方言でお椀という意味で、こちらは扇や笠などに使われる「クバ」の葉が描かれたデザイン。

素朴ながらもスタイリッシュなデザインに食卓が和みそうですよね。
6寸はお蕎麦やうどん、5寸は丼ものなどにちょうど良いサイズだそうです。

沖縄の海のように美しいターコイズブルーのお皿は、やちむんの中でも人気のデザイン。スイーツやエスニック料理にもよく合いそうな感じがします。壺屋陶器まつり

メルヘンチックなお皿は、若い女性にも人気。
可愛らしいネコが描かれたマグカップもありました。壺屋陶器まつり

また沖縄の守り神の象徴といえるシーサーは、やちむんでも忘れてはならない存在。壺屋陶器まつり1,000円以下のものからこの日会場で最も高かった32万円のシーサーまで。
陶工さんによって一体ずつ表情が異なっていて、特徴や技法なども様々。見ているだけでも楽しめますよ。

そして数多くある中でも、目に止まったのがこちらのお皿。
深く彫り込んだ優雅な曲線。魚文様の美しい赤絵に惹きつけられます。壺屋陶器まつり

嬉しいことに作ったご本人と直接お話しすることができ、作品の魅力が一層深まりました。壺屋陶器まつり陶工の小橋川明史氏(清正陶器明史工房):国際通りの巨大シーサーなど制作

普段お目にかかることのできない陶工さんと、こうしてコミュニケーションが取れるのも「壺屋陶器まつり」の醍醐味と言えるでしょう。壺屋陶器まつりその他やちむんにまつわる書籍やグッズなど。地元ボランティアさんによって販売されています。

じっさいに見て触れて、楽しく学ぶことがでるパネルブースもありましたよ。

2-2 日替わりイベントは見どころ満載!

壺屋陶器まつり壺屋陶器まつりの見どころは、展示販売だけではありません。

福引コーナーや、陶工さんへのインタビュー、オークションや旗頭の披露など日替わりイベントも開催されています。

中でも人気なのが最終日に行われる「カーミスーブ」。
陶工さん達が、与えられたテーマを早く美しく作り、リレー形式で競い合う。匠の技を間近に見ることができるんです!

訪れた2日目は、やちむんオークションが行われていました。壺屋陶器まつり写真は、オークションの20分前の様子。
やちむんを手に取り感触を確かめ、これから行われるオークションに備えます。

壺屋陶器まつり「1000円から!」という司会者の掛け声に、あちらこちらから「2000円」「3000円!」という勢いある声が湧き上がり、会場は大にぎわい!

壺屋陶器まつりとはいえ焼き物やちむんのイベント、漁港の競りのようではなく、ほのぼのとした雰囲気が印象的でした。

壺屋陶器まつりオークションを見終えて、本日の締めは沖縄そば。
やちむんの丼ぶりに入っているおかげか、沖縄そばの美味しさをより引き立ててくれました。

2. おわりに

壺屋陶器まつり今回ほとんど無意識レベルで買ってしまった品々を並べてみました。
手にとって眺めているだけで楽しい気分になります。

普段から日常生活で使っているやちむんが、こんなに趣深いものだったとは・・・。
これを機にガイドさんおすすめの入門書で「やちむん」をもっと学びたいと思います。

やちむんの魅力がぎゅっと詰まった「壺屋陶器まつり」は毎年11月。
ぜひ、あなただけの特別な「やちむん」を探してみてはいかがでしょうか?

[基本情報]

2017年第38回壺屋陶器まつり
日時:11月24日(金)~26日(日)(10:00~18:00)
開催場所:那覇市立壺屋小学校
住所  :沖縄県那覇市牧志3-14-12
料金  :入場無料
駐車場 :駐車場情報記載なし(ふれあい陶器作り広場は有料)
公共交通:ゆいレール(沖縄モノレール)牧志駅から徒歩3分
※開催場所には専用駐車場がありませんので、来場は公共交通機関のご利用がおすすめ!
【参照サイト】
壺屋陶器事業協同組合

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