沖縄には、日帰りで楽しめる魅力的な離島が数多くあります。美しい海やビーチを満喫しながら、シュノーケリングといったマリンアクティビティでサンゴ礁や熱帯魚を堪能したり、散策しながら個性豊かな島の文化や歴史に触れることもできます。ぜひ気軽に船旅に出かけて、沖縄の離島でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
1.座間味島(ざまみじま)
2.渡嘉敷島(とかしきじま)
3.阿嘉島(あかじま)
4.ナガンヌ島
5.久高島(くだかじま)
6.津堅島(つけんじま)
7.水納島(みんなじま)
8.伊江島(いえじま)
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1.座間味島(ざまみじま)
沖縄本島の泊港から高速船で約50分/フェリーで約90分の場所に位置する、慶良間諸島の一つ。
特に「古座間味ビーチ」や「阿真ビーチ」は透明度の高い海で知られ、シュノーケリングやダイビングで色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚を間近で観察できます。
また、冬から春にかけてはザトウクジラのホエールウォッチングが人気で、クジラが悠然と泳ぐ姿を眺められることも。
「高月山第一展望台」や「神の浜展望台」など、島の至るところに展望台があり、慶良間国立公園の雄大で美しい自然を全身で感じられるのも魅力です。
<座間味島 アクセス>
本島の港:泊港(那覇)
所要時間:高速船約50分/フェリー約90分
往復の数:3〜5便(一部阿嘉島経由)
往復料金:高速船6,080円/フェリー4,090円
船に関する情報:https://www.vill.zamami.okinawa.jp/ship/
2.渡嘉敷島(とかしきじま)
沖縄本島の泊港から高速船で約50分/フェリーで約90分の場所に位置する、慶良間諸島の一つの島です。
手つかずの自然が色濃く残っており、山がちな地形のためビーチは限られています。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる「阿波連ビーチ」が定番で、プライベート感を楽しみたい方には「渡嘉志久ビーチ」がおすすめです。
また、島の南部には秘境のビーチ「中頭の浜」もあります。島の各所には展望台が設けられていて、特に慶良間諸島を一望できる「慶良間海峡展望所」は、絶景スポットとして人気があります。
<渡嘉敷島 アクセス>
本島の港:泊港(那覇)
所要時間:高速船約40分/フェリー約70分
往復の数:3〜4便
往復料金:高速船4,810円/フェリー3,210円
船に関する情報:https://tokashiki-ferry.jp/Senpaku/portal
3.阿嘉島(あかじま)
沖縄本島の泊港から高速船で約50分/フェリーで約90分の場所に位置する、慶良間諸島の島。
島は美しい白い砂浜と透き通った海に囲まれており、「ニシバマビーチ」では、シュノーケリングやダイビングを通じてカラフルなサンゴ礁や熱帯魚を鑑賞することができます。
また、「国立公園ビジターセンターさんごゆんたく館」では、島の生活を伝えるサンゴに関する展示が行われており、見どころの一つです。
さらに運が良ければ、ビジターセンターの周辺で天然記念物である「ケラマジカ」に出会えるかもしれません。
<阿嘉島 アクセス>
本島の港:泊港(那覇)
所要時間:高速船約50分/フェリー約90分
往復の数:2〜3便
往復料金:高速船6,080円/フェリー4,090円
船に関する情報:https://www.vill.zamami.okinawa.jp/ship/
4.ナガンヌ島
沖縄本島の那覇から約20分で行ける無人島。
島は珊瑚や貝のかけらでできたコーラルサンドでできており、真っ白な砂浜と透明度の高いエメラルドグリーンの海が織りなす風景に感動します。
美しいサンゴ礁とカラフルな熱帯魚を楽しめるマリンアクティビティを楽しむのが定番で、シュノーケリングで海に潜っているときに運が良ければ、ウミガメにも出会えるかも!? 日帰りでリゾート気分を存分に満喫でき、沖縄らしい非日常を体験できる魅力的なスポットです。
定期船はありませんが、那覇発の日帰り海水浴ツアーが多くあります。
<ナガンヌ島 アクセス>
本島の港:泊港(那覇)
所要時間:約20分(船での移動時間)
ツアー料金目安:ひとり7,500円(オフシーズンは6,500円)
島に関する情報:https://www.nagannu.com/index.php
5.久高島(くだかじま)
神の島とも呼ばれる久高島は、沖縄本島南部の安座真(あざま)港から速船で約15分/フェリーで約25分のところに位置します。
琉球開闢の神・アマミキヨが降り立った地とされており琉球の神話や神事が今も息づき、島民はその歴史や神事を大切に守り継いでいます。
御嶽や拝所など立入禁止区域がありますので、来島の際は島のルールをしっかり守りましょう。
島内のいたるところには白い砂浜と透明度の高い海が広がります。
また、島内には古代から年中祭祀が行われる祭場「御殿庭(うどぅんみゃー)」、 「外間殿(ふかまどぅん)」などの神秘的なスポットが点在してしており、自然の美しさに加えて、沖縄の伝統文化や歴史を感じられるのが魅力です。
<久高島 アクセス>
本島の港:安座真港(南城市)
所要時間:高速船約15分/フェリー約25分
往復の数:6便
往復料金:高速船1,480円/フェリー1,320円
船に関する情報:https://kudakakaiun.jimdofree.com/
6.津堅島(つけんじま)
沖縄本島の平屋敷(へやしき)港から高速船で約30分/フェリーで約60分のところにある島で、「キャロットアイランド」として親しまれています。
島はニンジンの生産が盛んで、島内の直売所では新鮮なニンジンや特産品を購入できます。
島の四方全てに綺麗なビーチが広がっており、穏やかな海を眺めながらゆったりと過ごすのもおすすめです。
また、島内には「ニンジン展望台」という代表的なスポットに加え、「ホートゥガー」と呼ばれる湧水や、「中の御嶽」や「旧灯台跡」といった歴史的スポットもあり、自然と文化が融合した独特の雰囲気を放っています。
<津堅島 アクセス>
本島の港:平屋敷港(うるま市)
所要時間:高速船約30分/フェリー約60分
往復の数:5便
往復料金:高速船1,530円/フェリー1,240円
船に関する情報:http://tsuken.shimatabi.jp/diagram.html
7.水納島(みんなじま)
沖縄本島の北部に位置し、渡久地(とぐち)港からフェリーで約15分でアクセスできる小さな島です。
この島の南側には、美しい三日月形のビーチが広がっており、「クロワッサンアイランド」という愛称で親しまれています。
透明度の高いエメラルドグリーンの海では、シュノーケリングやダイビングを楽しみながら、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚に出会えます。
日帰りでリゾート気分を満喫でき、静かな砂浜でのんびりと過ごしたり、マリンアクティビティを楽しむなど、日常を忘れてリラックスできるのが魅力です。
<水納島 アクセス>
本島の港:渡久地港(本部町)
所要時間:約15分
往復の数:3~8便
往復料金:1,730円
船に関する情報:https://www7b.biglobe.ne.jp/~minna/
※日帰り海水浴ツアーも多数開催されています。
8.伊江島(いえじま)
沖縄本島の北西部、本部(もとぶ)港からフェリーで約30分でアクセスできる島です。
島のシンボルである「タッチュー(城山)」の頂上からは、360度のパノラマビューを楽しむことができます。
島の北部は断崖絶壁が広がる絶景スポット。南部は白い砂浜と美しい海が織りなすビーチが広がっており、対照的な景観が特徴です。
さらに、毎年ゴールデンウィークに開催される「伊江島ゆり祭り」もこの島の名物で、色とりどりに咲くユリの花が多くの観光客を魅了します。美ら海水族館や古宇利島から少し足をのばしたい、見どころ豊富な離島です。
<伊江島 アクセス>
本島の港:本部港(本部町)
所要時間:約30分
往復の数:4便(時期により変動)
往復料金:1,390円
船に関する情報:https://www.iejima.org/document/2015012100097/
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。