関西発で沖縄旅行に行きたい!でも、どんな行き方だと効率が良いのか、どんなおすすめツアーがあるのか分からない、という方も多いのではないでしょうか?
初めての沖縄旅行へ行く方にとっては、特に気がかりな点なのではないかと思います。
ということで関西発の沖縄旅行について、空港へのアクセスからおすすめスポットまで、気になる点をざっとご紹介させていただきます。
参考にしていただいて、ぜひ素敵な沖縄旅行を楽しんでください!
<目次>
1. 沖縄旅行の定番はコレ!
2. 飛行機とその選び方
3. 伊丹空港から行く
3-1 リムジンバスで行く
3-2 電車で行く
3-3 マイカーで行く
4. 関西空港から行く
4-1 リムジンバスで行く
4-2 電車で行く
4-3 マイカーで行く
5. 神戸空港から行く
5-1 ポートライナーで行く
5-2 バスで行く
5-3 マイカーで行く
おわりに
1. 沖縄旅行の定番はコレ!
関西から沖縄旅行に行きたい!という方にとって気になるのは、まずは日程。実際関西発の場合は、どの程度の日程で沖縄旅行を楽しまれる方が多いでしょうか?
弊社の沖縄旅行の予約データから見ると、沖縄の滞在日数の平均はおおよそ2.5泊、2泊3日、もしくは3泊4日というのが多い日程でした。
また島別にみると、一番多いのが沖縄本島で約7割、残り3割で石垣島(八重山諸島)、宮古島という順番です。また初めての方は沖縄本島という方が多く、2・3度目の沖縄旅行で離島を選ばれる方が多いという傾向。
「石垣島や宮古島など、離島は遠い!」と懸念している方もいらっしゃるでしょう。
しかし関西発からでも直行便が飛んでおり、意外にも3時間以内で到着するんですよ♪
なおツアーの形態としては、いわゆる団体ツアーより個人型のパッケージツアーが主流。
現地で好きなホテルや友人のお家に泊まるという場合でも、パッケージツアーで飛行機往復+1泊付きの格安ツアーを予約すると安いということで、利用される方も多いです。(旅行会社やツアーによって復路日程の延長が可能な場合、不可能な場合がありますので必ず事前にご確認ください。)
2. 飛行機とその選び方
関西(伊丹・関空・神戸の3空港)と沖縄を結ぶ飛行機。現在運航しているのは、ANA(全日空)、JAL(日本航空)、ソラシドエア、スカイマーク、そしてLCCのピーチ航空、ジェットスターの6社です。
2017年8月の関西各空港と那覇を結ぶ便となりますが、一番多いのはANAで12~13便(ソラシドエアとの共同運航便含む)、続いてJALが6便、以下ピーチ、ソラシドエア、スカイマーク、ジェットスターと続きます。
ちなみにLCCは関空発のみ。各空港ごとでは以下のようにまとめられます。
・大阪市内から一番近くて便利な伊丹は、ANAかJALのみ。
・本数の多さとLCCなど航空券の安さで選ぶなら、関空発。
・神戸発は本数が少ない(実質5便)ものの、スカイマークなど安い場合もあり。
大半のパッケージツアーの場合は往復で利用する空港を変える事ができますので、時間や金額で使い分けてもいいかもしれません。
なお那覇以外の離島便は、以下の直行便が運航しています。
関西~石垣
・ANA 1日1往復(関空発着)
・JAL 1日1往復(関空発着)
・ピーチ 1日1往復(関空発着)
関西~宮古
・ANA 1日1往復(関空発着)
但し本数が限られていますので、那覇で乗り換えて離島へ向かうというのが主流。
同じ航空会社の場合は、那覇で到着から出発まで20分以上の時間があれば、乗継として組み合わせ可能です。
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3. 伊丹空港から行く
関西発着の国内線空港でお客様からの要望が高いのが、大阪中心部から最も近い伊丹空港です。
3-1 リムジンバスで行く
伊丹空港利用で一番利便性が高いのが、関西各地から1本で行けるリムジンバスです。
大阪駅前、なんば、天王寺、新大阪や三宮、京都、奈良や関西空港などから出ているのでとても便利。
但し高速道路の渋滞などの不確定な要素もあるので、時間に余裕をもって利用されることをおすすめします。
(時刻表は右のURLからご覧ください⇒http://www.okkbus.co.jp/index2.html)
3-2 電車で行く
リムジンバスと比較して、少しややこしいのが電車でのアクセスです。
主に以下の2パターンとなります。
【大阪駅からのアクセス】
①JR大阪駅から徒歩5~6分の「阪急梅田駅」へ。
②阪急梅田駅より阪急電鉄・宝塚線に乗車、蛍池駅で下車(急行で13分)。
③同じ建物内にある「大阪モノレール蛍池駅」へ。モノレールで1駅で伊丹空港(大阪空港駅)に到着(約2分)
阪急梅田駅からの所要時間は乗り換え時間含めて25分前後、料金は420円と同区間のリムジンバスよりも安価です。
【新大阪駅からのアクセス】
①地下鉄新大阪駅より地下鉄に乗車し、千里中央駅へ(約15分)。
②地下鉄千里中央駅から徒歩約5分の、大阪モノレール千里中央駅へ。モノレールで4駅で伊丹空港(大阪空港駅)へ(約13分)。
新大阪駅からの所要時間は乗り換え時間含めて40分前後、料金は630円となり、同区間のリムジンバスより割高です。
阪急線で伊丹駅という場所もありますが、伊丹空港までバスに乗る必要がありますので、大阪から行く場合は上記のアクセスをおすすめします。
3-3 マイカーで行く
関西各地在住の方が伊丹空港を重宝する理由の一つが、車でのアクセスがしやすい点。
最寄りインターは阪神高速の大阪空港出口、もしくは中国道の中国池田IC。いずれも空港ほど近くになります。
ただし駐車場は安くなく、空港隣接の駐車場の場合は初めの24時間で2,570円、以後24時間毎に2,060円追加という料金形態。
予め利用が決まっているのなら、民間の駐車場を事前にインターネット予約をされるのがベストでしょう。
1泊2日:3,500円前後 2泊3日:5,000円前後、3泊4日:6,000円前後が相場です。
4. 関西空港から行く
続いては関西唯一の国際空港である関西空港。
大阪南部にあるため大阪駅(梅田)近辺からは遠いですが、なんば・天王寺などからのアクセスは比較的楽な空港です。
4-1 リムジンバスで行く
伊丹空港同様、関西空港も各地からのリムジンバスが多く出ており便利です。
JR大阪駅(梅田)、新大阪、京都、神戸、奈良、西宮、伊丹空港、和歌山をはじめ、岡山、徳島、高松など遠方からのバスがあるのも特徴です。
(詳しくは右のURLからご覧ください⇒http://www.kansai-airport.or.jp/access/bus/index.html)
4-2 電車で行く
関西空港の場合、JRと私鉄の南海電鉄の2路線が乗り入れているということもあり、電車でのアクセスが主流です。
JRの場合は「特急はるか」利用で京都や新大阪から、大阪、天王寺からは「関空快速」でいずれも乗り換えなしで行くことができます。
南海電鉄の場合は、大阪ミナミの中心、なんば駅より「特急ラピート」もしくは急行で乗り換えなし。金額はJRよりも南海電鉄の方が安価です。
4-3 マイカーで行く
マイカーで関西空港へ行く場合は、阪神高速もしくは阪和道を利用し、空港連絡橋(往復920円)を利用する流れとなります。
また駐車場料金は初めの24時間:2,570円、以後24時間毎に1,540円追加と、伊丹程ではないものの高い金額になります。
なお関西空港近隣の民間駐車場は、1泊2日:3,000~3,500円程度、以後1日追加毎に500~1,000円増というのが相場です。ただし、深夜の引き渡しの場合に別途料金がかかる場合もあります。
5. 神戸空港から行く
Photo by Wikipedia/663highland
最後は神戸空港です。
神戸空港は三宮の南に浮かぶポートアイランドのさらに南、という立地となり、「ポートライナー」という電車でのアクセスがメインとなります。
5-1 ポートライナーで行く
ポートライナー(神戸新交通)はJR・阪急・阪神と接続する三宮駅から乗車、約18分で神戸空港駅へ到着します。料金は330円です。
5-2 バスで行く
神戸空港へのバスについては、遠方の徳島から13便、高松から2便、出雲市から1便となっております。
(詳しくは以下のURLからご覧ください⇒http://www.kairport.co.jp/access/bus)
5-3 マイカーで行く
マイカーで神戸空港へ行く場合、阪神高速3号神戸線を利用し、大阪からは生田川出口、姫路方面からは京橋出口を利用、各出口から空港まで約12~15分程度です。
なお駐車場については、空港隣接の駐車場で24時間あたり1,500円という料金帯ですが、飛行機搭乗者は24時間まで無料サービスがありお得です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ひとえに関西発と言っても、その行き方はさまざま。
安くお得に行くか、向こうでの滞在時間を重視するか、LCCにするか否かでもお値段がだいぶ左右されてくるでしょう。
これを参考に、ぜひあなたにピッタリのプランを練っみていただけたらと思います。