沖縄のおすすめサーフエリア "北谷・砂辺"の魅力｜サーフィンスクール「アイランドブレイク沖縄」

美しい海に囲まれた沖縄ではマリンスポーツが盛んで、サーフィンもそのひとつです。2020東京大会で初めてオリンピック競技となりメダリストも生まれ、サーフィンに興味を持った方も多いのではないでしょうか？
今回は沖縄を代表するサーフエリアのひとつ「北谷・砂辺」でショップ兼スクール「アイランドブレイク沖縄」を営む真栄城さんに、沖縄のサーフィンスポットやスクールの内容、そして北谷・砂辺の魅力など、サーフィンについて詳しくお話をお伺いしてきました。

＜もくじ＞
・沖縄の代表的なサーフエリア
・沖縄のサーフィンで知っておきたいこと
・「砂辺」の魅力は波のバリエーションと互助の雰囲気
・スクールに参加したらどこまで出来るようになるの？
・アイランドブレイク沖縄で一緒にサーフィンを楽しもう

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沖縄の代表的なサーフエリア

沖縄のサーフエリアの中でも、アクセスがしやすいスポットを厳選しました。

① 砂辺･･･南北に複数のポイントが並び、初心者からプロまで楽しめる波のバリエーション
② 山城海岸（スーサイド）･･･１年を通して波がある、沖縄の代表的なサーフエリア
③ 真栄田岬･･･夏は比較的波が小さいが、冬は大波が期待できる
④ 昆布ビーチ･･･基本的に砂地のような柔らかく穏やかな波

沖縄のサーフィンで知っておきたいこと

沖縄の海底の多くは尖った凸凹のある“リーフ（珊瑚礁を含む岩礁）”のため、サーフィンができるのは基本的に「満潮前後２時間」のみ。切り傷など体を守るためウェットスーツに加えてリーフブーツやグローブ、帽子などの装備も欠かせません。

また沖縄に限った事ではありませんが、エリアごとにローカルルールが様々で、大切な場所を守るという意識から排他的な雰囲気の場所もあります。旅行中にサーフィンをする場合はショップのスクールやツアーなど地元のサーフィン事情に通じている人に同行するのが無難でしょう。

「砂辺」の魅力は波のバリエーションと互助の雰囲気

▲真栄城さんがサーフィンを始めたのは高校生の頃。「モテたかったんだよね、、工業高校で周りに男しかいなくてさ」▲

北谷・砂辺で40年余り続くサーフィンのショップ＆スクール「アイランドブレイク沖縄」。現在はオーナーの真栄城さんとふたりの息子さんが店頭に立ち、スクールの先生も務めています。

▲アイランドブレイク沖縄外観・内観▲

【砂辺の特徴】
① 防波堤から海に降りる階段ごとに波が違って初心者から経験者まで楽しめる
② ハワイアン、カリフォルニア、コーナー、ボウル･･･スポット名が全部英語
③ サーファーとダイバーの互助の雰囲気

▲海岸線は護岸整備された人工的な印象。沖には花畑と呼ばれる珊瑚の群生がある豊かな砂辺の海▲

約１㎞ほど続く堤防からは海へと降りる階段が設けられています。降りる場所によって波が異なり、砂辺は様々なレベルのサーファーが多く集います。

さらに町全体が米軍基地の返還地である北谷町は、今も町内に多くの外国人が住まわれています。そのためか砂辺のサーフスポット名は英語がベースになっているのです。

また、浅瀬ではサーフィン、水深の深い所ではダイビングが出来る砂辺エリアでは、サーファーとダイバーが互助し、穏やかな雰囲気だと真栄城さんは言います。

「よそ者を寄せ付けないような場所もあるけど、砂辺はサーファーの落とし物をダイバーが拾ってくれたり、迷子になったダイバーをサーファーが助けたり、みんなでゆずり合い・助け合いの雰囲気がありますよ。」

スクールに参加したらどこまで出来るようになるの？

サーフィンスクールに参加した場合、約２時間のメニューでほぼ１００％の方がボードの上に立てるようになるそうです。初めてのサーフィンで海（ボード）の上に立てるようになるなんて、自ずとやる気が湧いてきますよね。
スクールを選ぶ際は、レンタルの内容や保険の有無をチェックしておくといいよ、と真栄城さんは教えてくれました。

先述した通り、沖縄でのサーフィンはリーフによる怪我のリスクがあるため、ウェットスーツに加えリーフブーツやグローブ、帽子などのレンタルや万が一怪我をした際の保険が安心・安全に繋がります。

またビギナー向けには浮力の大きいサーフボードでは無く、さらに浮力の大きいSUP用のボードを使用する所もあるそう。