沖縄県民の生活を支えているスーパーマーケットは、お惣菜やローカルのお菓子など「生活に密着した沖縄の文化」が覗けるとっても沖縄なスポット。最近は、コンドミニアムやAirbnbなどキッチン付きの宿も増えて来たため、生鮮食品や野菜をスーパーマーケットで買ってお部屋で料理を楽しむなんて使い方も出来そうです。
この記事では、そんな沖縄のスーパーマーケットについて筆者の主観でおすすめポイントをご紹介。スーパーマーケット選びの参考にしてみてください。
1.サンエー
2.かねひで
3.ユニオン
4.りうぼう
5.ジミー
6.マックスバリュー
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1.サンエー
品揃え、品質、サービス全て◎なバランスの取れたスーパーマーケット
沖縄本島の北は本部から南は糸満まで、さらには離島にも出店していて、2023年6月時点では68店を展開しています。清潔感・品揃えに評判があり、個人的には「とりあえずサンエーに行けば間違いない」という安心感があるスーパーマーケットです。
惣菜にも力を入れていて、「お弁当・お惣菜大賞2023」では「沖縄ちゃんぽん」が丼部門で優秀賞を受賞しています。
ちなみに沖縄でちゃんぽんといえば、麺料理では無くて肉野菜の炒め物を卵でとじてご飯にのっけたもの。
強いて言えば若干お高めの印象はあるかも。安さ重視なら唯一そこがネックになりそう。ですが、それに見合う接客・サービス・商品の質がある、頼りがいのある沖縄を代表するスーパーマーケットです。
2.かねひで
ローカルな雰囲気を感じつつ、快適に買い物が楽しめるスーパーマーケット
かねひでは素朴なローカルさも感じつつ、不便なく買い物を楽しめるスーパーマーケットです。北は今帰仁村から南は糸満まで、サンエーと同じく離島にも出店していて、2023年6月時点では56店を展開しています。鮮魚・精肉といった生鮮食品が人気で、「魚やお肉はかねひでに買いに行く」という方もいます。
サンエーと同じくかねひでも惣菜は注目ポイントで、「お弁当・お惣菜大賞2023」では「ポーク&玉子おにぎり」がおにぎり部門で優秀賞を受賞しています。
最近は、店名がかねひで「〇〇店」から「〇〇市場」とイメージの刷新が行われていて、その地域の歴史や文化、名スポットにちなんだ店名・看板へと変わっているのも見どころ。ローカルな雰囲気を感じつつ、快適に買い物が楽しめるスーパーマーケットです。
3.ユニオン
お値段自慢&ユニオンなら開いてる。ユニオンが臨時休業ということは、、、
ユニオンは商品価格・営業時間にらしさが表れている個性的なスーパーマーケットです。中南部で営業を行っていて、2023年6月時点では20店を展開しています。特徴はなんと言っても「安さ」。県内スーパーマーケットの中でもトップクラスの安さを誇り、特に日曜朝市にもなると本当に多くの買い物客で賑わいます。また、営業時間も24時間営業と夜中でも開いてるのが嬉しいポイントです。
少しご注意いただきたいのが、キャッシュレス決済はユニオン独自のものしか取り扱っておらず、一般的なクレジットカード・QR決済などは使えない点。一方で、その分が安さに反映されているため、現金派には弱点が見当たりません。
ちなみに、台風のときでもオープンしているスーパーマーケットとして認知されいて、県民は「ユニオンが営業しているかどうか」で台風の強さを測ります。
ユニオンが臨時休業した=台風が強いと、不文律ながら沖縄県民の共通認識になっているはずです(笑)
4.りうぼう
品質にこだわった品揃えの中でも鮮魚へのこだわりが抜群!
りうぼうは高級志向なイメージがあるスーパーマーケットです。中南部で営業を行っていて、2023年6月時点では12店を展開しています。那覇の一等地に「デパートリウボウ」があるためか、りうぼうに高級・良質なイメージを持つ県民は少なくありません。
店内を見てみると、生鮮食品への力の入り具合が感じられ、特にお魚はより一層の気合の入れようがヒシヒシと伝わってきます。価格は他のスーパーマーケットと比べるとお高めという印象ですが、それに見合う店舗づくり・商品提供がされています。
5.ジミー
外国っぽさも沖縄文化。お惣菜ももちろん♪
ジミーはアメリカンな雰囲気を中心に国際色を感じる店舗です。2023年6月時点では23店を展開しています。ジミーと言うと、県内では「ケーキ屋さん」のイメージがありますが、店舗によっては生活雑貨や野菜も販売しているんです。
一般的なスーパーマーケットではあまり見ることのない、アメリカ製の商品がズラリと並ぶのがジミーならでは。カラフルなお菓子などは見ているだけで楽しくなります。
惣菜にもジミーらしさが表れています。マッシュポテトやステーキ弁当といった、惣菜というよりも「レストランの料理を持ち帰れるようにした」と言わんばかりの豪華なメニューが店頭に並びます。中でもオススメがガーリックチキン。
店舗によって規模感が違ってくるので、ジミーの魅力を最大限楽しみたい方は、那覇店・大山店・美里店あたりがオススメですよ。
6.マックスバリュ
マックスバリュは全国チェーン店の安心感があるスーパーマーケットです。サンエー・かねひでと同じく沖縄県内広く出店していて、2023年6月時点では32店を展開しています。
やはり全国で店舗を出店しているだけあって、商品数やクオリティ・サービスが充実している印象があります。ユニオンと同じく24時間営業なのも、夜中でも足を運びやすい嬉しいポイントです。
全国チェーン店なので沖縄感は薄めかと思いきやゴーヤーチャンプルー弁当など、沖縄の惣菜も販売しており、地域性を大事にしている様子が伺えます。値段も申し分なく、本土と同じく快適に買い物が楽しめるスーパーマーケットです。
7.産直市場や道の駅も要チェック!
スーパーマーケットだけではなく、ファーマーズマーケットなどの産直市場や、道の駅も要チェック。お土産品はもちろんのこと、惣菜・お弁当・野菜、一部ではお肉なども販売しているので、そちらも見逃せません。品揃えはスーパーマーケットに軍配が上がると思いますが、それに負けないローカルの魅力を体感きる市場・道の駅も必見です。
一口に沖縄のスーパーマーケットと言っても、それぞれに違いがあり、個性が光っています。沖縄らしい惣菜を味わったり、お土産を買えるほか、沖縄文化が垣間見えるスポットとしてもスーパーマーケットは楽しいですよ。沖縄旅行の際、チャンスがあればスーパーマーケットにも足を運んでみてはいかがでしょうか。