なごアグリパークは、6次産業化による農業の活性化を目的に平成26年4月にオープンしました。
敷地内には、粉にする・ペーストにするなど、個人では中々できない加工作業専用の器機が揃った加工支援施設があります。
こう聞くと、旅行中にわざわざ立ち寄りたいと思う方は少ないかもしれませんが、ふたを開けてびっくり、沖縄野菜(島野菜)を豊富に食べられるレストラン、お値打ちで新鮮な野菜の販売もしている人気カフェ、ピンクのパンが買えるパン屋さんにオリジナリティ溢れるラインナップのショップなど、思わず財布片手に持ちながらまわりたくなるショップがたくさん♪
今回は沖縄北部・名護のホットスポット、なごアグリパークの全貌をご紹介いたします!
※2022年8月末をもって、Cookhal以外の店舗は閉店いたしました。
※本文記載の内容は2017年2月時点のものとなります。
1.なごアグリパーク概要
1-1.美ら島キッチン
1-2.Cookhal
1-3.しまちゅらら
1-4.ベーカリーマキ
1-5.体感植物温室スーパーファーム
2.なごアグリパーク基本情報
1.なごアグリパーク概要
なごアグリパークには、加工支援施設のほか、飲食できるショップが3軒、物販専門のショップが1軒、見て・買って・体験できる温室が1か所が、芝生の広場を囲むように点在しています。
1-1.やんばるダイニング美ら島キッチン <食べる>
美ら島キッチンは名護市界隈で獲れた島野菜をふんだんに楽しめるレストラン。好きな野菜を選び、それぞれのお鍋で出汁に通していただく「島野菜・薬草しゃぶしゃぶ」が目玉メニューです。
お野菜のバイキング(ディナーのみ)と、鶏肉・豚肉のセット、牛肉のセットで料金が異なります。もちろんアラカルトメニューもあって、野菜だけでは無いのでご安心を。
バイキングで並ぶ野菜は季節によって内容・種類に変動があります。
沖縄野菜の旬は冬ということで、お伺いした日は20種類近い野菜が並んでいました(夏場はもう少し減るとのこと)。大きなきくらげなんかもありました。
しゃぶしゃぶした野菜・お肉に付けるたれは5種類。白湯・おろし醤油・白だし・ポン酢・ごまだれ。
おなじくサラダ用のドレッシングも旬のたんかんなど地場特産品がお目見え。
バイキングメニューの中には、カレーやお肉料理、パスタも1~2種類ずつ並んでおり、デザートにはソフトクリームもありました。飲み物も種類豊富。野菜のこだわりに負けないくらいこの副菜もおいしかったです。
深めの器にお野菜をてんこもり盛り付けて着席!
お鍋はこんな感じ。野菜をドバーっといれます。
お鍋にお肉を入れると出汁にコクがでてまた美味。
お隣のテーブルでは最後におじやのようにして召し上がっていましたよ。
沖縄県産のお茶をいただいてごちそうさま。
最初は野菜でお腹いっぱいになるかな~と思っていましたが、満腹満腹。
平日にも関わらず、観光客よりも地元の方が多い印象。いい穴場見つけた~!
美ら島キッチン営業のご案内 営業時間・休業日 ランチタイム 11:00~14:30 カフェタイム 11:00~22:00(L.O.21:00) ディナータイム 17:00~22:00(L.O.21:00) 年中無休 電話番号 0980-43-5512 メニューのご紹介 ランチバイキング Aコース やんばるあぐーとやんばる若鶏(各50g)ミックスコース 大人¥1,580 小人¥980 ランチバイキング Bコース 国産牛(100g)コース 大人¥2,480 小人¥1,880 お肉の追加 やんばる若鶏100g¥300 やんばるあぐー100g¥500 国産牛100g¥800 島野菜カレー(サラダ付) ¥880 島野菜パスタ(サラダ付) ¥880 有機コーヒー ¥400 かき氷(シークヮーサー/アセロラ)¥400 やんばるたまごぷりん¥350 など他多数 |
1-2. Cookhal <食べる>・<買う>
カフェのCookhalではカプチーノやスムージー、ケーキなどのカフェメニューのほか、朝・昼それぞれモーニング・ランチの食事をいただく事ができます。
朝は、エッグベネディクトやモーニングプレート、お昼は自家製ソーセージをはさんだパニーノ(¥850)にランチプレート(¥900)、タコライス風ボウル(¥750)、カレー(¥900)があります。それぞれのメニューに+¥500でデリビュッフェを追加できます。
フード・ドリンクメニューはもちろんですが、Cookhalさんでは地元のとれたて野菜や果物、自家製加工品(燻製たまご、ハム・ベーコン、ピクルスなど)が店頭販売されています。
ピクルスがめちゃくちゃかわいいんです。色はもちろん崩すのがもったいなくなっちゃう。
お料理好きな方、お帰りの日かその前日にキャリーケースに余裕を作ってお立ち寄りください! 店内にはキッズスペースもあるので、お子様連れのファミリーにもおすすめですよ。
Cookhal営業のご案内 営業時間・休業日 9:00~17:00 ランチタイム 11:00~ 不定休 電話番号 0980-43-7170 |
1-3. アグリショップしまちゅらら <買う>
しまちゅららでは、健康食品やコスメを中心に、ほかでは見たことが無いような魅惑的な商品がたくさん売っています。
アセロラはドレッシングになったり、化粧水になったり。マンゴーは寒天ゼリーやジャムに。
ノニやウコンといったがっつり健康商品もありますが、島唐辛子のオリーブオイルやバジルペースト、黒にんにく醤油たれといった普段のお料理にも取り入れられそうな品々が多数。
わたしがこちらで買ったのはブレンドハーブティー「華茶」。
各種お悩みに働きかける無農薬栽培のハーブを使ったお茶。自宅に帰ってからおいしくいただきました。
人へのお土産はもちろんですが、自分用のお土産探しが楽しいショップです。
アグリショップしまちゅらら営業のご案内 営業時間・休業日 10:00~18:00 年中無休 電話番号 0980-43-6010 |
1-4. ベーカリーマキ <食べる>・<買う>
ベーカリーマキを運営する「マキ屋フーズ」は、沖縄の伝統食品「豆腐よう」をベースに生まれた「マキ屋の紅こうじ」を使った商品を開発・販売している会社です。
※「マキ屋の紅こうじ」も商品化され販売されており、少し前に流行した「塩こうじ」と同様にお肉を柔らかくしたり、お料理の味に深みをだしたりできるんですよ。
「マキ屋の紅こうじ」を使って作られたのがベーカリーマキのピンクのパンです。
ピンクのパンなんて見たことがありませんが、天然の色素なので安心。
きめが細かく、ぎっしりとしたパン。
人気の塩パンをいただきましたが、癖もなく、むっちり水分の多い感じ。パンだけでおいしくいただけましたよ。
厚さ2センチはありそうなフレンチトーストやカマンベールフランス、ラスクやクッキーなども並びます。
旅のお供に買うもよし、奥のスペースでその場でいただく事もできます。
ベーカリーマキ営業のご案内 営業時間・休業日 9:00~18:00 不定休 電話番号 0980-54-5889 毎週火曜日は食パンの日 食パンを1割引で販売 毎月12日はパンの日 菓子パンを1割引で販売 |
1-5.体感植物温室スーパーファーム <見る>・<楽しむ>
うってかわってとても科学的な雰囲気の温室スーパーファーム。
温室の入り口すぐには球体の花植え“フラワーボール”が宙に浮いています。その奥は黄緑色のハーブや観葉植物がズラ―と並び、まるで研究室のような雰囲気!
育成されてた野菜は、美ら島キッチンに並ぶこともあるんですよ。
スーパーファームでは、鉢植え体験でサンドアートを楽しめます。
好きな観葉植物の苗を選び、ガラスのコップの中にカラフルな砂を流し込みます。カラフルな砂の層がやがて模様となっていくのです。
結構適当(!)にやってもいい感じの柄が出来ていきます。逆に慎重にやっても思った通りにはならないので、フィーリングで好きな色をガンガン使っていくといいと思います。
最後にコップの中の砂を水で湿らせて完成~!
みんなで作ったものを並べるといい感じの写真が撮れました。
すこし残念なのは、持って帰るのがちょっと難儀。水で砂が固まりきるわけでは無いんです。色合いがきれいで持ち帰った後もお部屋に飾れそうですが、その前に帰りの飛行機の件ご考慮ください。
2017年夏にはさらに拡大し、ハーブ園がオープンするそうですよ。
体感植物温室スーパーファーム営業のご案内 営業時間・休業日 10:00~18:00 年中無休 電話番号 0980-43-6010 |
2.なごアグリパーク基本情報
なごアグリパークは、許田I.C.から車で約20分。
ネオパークオキナワ(名護自然動植物公園)の駐車場のその奥になごアグリパークがあります。
まずはネオパークオキナワをめざし、ネオパークオキナワの駐車場を突き進み、その先の坂を少し登るとなごアグリパークの駐車場に到着します。
おむつ替えスペースもキレイで充実!ネオパーク(動物園)も近いし、芝生の広場もあるし、小さなお子様連れにもおすすめです。
なごアグリパーク、今度名護に行くことがあればまた行きたいし、皆さんにもぜひ一度は立ち寄っていただきたい楽しいスポットでした。
なごアグリパーク営業のご案内 沖縄県名護市字名護4607番地1(ネオパークおきなわ駐車場奥) 営業時間・休業日 9:00~22:00 年中無休 電話番号 0980-43-6010 公式HP:http://nagoagri.okinawa/ 加工支援施設 営業時間・休業日 9:30~17:30 日・月休業 施設利用方法:http://nagoagri.okinawa/facilities/12 |