はいたい!
沖縄っ子ライターのCayun(きゃゆん)です。
突然ですが、みなさん「パークゴルフ」ってプレーしたことありますか?
沖縄にはロケーションも抜群のパークゴルフ場が県内各地に存在し、南国らしいロケーションの中で季節を問わず気軽に楽しめるアクティビティであることから、観光客の間でもブームが到来しそうな予感なんです!
今回は、読谷村(よみたんそん)にパークゴルフ場がオープンしたと聞きつけ、実際に体験。さらに、プレー後に立ち寄りたいグルメ&お土産スポットまで、欲張りに紹介します♪
<目次>
1.「ユンタンザパークゴルフ場」で遊ぼう!
1-1 赤瓦屋根の施設もキレイ
1-2 パークゴルフの魅力とは?
1-3 楽しさ優先にパークゴルフデビュー♪
2.セットで満喫したい「ゆんた市場」
2-1 読谷村の美味しいモノ&お土産が集合
2-2 ローカル土産を発見!
2-3 グルメ&観光情報も要チェック!
3. おわりに
1.「ユンタンザパークゴルフ場」で遊ぼう!
2019年4月にオープンした「ユンタンザパークゴルフ場」は、元々は米軍のパラシュート演習場として利用されていた読谷補助飛行場跡地に、新たな “村の中心地” として誕生。
施設名の「ユンタンザ(読谷山)」とは、昔ながらの村の呼び名です。
琉球王国時代に根付いていた風水を取り入れてプランニングされた「ユンタンザパークゴルフ場」の周辺は、心地よいエネルギーが集まるパワースポットとしても注目されています!
1-1 赤瓦屋根の施設もキレイ
アクセスは、那覇方面から国道58号線を北上し、走ること約1時間。
「伊良皆(北)(いらみな・きた)」交差点を左折すると、右側に見えてきます。施設の駐車場へは、道の途中に出ている看板に従って進めば簡単に辿り着けるはずです。
村内のホテルに宿泊中の方をはじめ、ドライブで観光する方も立ち寄りやすいので、サクッと遊びに行けますよ♪
オープンしたばかりなので、施設もピカピカ!
無料コインロッカーのほか、休憩スペース、トイレ、温水シャワー(3分100円・要タオル持参)も完備しているので、使い勝手も良好です。
1-2 パークゴルフの魅力とは?
今回パークゴルフの魅力を教えてくれるのは、チーフマネージャーの大城さん。
日本生まれのスポーツ・パークゴルフは、リーズナブルかつ気楽に遊べるのが魅力的。
大城さんが「91歳のおじぃと孫たちも混じって、4世代でプレーする家族もいますよ」と話すとおり、老若男女を問わず簡単にプレーできます。
基本的な道具は全て施設にそろっているので、手ぶらで来てもOK♪
専用クラブ1本とボールのセットは、100円で貸出しています。
読谷村のパワーアップキャラクター「よみとん」のイラストが描かれたマーカー(グリーン上でボールを拾い上げる時に置く目印)は、旅の思い出に持ち帰ることができますよ。
空振りの打数をカウントしないなど、初心者にやさしいルールもシンプル。
ゴルフと比べ、プレーヤー同士の実力差が少ないのも親しみやすい理由のひとつです。
「ユンタンザパークゴルフ場」には、「よみとんコース」9ホール、「ジンベエコース」9ホールの1ラウンド18ホールを設定。さらに各ホールに2ヶ所のティー(プレーのスタート地点)を設置しているので、全部で36ホールを楽しめます。
1-3 楽しさ優先にパークゴルフデビュー♪
目にも鮮やかな天然芝の上で、いよいよパークゴルフデビュー!
一番大切なコツは、難しく考えずに “ただ楽しむ!” こと。未経験者でもすぐに慣れますよ。
ちなみにパークゴルフでは、芝を傷めてしまうハイヒールや靴底が固く平らな革靴などを避ければ、服装についての厳しい決まりもナシ。
オシャレも楽しみながら、のびのび遊びましょう。(※推奨される服装やプレールールは、施設によって異なります)
思い通りに打てると、思わずガッツポーズが出るほど喜びが込み上げます!
また、初心者や女性でもホールインワンを狙えちゃうのも、パークゴルフの醍醐味です。ゴルフではプロでも至難の業ですが、パークゴルフなら夢の体験ができるかも!?
「カラン♪」と、ホールカップにボールが入った時の快感もたまりません・・・!
混み具合にもよりますが、1ラウンドあたり1時間10分ほどで回れますよ。プレー時間が短くすむので、観光時の予定も組みやすいですね。
猛暑の時期には、午前中や暑さがやわらぐ夕方の時間帯にプレーするのがオススメ。
適度に休憩をとりながら、熱中症対策も万全にしてエンジョイしましょう!
遊んでみると、その面白さにハマること間違いなしのパークゴルフ。「ふつうのアクティビティはもうやり尽くしちゃった!」というリピーターから、「南国リゾートでのゴルフは敷居が高そう…」という方々も。
ぜひ一度パークゴルフにトライしてはいかがでしょうか?
【施設情報】 ユンタンザパークゴルフ場 住所:中頭郡読谷村座喜味2901番地1 TEL:098-958-5566 定休日:火曜・年末年始 営業時間:8:30~19:00 (10月1日~2月末は18:00迄) 料金:1ラウンド(18ホール) 村外 一般700円・高校生以下300円 レンタル:クラブ・ボール100円 |
2.セットで満喫したい「ゆんた市場」
パークゴルフに熱中していたら、そろそろお腹が空く時間に。そこで目に入るのが、パークゴルフ場の目の前に建つ「ゆんた市場」です。
隣接の「読谷村地域振興センター」ではグルメを堪能したり、観光情報をゲットできますよ。パークゴルフで身体を動かしたら、次はこちらでグルメやショッピングを楽しみましょう!
2-1. 読谷村の美味しいモノ&お土産が集合
沖縄方言の「ユンタク(おしゃべり)」と読谷の呼称である「ユンタンザ」の2つの意味が由来となっている「ゆんた市場」は、地元の生産者とお客さんたちの交流の場。
連日多くの人々で賑わう市場には読谷村の農作物をはじめ、加工品やお惣菜など、ローカル感満載の品々がずらりと並びます。
2-2. ローカル土産を発見!
JAが運営する市場では、旬の果物や島やさいに出会えます。
この日一番目を引いたのは、ずっしりと重い読谷村産の黒玉スイカ。
お土産に人気のパッションフルーツやパイナップル、マンゴー、読谷村の特産品・にんじん、島ラッキョウ、シブイ(冬瓜)などは見ているだけでも楽しい!
全国発送もOKで、ショッピングも楽チンですよ(県外持込みが禁止されている芋は発送不可)。
イチオシのお土産は、ココでしか買えない「読谷にんじんチャンプルー麩(150円)」。
ゆんた市場オリジナルのひと品は、にんじんの拠点産地として沖縄県の認定を受けている読谷村で、市場に出ない規格外のにんじんの粉末を練りこんで商品化したもの。
にんじん味の麩を使って、自宅で「野菜チャンプルー」をつくってみてはいかが?
「黒糖かりん麩(各250円)」は、にんじんパウダーを使用してつくった新食感の麩菓子です。
こちらも現在、ゆんた市場のみで販売しているレアな商品です。読谷にんじん、読谷紅芋、沖縄黒糖、沖縄塩の4種の味を選べますよ。
ほかにも、「オキハム タコライス(380円)」などの加工食品、「島とうがらしドレッシング(600円)」といった沖縄ならではの調味料。
人気の「ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)」が並ぶ惣菜コーナー、沖縄方言と英語が混じったお肉コーナーの手書きポップまで、隅から隅まで見どころがいっぱいです!
【施設情報】 住所:中頭郡読谷村喜名2346-11 TEL:098-958-1124 定休日:ほぼ年中無休(正月、旧盆1日休み) 営業時間:9:00~19:00 |
2-3 グルメ&観光情報も要チェック!
市場のお隣・読谷村地域振興センターの建物内には、飲食店が立ち並ぶ「ゆんたまーさむん小路(すーじ)」があります。
ローストビーフ丼の店や沖縄料理を味わえる店、海鮮料理の店などから好きなメニューを選んで、ワイワイ食べ比べするのもいいですね。
おやつには「楚辺ポーポー(130円・ロングサイズ200円)」をどうぞ。
楚辺ポーポーとは、読谷村楚辺(よみたんそん・そべ)地区の女性たちの間で代々伝わってきたというお菓子。「楚辺ポーポーの店 ひととき」でふっくら焼き上げたひと品は、素朴な甘さにほっこりします♪
「ゆんたまーさむん小路(すーじ)」の反対側では、村漁業協同組合が運営する「FRY-ya(フライヤ)」が提供する軽食も味わえます。
熱々の「うちなー天ぷら」や「イカ墨汁(500円・持ち帰り限定)」など、沖縄の味を存分に味わい尽くしましょう。
読谷村観光協会も入っている建物内には休憩スペースや授乳室もあり、無料Wi-Fiも完備。
お腹も満たしつつ、ゆったりと休憩できるうえに、さらに観光情報までゲットできます。
「ゆんた市場」とこの場所を併せて制覇すれば、一石二鳥・・・もはや三鳥を超えそうなほどの価値アリです!!
【施設情報】 住所:中頭郡読谷村喜名2346-11 読谷村地域振興センター内 1階 ※TEL・定休日・営業時間は店舗ごとに異なる |
3. おわりに
“パークゴルフ+市場散策” コースの1日をお届けしましたが、いかがでしたか?
「ユンタンザパークゴルフ場」と「JAおきなわ 読谷ファーマーズマーケット ゆんた市場」へ行けば、どっぷりと読谷村の魅力に浸れますよ!
読谷村をまるごと満喫できる観光モデルとして、ぜひ参考にしてくださいね☆