家族で旅行に行くなら沖縄は最適なスポットです。南国の青い海はもちろん、沖縄らしいテーマパークなど、大人も子供も楽しめるスポットがたくさんあります!
ですが、初めて沖縄に行く方にとっては、沖縄の旅が家族で楽しめるのかとても不安だと思います。そんな、初めて沖縄に行く方が抑えておくべき沖縄への家族旅行のポイントをご紹介します。
ぜひこちらを参考にしていただいて、沖縄で家族の思い出をたくさんつくってくださいね!
<目次>
1.家族旅行の準備編
2.さあ出発!空港で気をつける事
3.飛行機の機内での過ごし方
4.那覇空港からレンタカーを借りるまで
5.子どもも楽しめるおすすめ観光スポット
6.子供に優しいおすすめビーチ
7.家族旅行を予約をするときに気を付けたい事
8.家族連れにおすすめのホテル
まとめ
1.家族旅行の準備編
1-1.乳児(0~2歳)にあるといい物、持っていくべき物
・ガーゼやタオル
拭く以外にも帽子に挟んで日よけ対策にしたりと使い勝手が良いのでマストアイテムです。
・ミルクセット、離乳食のパック
ホテルのポットでミルク作りや消毒に必要な熱湯は用意できます。
ホテルによって赤ちゃんの為のサービスが充実した所もあるので、一度問い合わせてみましょう。
離乳食もパックをいくつか用意していくと外食で困ったときには便利ですよ。
・日焼け止め
これは絶対に必要です。沖縄は日差しが強いので、大人でもヒリヒリしてしまいます。
日焼け止めに加えて、出来れば、ケア用品もあると万全ですね。
・水遊び用パンツ・帽子
オムツが外れていない乳幼児には、マナーとして履かせてあげましょう。
あともう一つ、海でも帽子は忘れずに。頭皮が日焼けしますので、気を付けてあげましょう。
※基本的に「普段持ち歩いている物一式×滞在日数+予備」を用意すればOKです。
忘れたとしても現地で調達することが可能なので、何とかなりますよ♪
1-2.幼児(2~6歳)であるといいもの、持って行くべき物
・ラッシュガード・帽子
海やプールの必需品です。日焼け止めだけでは足りないので着せてあげましょう。
追加して、海水浴時も被れる帽子があると、海水浴の後に頭皮がヒリヒリして痛いという事も防ぐことができますよ。
・マリンシューズ
サンゴや岩、または貝の破片などで足を切ってしまう事がありますので海で遊ぶ際には必需品です。
・水中メガネ
「バケツ型の水中をのぞけるメガネ」があると、顔を水中につけられないお子さまでも海の中が見ることができるので楽しめますし、海の生き物を捕まえた時に一時的に入れて見せてあげることもできるのでとっても重宝するアイテムです。
・砂遊びセット
小さなお子さんにとっては海に入るよりも砂遊びの方が楽しめるので、海の滞在時間が長くなります。
砂遊びセットは、無くしてしまう事もあるので100均で売っている商品で十分です。
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2.さあ出発!空港で気をつける事
空港で気をつけることは、手荷物で持ち込む物と、スーツケースにしまうものをあらかじめしっかり分けておくことです。
乳児がいる場合はオムツも手荷物にきちんと分けておく必要があります。
また、飛行機への搭乗の際も小さな子供がいる家族を他のお客さんより優先的に機内へ案内してくれるので、遅れることなく早めに登場口へ行っておくことが必要です。
もしも搭乗時に心配であれば搭乗口のスタッフさんに一声かけておくと気にかけてもらえるので、言っておくと安心かもしれません。
待ち時間の間もキッズスペース等があるので、そこで遊ばせてあげると良いですよ。
3.飛行機の機内での過ごし方
初めて飛行機に乗る小さなお子さまであれば、不安になるかもしれません。
そんな時には、お気に入りの絵本や、音が鳴らない玩具、好きな飲み物やオヤツ等をスタンバイしておきましょう。
様子を見ながら絵本を読んだりしてあげましょう。
もし、気を紛らわせる必要も無いようであれば、沖縄の情報収集をしましょう。
空港会社によりけりですが、飛行機の中で沖縄のガイドブックをくれる場合がほとんどです。
クーポン券が付いていたり、沖縄のおすすめのスポットやドライブコースが紹介されているので、沖縄へ付くまでに、熟読していればあっという間に現地に着いてしまいますよ。
4.那覇空港からレンタカーを借りるまで
那覇空港そのものにはレンタカーを借りる場所はありません。
沖縄でレンタカーを借りる場合、那覇空港の出口の先の空港ターミナルに各レンタカー会社まで送迎してくれるレンタカー会社の送迎バスが走っているので、このバスに乗ってレンタカー会社の営業所まで移動します。
大体どの会社も那覇空港から15分程度離れた所に営業所を設けています。
送迎バスの車内でレンタカーを借りる際の注意点などの説明があって、営業所に着けば、免許証を渡してコピーを取ってもらい、必要な書類にサインするだけですぐに車を借りることが出来ますよ。
但し、連休やお盆の時期などは大変混みますので、飛行機が空港に到着してからレンタカーで出発するまで1時間以上はかかると考えた方がいいです。
なお、レンタカーを借りる際は、車の傷の有無をきちんとチェックしておくことが大切です。
5.子どもも楽しめるおすすめ観光スポット
5-1.ネオパークオキナワ
©OCVB
沖縄で子供と楽しむのなら、この施設は外すことができません。
特に動物が好きなお子さまだったら是非、連れて行ってあげてください。
ネオパーク沖縄は、動物が放し飼いになっている動物園です。
都会の動物園は、檻の中の動物を見るだけで、動物達もあまり動きませんが、ここは全くの別世界ですよ。
ある意味サファリパークのような世界が広がっています。
©OCVB
何百羽という鳥の群れを見ると、「ここはアマゾン?」と思ってしまうほどの大迫力で、大きな鳥が迫ってきたら家族みんなで盛り上がること間違いなしです。
【ネオパークオキナワ】
住所:沖縄県名護市名護4607-41
TEL:0980-52-6348
営業時間:9:00~17:30(※入園は17:00まで)
入園料:大人660円 中人330円 小人220円
URL:https://www.neopark.co.jp/
5-2.琉球村
©OCVB
沖縄の昔の伝統文化を紹介している施設で、沖縄南部にあるオキナワワールドと似通った部分がある観光施設ですが、夏のシーズンには、夜にバイキングや各種のショーを組み合わせたイベントが行われています。
子供も一緒に参加することが出来るクイズやじゃんけん大会などのイベントがあって、小さなお子さまは大はしゃぎ間違いありません。
蛍の鑑賞会や星座の鑑賞会もあって、遊びながら勉強ができるので、夏の自由研究にももってこいです。
沖縄の星空は本当に綺麗でびっくりしますよ。
【琉球村】
住所:沖縄県国頭郡恩納村山田1130
TEL:098-965-1234
営業時間:8:30~17:30
9:00~18:00(サマータイム期間7月1日~9月30日)
入園料:大人(16歳以上)1,200円 小人(6~15歳)600円
5-3.OKINAWAフルーツランド
©OCVB
ガイドブックなどではあまり評価されていないのですが、実際に行ってみると意外と楽しめるのがOKINAWAフルーツランドです。
大人はマンゴーやパパイア、ドラゴンフルーツなどの熱帯の植物を見て楽しむことが出来ますし、子供には、トロピカルアドベンチャーと呼ばれる植物に関するクイズを楽しみながらスタンプラリーを進めるイベントを開催しています。
「© Okinawa Convention&Visitors Bureau」
トロピカルアドベンチャーが始まる前は、あっという間に施設を見終わってしまいましたが、このイベントを体験しながら進むと1時間では時間が全然足りないので注意してくださいね。
【OKINAWAフルーツランド】
住所:沖縄県名護市字為又1220-7
TEL:0980-52-1568
営業時間:9:00~18:00(※最終入園受付時間17:45)
※夏期は営業時間を延長する場合があります。
入園料:大人(高校生以上)1,000円 小人(4歳~中学生)500円
URL:http://www.okinawa-fruitsland.com/
6.子供に優しいおすすめビーチ
6-1.エメラルドビーチ
©OCVB
美ら海水族館がある、海洋博記念公園の中にあるビーチです。
美ら海水族館のある高台からこのビーチを見下ろすとこのビーチの美しさがとてもよくわかります。
©OCVB
エメラルドビーチは水深が浅くて遠浅なので、小さなお子さまが溺れてしまうという心配もなくて安心です。
自然のビーチとは違い、沖縄海洋博公園の施設内にあるので、トイレやお店なども充実していて、監視員の人もいるのでおすすめです。
水質は県内でもトップクラスでとても綺麗で、エメラルドグリーンの水面は一見の価値ありですよ。
【エメラルドビーチ】
住所:沖縄県国頭郡本部町字石川424番地
TEL:0980-48-2741(海洋博公園管理センター)
営業時間:8:30~19:00(夏期)
入園料:無料(駐車場:無料)
URL:http://oki-park.jp/kaiyohaku/inst/75
6-2.ウッパマビーチ
©OCVB
沖縄本島でも数少ない天然のビーチといえます。
周囲にほとんど家などがないので、水質は抜群にきれいで、透明度がとても高いビーチです。
自然の珊瑚もたくさん残っていて熱帯魚もたくさん泳いでいます。
それほど沖の方に出なくてもたくさんの熱帯魚を観賞することが出来ます。
©OCVB
また、ビーチがとても広いので混雑することもありませんし、あまり知られていないので意外に人が来ないのでゆっくり出来ます。
海の家もありますし、大きなホテルもあるので、安全面でも安心ですよ。
【ウッパマビーチ】
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字運天1069
TEL:098-862-0903 (リゾートホテル・ベルパライソ)
営業時間:9:00~18:00(4月~9月)
入園料:300円(駐車場:1日/500円)
URL:http://belparaiso.com/activity/
6-3.古宇利ビーチ
©OCVB
沖縄本島で人気急上昇中の古宇利島にある天然のビーチです。
古宇利大橋の下にあるビーチで、橋を渡ったらすぐにわかる場所にあります。
ここも遠浅で砂浜で小さな子供が遊ぶには最適ですが、潮の流れが速いので、泳ぐ時には注意が必要です。
ここのビーチは自然の珊瑚がたくさん残っていて、クマノミなどの熱帯魚もたくさん観賞することが出来るので、お子さまが大はしゃぎすること間違いなしです。
©OCVB
海水浴が出来るのはクラゲ防止用のネットが設置された部分だけですが、ハブクラゲの危険からお子さまを守れるという点ではメリットがあります。
有料ですがシャワー設備や食事する場所もあるので、家族連れにはおすすめです。
【古宇利ビーチ】
住所:沖縄県今帰仁村古宇利島
TEL:0980-56-2256(今帰仁村役場経済課商工観光係)
営業時間:ビーチ自体は特になし。
入園料:無料(近くに有料駐車場有り)
7.家族旅行を予約をするときに気を付けたい事
こちらでは、ツアーを選ぶ、予約をするときに注意したいことをご紹介いたします。
7-1.どうすれば得する?子供の旅行代金
子供の旅行代金について、0-2歳、3-11歳、12歳以上の3パターンに分かれます。
その中でも、パターンにより以下料金に分かれます。
表で見て頂いた通り、2歳までは基本無料(LCC利用ツアー以外)、3~11歳は添い寝(ベッド無)にすれば料金は安くなります。
但し、添い寝の場合は朝食がつきませんので、ホテルで追加でお金がかかります(幼児の場合は大人と一緒の場合料金がかからない場合もありますが、幼児の年齢によってかわります)。
また、ビジネスホテルや比較的リーズナブルなホテルを利用するツアーの場合、小人料金の設定がない場合が多いです。
これは、ホテルの宿泊料金に大人・小人の差がないためです。
なお、子供を添い寝にした場合、大人1人あたりの旅行代金が高くなります。
ですので、総額でどちらが安いか、というのを必ず確認するようにしましょう。
7-2.予約をするときに気を付けたいポイント
飛行機
・飛行機の事前座席指定ができるかどうか(でも、予約のタイミングが遅ければ、座席の指定ができない、近くの席がとれない場合もありますので、早く予約することが肝心です)
レンタカー
・チャイルドシートに追加代金がかかるかどうか?
・子供が多い家族の場合、レンタカーに全員乗れるかどうか?
例えば、大人2人、小学生1人、チャイルドシートが必要なこども2人だと、5名定員の乗用車には乗れませんので、アップグレードが必要です。
ホテル
・添い寝のお子様がいる場合、ベッドをくっつけることができるか(ハリウッドツインといいます)、もしくはベッドガードがつけられるかどうか(どこのホテルも台数に限りがあります)。
また赤ちゃん連れの場合は、ベビーベッドがあるかどうかもポイント。
・プールが充実しているか?屋内プールであれば雨の日も遊べるので便利です。
・ベビーカーの貸し出しがあるか(必ずしもあるわけではなく、比較的グレードが高いホテルのサービスです)。
8.家族連れにおすすめのホテル
さて、最後に気になるのがホテル選びですよね。
ここではおすすめのホテルを2施設ご紹介いたしますが、これらのホテルに限らず、ホテル選びの参考になれば幸いです。
8-1.ザ・ビーチタワー沖縄
沖縄本島中部の北谷(ちゃたん)、アメリカンビレッジに建つ見晴しのよいタワーホテルです。
ポイント1:手厚い子供向けサービス。
乳児向けのサービス「らくらくマミーパック」や3サイズもある子供用室内着、踏み台やベビーソープもあるから安心です。
ポイント2:朝食のキッズコーナーが充実
旅先で朝、子供がテンションがあがらないのはつらいもの。
キッズコーナーが充実しているから、朝から元気いっぱいで楽しくなるのは嬉しいですね。
ポイント3:プールが充実でしかもビーチと直結
ザ・ビーチタワー沖縄のプール「ちゅらーゆ」には天然温泉の他、水着で楽しめるスパプールゾーンも。
浅いプールで子どもはお父さんと遊んで、お母さんはジャグジー、なんてのもOK。
またビーチとつながっているので、海で遊んで、しかも最後は温泉できれいさっぱりできるので楽ちんです。
ポイント4:部屋が広い
子供連れの旅行で部屋が狭いのはなかなか過ごしにくいもの。
メインの「ビーチタワースタンダード」は46平米と高級リゾート並みの広さなので、子供がはしゃいでもゆっくり過ごせます。
8-2.東京第一ホテルオキナワグランメールリゾート
こちらは沖縄中部の東側、沖縄市の高台に建つ大型ホテル。
色々な観光地を回りたいという方におすすめです。
ポイント1:和室が多い(40室)
小さな子供が多い家族旅行だと、ベッドだと寝相が悪いから心配、という方も多いです。
こちらのホテルは和室が多く、またお部屋も広い(42平米)ので、安心して滞在できます。
ポイント2:便利なホテル屋内託児サービス
小さな子供連れの旅行では、ゆっくり観光地を楽しむのもなかなかできないですよね。
1時間500円(4時間以降は1時間400円)で頼めるホテル屋内の託児場(9:00~22:00)があるので、大人はゆっくり観光や夕食、子供は託児サービスで遊んで、ということもできます。
ポイント3:リーズナブルな価格
沖縄への家族旅行というと、少なくとも10万円以上はかかる高額商品。少しでも費用を抑えたいですよね。
でもあまり安すぎるとホテルの部屋が狭かったりとガマンも大きくなるものです。
こちらのホテルを利用するツアーの場合、比較的リーズナブルな費用で抑えられ、しかもお部屋は広いということで、家族旅行の方の満足度が高いのが特徴です。
ザ・ムーンビーチ ミュージアムリゾート(旧:ホテルムーンビーチ)の「ナップ島ツアー」
その他、家族旅行に人気が高いホテルとしては、
・ドルフィンプログラムが有名な「ルネッサンスリゾートオキナワ」
・ホテル所有の無人島ツアーが人気の高い「ザ・ムーンビーチ ミュージアムリゾート(旧:ホテルムーンビーチ)」
・赤ちゃん連れファミリーに優しい宿への認定制度 “ウェルカムベビーの宿(ミキハウス総研)”認定の「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」や「フサキリゾートヴィレッジ(石垣島)」
などが挙げられます。
まとめ
沖縄には家族で楽しめるスポットが満載なのがお分かりいただけたと思います。
せっかく沖縄へ家族旅行に行くのなら、事前のリサーチをしっかりとして計画をたてて、少しでも沖縄での無駄な時間をなくして、貴重な沖縄の時間を徹底的に遊びつくしたいものです。
そして、家族みんなで素敵な沖縄の思い出をたくさん作りたいものですね。