本格的な夏を目の前に、いつもとはちょっと違った空気が流れる5月の沖縄。
本土より早い、そして長い梅雨に入るこのシーズンは、沖縄をよりディープに楽しむチャンス!
今回は5月の沖縄旅行をもっともっと満喫するためのポイントを、スポット・イベント・気候や服装ごとにご紹介しちゃいます♪
<もくじ>
1.5月の沖縄
2.5月のおすすめスポット
3.5月の見逃せないイベント
4.5月の沖縄旅で気をつけたいこと
5.いざ、初夏の沖縄へ!
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1.5月の沖縄
5月の沖縄。
本州よりも少し早い、GW終わり頃から梅雨に入ります。
伊江島ではてっぽうゆりを始めとした多種多様のゆりの花が咲き誇り、海では豊漁を祈る伝統的なお祭り「ハーリー」が開催される時期。
晴れた日は強い日差しが照りつけ、マリンスポーツも楽しめます。
湿度が高く蒸し暑さを感じることから、春というより夏というイメージがぴったりでしょう。
2.5月のおすすめスポット
数え切れないほどの観光スポットがある沖縄。
季節関係なく楽しめる場所はたくさんありますが、5月だからこそオススメしたいとっておきスポットを厳選してご紹介します!
2-1.「牧志公設市場」&「泊いゆまち」でマグロ食べつくし
5月の沖縄で絶対にハズせないのがマグロです。
意外と知られていませんが、沖縄県は日本全国で獲れる4種類のマグロ全てが水揚げされているマグロ天国!
しかも、1年を通して旬のマグロが食べられるというオマケ付き。
そして5月は、マグロの王様「クロマグロ(本マグロ)」が旬を迎えます。コレは絶対に食べなきゃもったいない♪
■那覇の台所「牧志公設市場」
©OCVB
沖縄気分を満喫しながらマグロを味わうなら「牧志公設市場」がオススメ。
国際通り近くの良アクセスにある、いわずと知れた沖縄を代表する観光スポットです。
市場では新鮮な魚を刺身にしてもらいその場で食べたり、購入した食材を食堂で調理してもらうことができます。(※詳細は各店舗に要確認)
見慣れない食材がズラリと並ぶ市場は、ちょっと不思議な雰囲気。散策するだけで旅気分もグッと盛り上がりますよ!
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【アクセス】
ゆいレール「牧志駅」or「見栄橋駅」より徒歩約10分。
施設に駐車場はないため、車で向かう場合は近隣の有料駐車場へ
【施設情報】
<那覇市第一 牧志公設市場>
■ 営業時間:8:00~20:00
■ 定休日:毎月第4日曜日ほか
■ 住所:沖縄県那覇市松尾2-10-1
■ 施設HP:http://kousetsu-ichiba.com/index.html
■マグロ好きなら「泊いゆまち」へ
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美味しいマグロを愛してやまないアナタは「泊いゆまち」へどうぞ。
沖縄の方言で「いゆ=魚」「まち=市場」という意味で、名前のとおり新鮮な魚を販売する鮮魚店が集まる沖縄屈指の市場です。
施設は泊漁港(とまりぎょこう)の敷地内にあるため、魚の鮮度は保証付き。しかも、1日に水揚げされる魚の約70%がマグロだというから驚きです!
中でも、マグロ専門店「まぐろ屋本舗」は県内にもファンが多いお店。絶品のマグロ丼をリーズナブルな値段で食べられます。
早朝6時から営業しているので、マグロ丼を食べて1日を贅沢にスタートさせてみるのもオススメです♪
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【アクセス】
那覇空港から波之上臨港道路を経由して、車で約10分
【施設情報】
■営業時間:6:00~18:00
■TEL:098-868-1096
■住所:沖縄県那覇市港町1-1-18
■施設HP:http://www.tomariiyumachi.com/
2-2.沖縄を知る「県立博物館・美術館」
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例年5月の上旬ごろから梅雨入りをする沖縄。そんな時期こそ、知的好奇心をくすぐる「沖縄県立博物館・美術館」でじっくり時を過ごしてみるのもおすすめ。
博物館の常設展では、沖縄の自然・歴史・文化をまるっと知ることができます。バックグラウンドが分かると、なんとなく見ていた沖縄の風景がまったく違って感じるように。
そんな体験は、きっと想像以上に刺激的なモノになりますよ!
【アクセス】
ゆいレール「おもろまち駅」から徒歩約10分。
那覇空港から国道58号線を経由し、車で約20分。
【施設情報】
■開館時間:09:00~18:00(入館17:30まで)
金・土は20:00(入館19:30まで)
■休館日:毎週月曜(※祝日の場合は翌平日に振替)年末(12月29日から12月31日まで)
■TEL:098-941-8200
■住所:沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
■施設HP:http://www.museums.pref.okinawa.jp/index.jsp
3.5月の見逃せないイベント
沖縄県民も大いに盛り上がる「アツイ」イベントが開催される5月。うちなんちゅ気分でお祭ムードを楽しんじゃいましょう!
以下では、毎年開催されている主要なお祭りをご紹介させて頂きます。
3-1.那覇ハーリー
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豊漁と海の安全を祈願して行われるお祭。
沖縄の伝統的な手漕ぎの船に乗って競漕します。県内各地で行われているハーリー行事の中でも、規模&人気は最大級。
期間中は那覇港新港ふ頭の一帯がイベント会場となり、特設ステージではお笑いやライブ、エイサーなどが公演されます。
屋台がならび、夜には花火大会と少し早い夏祭り気分を味わうことができます!
3-2.春の全島闘牛大会
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こちらも多くの県民が手に汗にぎりながら観戦する人気のイベントです。
そう、沖縄県民は闘牛が大好き。
その昔、「みんなが闘牛に夢中になるあまり仕事をサボりはじめたので、行政が指導したコトがあった」というほど、好き。
特にうるま市は闘牛が盛んで、ドーム型の大きな闘牛場があり観戦しやすいのも嬉しいポイント。
一時人気が下火になりかけた闘牛も、最近では若い世代や女性のファンが増えているそう。
沖縄には女性の闘牛カメラマンさんもいるんですよ!
牛たちの真剣勝負に、気がつけばアナタも手に汗にぎっているハズ。
3-3.5月おすすめイベント一覧
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そのほかの5月おすすめのイベントをまとめました。掲載している開催日は2017年の予定です。
【鳩間島音楽祭】
■開催日:5月3日
■場所:鳩間島
西表島の北に位置する小さな島が、この日は人で溢れかえります!
昨年、ステージがリニューアルされ屋根付きになりました。
【伊江島ゆり祭り】
■開催日:4月22日~5月7日
■場所:伊江村リリーフィールド公園
日本一早いゆり祭り。テッポウユリをはじめ、90種類のゆりの花が咲き誇ります。
海・空・花という最高のロケーションで心癒されるイベント。
【なんみん祭】
■開催日:5月16・17日・20日・21日(17日例大祭)
■場所:波上宮ほか
那覇市にある波上宮(なみのうえぐう)で行われるお祭。
県民にはお正月の初詣でお馴染の由緒ある神社です。
エイサーなどが見られるほか、沖縄では珍しい本土風のおみこし行列があるのも特徴。
【牧志ウガン奉納大角力大会】
■開催日:5月第4日曜日(※2017年詳細未定)
■場所 :牧志公園
伝統ある沖縄相撲の大会です。角力(かくりょく)とは相撲のこと。
なかなか見る機会の少ない沖縄相撲を国際通りで見られるチャンスです。
3.5月の沖縄旅で気をつけたいこと
旅行を快適に楽しむために、5月の沖縄旅行で押えておきたい気候や服装のポイントをまとめました!旅支度のご参考にどうぞ。
3-1.梅雨入り&気候
■スコール時は傘をさしても濡れる
沖縄の長~い梅雨は、毎年5月のゴールデンウィーク前後から始まります。
明けるのは6月中旬~下旬ごろ。シトシトと長雨が続くというよりは、南国らしいスコールが多いです。
どんより曇り空→突然のドシャ降り→曇り空といった感じ。
大粒の雨が叩きつけるように降るので、スコール時は傘をさしてもあまり意味がありません・・・。
視界も悪くなるので車の運転中は、特に注意が必要です。
すぐに止む場合が多いので、激しく降り始めたらムリに移動しない方が◎。
ちなみに、雨上がりはよく虹が出ます♪
■過去5年間の沖縄の梅雨入り日
・2012年 5月13日頃
・2013年 5月10日頃
・2014年 5月5日頃
・2015年 5月20日頃
・2016年 5月16日頃
その年によって日にちがだいぶ前後していますが、最近2年間辺りは5月の中旬頃となっています。
■日射しがあると一気に夏!そんな沖縄の5月ですが、お天気がよい日は一気に夏モード!
油断していると短時間でも日焼け&熱中症をおこしてしまいます。UV対策、日差し対策は必須。とにかく日射しが強烈なので、野外のイベントなどへ行く場合は帽子や日傘があると安心です!
3-2.服装のポイント5月の平均気温は24℃ほど。日中は最高気温が30℃を超える日もあります!基本的に半そで&短パン・サンダルでOK。
ただしドライブ中など、日射しが直にあたると「肌がイタイ」と感じるコトも。
日焼が気になる人や長時間のドライブ予定がある場合は、夏物の長袖などを用意するのがおすすめです。4.いざ、初夏の沖縄へ!梅雨が始まると、天気予報はあまりアテにならなくなります。
でも気まぐれに降る沖縄の雨は、思いがけずのんびり過ごす時間をプレゼントしてくれることも。雲からのぞく太陽にひとあし早い夏の気配を感じながら、5月の沖縄旅行をいっぱい楽しんでくださいね!