7月に入ると日差しがより一層強くなり、そのぶん海の青さが美しく表現される季節。
シーズン真っ盛りの沖縄をどう旅しよう・・・と嬉しい悩みが尽きませんよね!
そこで今回は、7月の沖縄を満喫する選りすぐりのスポットをご紹介したいと思います。
“沖縄本島”・“石垣島”・“宮古島”と離島も含めてセレクト。
アクティビティを120%楽しめる記事になっていますので、ぜひ参考にしてくだいね!
<もくじ>
~7月のオススメスポット!外でめいっぱい遊びましょう~
1.【沖縄本島】まるでアマゾン!?沖縄本島随一のヒルギ林の中でジャングル探検!
~~慶佐次湾(げさしわん)のヒルギ林+東村ふれあいヒルギ公園~
2.【宮古島】海神様が宿る洞窟へ行ってみよう!
~~保良泉(ぼらがー)鍾乳洞~~
3.【石垣島】遊びきれないバンナ岳・亜熱帯でイロイロ体験!
~~バンナ公園~~
4. 7月の沖縄イベント情報
4-1.花火情報
4-2.今月のイチオシイベント
“ピースフルラブロックフェスティバル”
5. 7月の沖縄の気候・気をつけたいこと
おわりに
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1.【沖縄本島】まるでアマゾン!?沖縄本島随一のヒルギ林でジャングル探検!
慶佐次湾(げさしわん)のヒルギ林+東村ふれあいヒルギ公園
慶佐次湾(げさしわん)は、本島北部に位置する“花と水とパインの街”で知られる東村(ひがしそん)にあります。
ここ東村ふれあいヒルギ公園には、慶佐次(げさし)川の下流に広がるヒルギ林が有名!
沖縄でも最大のマングローブ林には「メヒルギ・オヒルギ・ヤエヤマヒルギ」と3種類があるのですが、希少種のヒルギが存在することから国指定の天然記念物となっています。
因みにマングローブとは、「海水」と「淡水」が混じりあう場所だけに生育する熱帯、亜熱帯の木々のこと。
慶佐次のヒルギ林の中にある東村ふれあいヒルギ公園では、沖縄でも大変貴重なマングローブを鑑賞することができ、他にもさまざまな生物が生息しています。
整備された遊歩道もありますので、ヒルギ林に囲まれながら気持ちよくお散歩できるのが魅力です♪
生物の中で、主に見られるのがこちらの「シオマネキ」というカニさんです。
オスは片方の鋏脚(はさみ)が甲羅と同じ位大きいので(メスは両方小さいです)、オスメスの判別がすぐにできるのでぜひ探してみて!
よく歩いているのはヒルギの根元など。じーっと観察しているとひょっこり現れるかも!?
他には「コメツキガニ」や「カワセミ」、「チュウサギ」という鳥類などの生き物が見られます。
そして干潮時には「ミナミトビハゼ」でいっぱいに!
下に降りられる場所もあるので、特にお子様は喜ばれるのではないでしょうか?
※注・泥まみれになりますのでタオル持参で行きましょう。
こうした「生き物発見」は楽しいものですよね♪
また慶佐次川をカヌーに乗って進むカヌー体験などもあり、遊歩道とは違った景色を見ることもできます。
歩いては行けない場所にも行けるので、興味のある方は体験してみては?
他にも公園内には展望台などもあり、ありとあらゆる角度からマングローブを堪能できるので、今年の夏は熱帯・亜熱帯地方特有の場所でおもいっきり遊んでみるのもいいと思いますよ♪
ヒルギ公園の向かい側にある共同売店では地元ならではの食べ物も売っていますので、買い込んでピクニックもオススメ。
1日中過ごせますが、熱中症・藪蚊対策を忘れずに行きましょう!
【スポット情報】
住所:沖縄県国頭郡東村慶佐次
電話:0980-51-2655(NPO法人 東村観光推進協議会)
料金:入場無料(カヌーなどの体験プログラムは有料)
公式サイト:東村役場
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2.【宮古島】海神様が宿る洞窟へ行ってみよう!
保良泉(ぼらがー)鍾乳洞
地質が“石灰石”と言われるサンゴ礁から成り立っているために、鍾乳洞と呼ばれる場所はいくつもある宮古島。
その中でも保良地区には、干潮時だけにしか行くことのできない鍾乳洞が存在しています。
なぜなら「海中」にあるからなのです!
ここ「保良泉(ぼらがー)鍾乳洞」は海神様が宿るとされている大変貴重な場所。神秘スポットとして知られています。
主な行き方は海中にあるため海からのみ。
干潮時は歩いて行けることもあるようなのですが、なにぶん自然を相手にするため個人行動は大変キケンです!
必ずツアーに参加してプロと一緒に行きましょう。その道のプロと一緒に行けば説明もしてくれて楽しさも増しますよ♪
今回連れて行ってもらうのは「保良泉ビーチ・パーク」さん。
ツアーでは、カヤックに乗って宮古島の大自然を楽しみながら向かいます。
下から島を見る機会がなかなかないと思いますが、その迫力にもビックリするかも!
カヤックもスイスイ快適!特に難しい操作もないので、海をラクラクおさんぽできますよ♪
鍾乳洞へ到着しました!
入口はこんなに小さな穴!入れるの!?と、吸い込まれそうなほどの小さな穴にドキドキ感がありますが、その中には想像をはるかに超える神秘的な世界が広がっています。
中はまさに別世界!
入口をくぐると目の前に現れる巨大な鍾乳石は、かぼちゃのような形をしていることから通称「パンプキンホール」と呼ばれています。
何万年もの歳月をかけて生まれたその姿は、まさに自然が造りだした奇跡としか言いようがありません。
海も透明、そして巨大な鍾乳石、滝のように流れる水しぶき・・すべてが神秘的な空間です。
小さなすき間から入り込む光加減で海もキラキラ光って、本当にキレイなんですよ!
そして鍾乳洞の周辺はサンゴ礁の干瀬に囲まれていますので、鍾乳洞以外にも景色を楽しむことができます。
写真では伝わらない圧倒的なパワーをぜひ体験してみてくださいね♪
なおツアーでは、潮の満ち引きの具合によって予め開催日・入れる時間が決まっています。
が、逆に言えばそれだけ貴重な経験になるはず。
アナタも宮古島の大自然を満喫しちゃいましょう!
【スポット詳細】
★主催会社:保良泉ビーチ・パーク(有限会社 アイランドワークス)
住所:沖縄県宮古島市城辺字保良1139-1
電話:0980-77-7577
公式サイトはコチラ
3.【石垣島】遊びきれないバンナ岳・亜熱帯でイロイロ体験!
バンナ公園
石垣島に位置するバンナ岳(標高230m)は、ただの山ではありません。
亜熱帯の森林公園として島民からも親しまれていますが、観光でもぜひ訪れたいところ。
レンタカーを借りて、整備されたワインディングロードを快適にドライブ♪
その途中で立ち寄れるスポットがたくさんあるので、1日を山で過ごすのもアリ。ですよ!
バンナ公園は大きく分けるとA~Eゾーンに分かれています。
Aゾーンは大きな広場でピクニックなどができる「バンナ森といこいの広場」。
Bゾーンはバンナスカイラインが山を縦断するように道路が伸びていて、その周辺には生活環境保全林が広がります。
Cゾーンは石垣ダムを中心に、カンムリワシの展望台や水鳥観察、森林散策ができ場所がいっぱい!
芝生広場でゴロンと寝転がるのも気持ちいいです♪
このようにバンナ岳をぐるり一周できるのですが、お子様からご年配の方までの幅広い年齢で楽しめるのが大きな特徴。
ドライブをはじめ、ファミリー向けならEゾーンのふれあい子供広場もオススメ。
遊具やアスレチックで思いっきり遊ぶこともできますので、お子様連れにはもってこいの場所です。
ご夫婦ならDゾーンで生態観察や展望台で海を眺めたり、または展望台広場から続く「ほたる街道」でほたる鑑賞なども面白いと思います。
ちょうどこの時期~8月まではキイロスジボタルなどが見られますので、タイミングが合えば無数のほたるが亜熱帯の森林に飛び出す様子を観察できますよ!
また大変希少な「サガリバナ」もAゾーンの「無限橋」付近で見ることができますので、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。
そしてドライブの時に車を泊めてぜひ通ってほしいのが、Cゾーンの石垣ダムの端っこに架かる「聖紫花(セイシカ)の橋」。
昭和60年頃沖縄県内で初めて造られた吊り橋で、橋の真ん中からは下の様子が見られるようになっています。
ちょっぴりドキドキかも知れませんが・・・でも周辺の森林はまさに亜熱帯を感じることができるハズ。まずはお試しあれ!!
こちらもオススメ!
CゾーンとEゾーンの間にある「南の島の展望台」。
こちらでは石垣島の景色が一望できるほか、晴れていればとてつもなくキレイな海を見ることができます。
ちょっと個性的な石の造りですがスロープもあるので、階段がちょっとキツいかなという方もラクラク!
本当にキレイなので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
※他にもエメラルドの海を見渡せる展望台が、Bゾーンのバンナスカイライン沿いにあります!
なお南の島の展望台の道路を挟んだ向かい側には何やら変わったモニュメント?があります。
こちらは「渡り鳥観察所」と言う名の展望台になっていて、穴の中へ入ると螺旋階段があり、上まで登るとこちらでも絶景が広がります。
カンムリワシの卵をイメージした展望台のようですが、形がコロンとかわいいのでいい記念写真が撮れると思いますよ♪
このようにご紹介できる場所が沢山ありすぎるため、今回はオススメだけをセレクトしました。
この記事を見て「バンナ公園に行こう!」と思ってくださった方は、公式の地図を参考に立ち寄りスポットを決めてくださいね!
※なお温かい時期はハブがでることもあるので、対策などをしっかり立ててから行きましょう。
【スポット詳細】
住所:沖縄県石垣市字石垣961-15
電話:0980-82-6993
公式サイトはコチラ
4. 7月の沖縄のイベント情報
さて、沖縄の7月は本州と同じく「花火」がシーズン!
常夏・オキナワは花火とともに個性豊かなイベントが開催されるところも結構ありますので、参加するだけで一味違った夏を味わえるはず。
日にちが合えばぜひ見てくださいね♪
※花火・その他イベント日程はあくまで予定です。都合により変更になることもありますので、詳細は各ホームページにてご確認をお願いいたします。
4-1.花火
★海洋博公園サマーフェスティバル
開催日:毎年7月中旬頃
開催地:海洋博公園内エメラルドビーチ
電話:098-926-5678(北谷町観光協会・シーポートちゃたんカーニバル実行委員会)
公式サイト:海洋博公園
★シーポートちゃたんカーニバル
開催日:毎年7月中旬~下旬
開催地:北谷公園サンセットビーチ
電話:098-926-5678(北谷町観光協会・シーポートちゃたんカーニバル実行委員会)
公式サイト:北谷町観光協会
★名護夏まつり!
開催日:毎年7月最終週の土・日開催
開催地:名護漁港内
電話:0980-52-4243
公式サイト:名護市商工会ホームページ
★他にもありますが、正式に開催が決定されていないものに関しては紹介を控えます。
4-2.7月の沖縄イチオシイベント
“ピースフルラブロックフェスティバル”
画像提供:ピースフルラブ・ロックフェスティバル実行委員会
音楽の街、コザで30年以上もの歴史を持つ「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」が今年も開催決定!
沖縄県石垣島出身の従兄弟・兄弟で結成されたエンタメユニット「きいやま商店」や、沖縄県北谷町でのミハマ・カーニバルパーク広場にてストリートライブから始めた経歴を持ち、後にTVドラマ「ごくせん」の主題歌をも受け持つほどの実力を見せたボーカルデュオ「D-51」など多数出演します。
その他には韓国から「Asian chairshot」、フィリピンマニラからのトップアーティスト「PRYZM(フィリピン)」も加わり、沖縄伝統の曲から海外までと幅広い分野の曲を聴くことができるのも大きな魅力です。
画像提供:ピースフルラブ・ロックフェスティバル実行委員会
2日間にわたる野外ステージは音と熱気で溢れ、実力派アーティストたちが繰り広げるステージに圧巻!
ただの観客になることはなく、気がつくと知らない曲でも思わず身を乗り出して手を上げてしまうほど活気的なライブを楽しむことができます。
画像提供:ピースフルラブ・ロックフェスティバル実行委員会
公式サイトでは、出演アーティストや日程、チケットのお求め方法などの詳しい情報が記載されていますので、旅行日程を合わせて沖縄の暑い夏を音楽と共に楽しんでみては。
音楽の世界に関しての価値観が変わるハズですよ!
【イベント詳細】
開催日:2016年7月9・10の土日2日間
開催地:沖縄市野外ステージ
電話:098-989-5566(ピースフルラブ・ロックフェスティバル実行委員会事務局)
公式サイトはコチラ
5. 7月の気候・気をつけたいこと
沖縄の7月は夏真っ盛り!もわもわ蒸し暑い、というよりは風が吹き抜けてカラっとしています。
それでも日差しが強いので紫外線対策は必須!
風があって気持ちよく感じる日や曇っていても普通以上に焼けます。
特に赤ちゃん、お子様を連れての海や観光には気を付けて!
ご存じの通り皮膚がまだやわらかく薄いので、ビックリするほどすぐ焼けます。
「日焼け」ではなく「やけど」になることもありますので、こまめに日焼け止めを塗る、もしくは塗ったあとに薄手の長袖を羽織るのもいいかも。もしくは保冷材などを袋に入れて首に巻くタイプのもの、ひんやりシート、スプレーなども有効です。
水分もしっかり取りながら、なるべく快適に観光できるように予め準備していきましょう。
やんばるなどの森方面へ行く方は藪蚊対策も忘れずに!
おわりに
沖縄の7月は日差しが強いほど海がよりキレイに見え、緑も輝くという、まさに「オンシーズン」と言えるべく月です。
イベントに関しても、上記の他にエイサー祭りや各地でさまざまなイベントが開催され、観光にプラスアルファを添えられるという楽しい時期。
上記で挙げたオススメスポット以外にも水遊びが楽しめる沖縄本島「ビオスの丘」や海あそび、ホテルのプールあそびなど満喫できるアイテムがいっぱい!
ぜひ沖縄らしさが味わえる7月を覗いてみてくださいね♪
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