島で体感するサンセットタイムは特別なもの。日中に観光したスポットも、沈みゆく夕陽のなかで見ると、また違った風景に思えるから不思議です。

広々とした沖縄の海と空が、徐々にオレンジ色に染まっていくひとときは、まさに感動のひとこと！

今回は、ぜひ訪れてほしい絶景夕日スポットをカテゴリー別に厳選してご紹介します。

＜もくじ＞
１．夕日が最高に美しい岬　５選
２．夕日が最高に美しいビーチ　３選
３．夕日が最高に美しいカフェ＆レストラン　３選
４．夕日が最高に美しいリゾートホテル　３選
５．夕日が最高に美しい露天風呂　１選
おわりに

その１　残波岬（ざんぱみさき／本島）

読谷村の北西端に突き出た岬で、切り立った断崖が２km以上続く景勝地。そのダイナミックな景観が人気のスポットですが、沖縄本島で最後に夕日が沈む場所としても有名です。

日没の時間は、夏は19時頃、冬は17時頃と言われているので、それを目安に訪れると◎。残波岬の迫力あるパノラマビューサンセットをぜひ体感して。

残波岬のシンボルの灯台と夕陽が織りなす景色は、ため息がでる美しさ。絶好の撮影タイムとして人気を集めています。日没のちょっと早めに来てスタンバイを。

残波岬は「残波岬いこいの広場」の中にあります。のんびり散策できるので、夕日を見ながらまったりするのもいいですね。
周辺の海岸に足を延ばしてもまた素敵です。

■残波岬：那覇空港から車で約50分（高速利用）

こちらの記事もご参考に。
行ってきました残波岬！おすすめ楽しみ方5選+α

その２　万座毛（まんざもう／本島）

いわずと知れた、本島西海岸にある沖縄随一の景勝地。切り立った断崖が、象の鼻の形に似ていることでも御馴染みです。その特徴ある岩と夕日のコラボレーションが何とも神秘的で、サンセットスポットとしても大人気。紅に反射した東シナ海の美しさも一級品です。

夏季シーズン（８月）の日没時刻は、だいたい夜７時頃（海上保安本部資料参照）。これは、太陽がすっぽり水平線に隠れる瞬間の時間とのこと。早めに行って準備しましょう。

夕日に包まれた隆起サンゴ礁の断崖。圧倒的なスケールの自然美に、ため息がでます。

■万座毛：那覇空港から車で約55分（高速利用）

その３　御神崎（うがんざき／石垣島）

石垣島の北西部、御神崎半島にある岬で、突端には白い石垣御神崎灯台があります。ここは、石垣島で一番有名な夕日スポットと呼び声が高いところ。灯台の中に入ることはできませんが、灯台のふもとまで行くと、雄大な東シナ海を含むすばらしい景観が堪能できます。

岬の隣には芝生の広場があり、そこから岬全体を眺めることも。絶好の撮影スポットです。

夏季シーズン（８月）の日没時刻は、だいたい夜７時20分頃（海上保安本部資料参照）。秋～春にかけての夕日は、西表島に沈んでいきます。

■御神崎：新石垣島空港から車で約45分

その４　西平安名崎（にしへんなざき／宮古島）

宮古島の北西端にあり、宮古島の絶景夕日スポットとして有名な岬。展望台からは、美しいエメラルドグリーンの海にかかる池間大橋の他、北に池間島、西に伊良部島、東に大神島を一望することができます。

岬の先端には遊歩道があるので、サンセットタイムにのんびり散歩するのもおすすめ。

遊歩道から見た神々しい景観。穏やかな波と、海に吸い込まれていく夕日に癒されます。

©OCVB
西平安名崎といえば、風力発電の風車がランドマーク。展望台は、この風車のすぐ横にあります。展望台から岬の先端までの道はあまり整備されていないので、気を付けて歩きましょう。

■西平安名崎：宮古空港から車で約35分

その５　西崎（いりざき／与那国島）

日本で“最西端”にある岬で、それを証明する石碑も建てられています。日本で最後に沈む夕日を見ることができるとあって、地元の人もよく訪れるそう。台湾までの距離は、わずか111km。晴れていれば台湾の島影が見えることも。

日本で一番最後に沈む太陽を見送る…とても感慨深いものがありませんか。大切な方とぜひ訪れてみてください。

画像提供元：石垣島海辺.com　
島内の指定販売所では、日本最西端の与那国島をたしかに訪れたという証明書「日本最西端の証」を発行してくれます。旅の良い記念になること、間違いなしです。

■西崎：与那国空港から車で約10分

その１　サンセットビーチ（本島）

沖縄本島の中部、北谷町にあるビーチ。一大リゾートタウン・美浜アメリカンビレッジに隣接しているので、地元の人はもちろん、外国人の家族連れや多くの観光客も訪れる人気のビーチです。

その名の通り、美しい夕日が堪能できる絶好のロケーションが魅力。ショッピングの途中に、ぜひ立ち寄ってみて。

夏季シーズン（８月）の日没時刻は、だいたい夜７時頃（海上保安本部資料参照）。砂浜から眺めていると、時間の経つのも忘れます。

国道58号線から近く、アクセスが良いのもポイント。ショッピング途中に海水浴ができてしまうあたりが、沖縄らしいビーチです。

■サンセットビーチ：那覇空港から車で約40分

その２　砂山ビーチ（宮古島）

宮古島できれいなビーチとしてもっともメジャーなひとつ。岩の洞窟から望む海のアングルが有名です。粒の細かなサラサラな砂浜がどこまでも広がり、素足で歩くと気持ちいいほど。海の透明度はバツグンで、シュノーケルで色鮮やかな熱帯魚を見ることができます。

Photo by (c)Nature-Free

自然にできた洞窟のアーチから望む夕陽は、一度見たら忘れられない景色です。洞窟の上部は浸食がかなり進んでいるので、休憩などは控えたほうが良さそう。

画像提供元：デジタル備忘録
白い砂山を降りていくと、目の前にはどこまでも続くコバルトブルーの海が！徐々に見えて来る風景にワクワクします。

■砂山ビーチ：宮古空港から車で約20分

その３　月ヶ浜（トゥドゥマリの浜／西表島）

ビーチの形がまるで、月のように美しい曲線を描いていることから「月ヶ浜」の名前がついたそう。西表島の代表的なビーチでは、唯一島の西側に面しているため、夕日の名所として知られています。

浜の目の前に広がる海を真っ赤に染めながら沈んでいく夕日風景は、何とも贅沢です。

西表島随一の夕日スポット。水平線に沈む夕日が美しいです。

画像提供元：石垣島海辺.com　
砂浜を歩くとキュキュッと音がする「鳴き砂」で有名。また、ウミガメが産卵に訪れることでも知られています。

■月ヶ浜（トゥドゥマリの浜）：上原港から車で約10分

その１　Transit Café （トランジットカフェ／本島）

北谷町にある白亜のカフェ。そのオシャレな外観と海に臨むテラス席が魅力で、サンセットタイムには人気を集めています。水平線に沈みゆく夕陽を眺めていると、一気にリゾート気分に。外国人客も多く訪れ、異国情緒も満点。アルコールに合うフードやデザートも充実しています。

リゾート感たっぷりのテラス席。１日の締めくくりにふさわしい、心を解放できるひとときを過ごせます。

ビールに良く合うシェフおすすめの前菜。オリジナルスパイスでマリネしたチキンを香ばしく焼き上げています。
○スパイシー・ジャークチキンの串焼き：480円

クリーミーなカマンベールチーズがクセになる、カフェの看板メニュー。バゲットにたっぷり絡めて召し上がれ。
○アツアツ、トロトロのカマンベールチーズ・フォンデュ風　 small：700円

フルーツ一杯のシナモンフレンチトースト アイスクリーム添えもオススメ！

■Transit Café
住所：北谷町宮城2-220-2F
TEL:098-936-5076
営業時間：11:00～23:30
定休日：不定休

こちらの記事もご参考に。
沖縄リピーター推薦！沖縄に来たら必ず行くべきカフェ10軒
【3-4】トランジットカフェ（Transit Cafe）

その２　夕日カフェ じゃうら（宮古島）

2015年5月にオープンした新しいカフェ。店内には、宮古島在住の作家による水彩画やなどが展示され、ユニークなイラストの外観とともに話題に。店内とテラス席からは海と伊良部島が一望でき、とても気持ちの良い空間。宮古島の美しい夕日も堪能できます。

木目調の雰囲気がリラックスした気持ちにさせてくれる、心地良い店内。２Fがカフェスペースで、1Fには作家作品を集めたギャラリーもオープン予定。

天気が良い日に眺めることができる宮古島の夕陽。テラス席で開放的に楽しみたいですね。

地元野菜をふんだんに使ったプレートランチや、宮古ぜんざいなど素朴なスイーツを楽しむことができます。
○焼きタコライス　県産豚のタコミートと島野菜たっぷりのトマトソース・サラダ付　700円

■夕日カフェ じゃうら
住所：宮古島市平久貝452-3
TEL:090-6712-6868
営業時間：11:30～日没まで
定休日：木曜

その３　Resort Café KAI（リゾートカフェカイ／本島）

那覇空港から車で10分と好アクセスながら、大パノラマでサンセットを楽しめるのがここ。それは、県内でも有数の夕陽スポットとして知られる、美らSUNビーチ内にあるカフェだから。

目前に広がる優雅なロケーションにひたりつつ、軽食から県産食材を使った本格的なメニュー、デザートまで多彩な料理をいただけます。

テラス席から眺めるとっておきのロケーション。テンションがアガります。テラス席は水着のままカフェタイムを過ごせるのも魅力。ペット連れも可。

ビーチサイドに建つ店内。リゾートらしい佇まいですが、店内はゴージャスなシャンデリアが装飾され高級感ある雰囲気です。

定番のパスタやカレーのランチからハンバーガーなどのカフェメニュー、夜はアルコールも豊富。いつ行っても楽しいひとときを過ごせます。
○KAIロットマギーバーガー：819円

■Resort Café KAI
住所：豊見城市豊崎5-1
TEL:098-840-6333
営業時間：11:00～21:30
定休日：水曜

その１．ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート

沖縄のリゾートを代表するリゾートホテル。夕暮れになるとホテルの客室やビーチから、景勝地「万座毛」近くに沈む夕日と、茜色にきらめく海は思わず息を飲む美しさ。自然の美が優れたリゾートをさらに際立たせます。

■ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
TEL:098-966-1211

その２．沖縄残波岬ロイヤルホテル

沖縄本島西海岸、夕日が美しい景勝地、残波岬近くに建つリゾートホテル。客室のバルコニーから臨む東シナ海の大海原に沈む夕日は必見。海岸まで下りて、ざわわ、ざわわと風に揺られるサトウキビ畑の音を聞きながら静かに夕日を見届けるのも、また沖縄ならではです。

■沖縄残波岬ロイヤルホテル
TEL:098-958-5000

その３．フサキリゾートヴィレッジ

石垣島の南西部の海沿いに建つコテージ型のリゾートホテル。ビーチから、またビーチから突き出た桟橋から望むサンセットは絶景の一言。また、徐々に暮れゆく夕暮れを眺めながら楽しめるシーサイドバーベキューもおすすめです♪

■フサキリゾートヴィレッジ
TEL:0980-88-7000

琉球温泉瀬長島ホテル

最後は沖縄らしからぬ、夕日が楽しめる温泉の絶景をご紹介。
那覇空港からほど近く、車で手軽に行ける島である「瀬長島」にある「琉球温泉瀬長島ホテル」にある温泉露天風呂。

日中はエメラルドグリーンの海を臨む露天風呂では、夕暮れになると、遠く慶良間諸島に沈む夕日を、温泉に浸かりながら眺めることができます。
沖縄旅行で、夜便で沖縄を発つ予定の方は、最後の沖縄の絶景を温泉で楽しんではいかがでしょうか？

■琉球温泉瀬長島ホテル
TEL:098-851-7077

おわりに

沖縄本島・離島で夕陽スポットは数多くありますが、その中でも自然の神秘を感じられるすばらしい景観を厳選しました。夕陽の絶景は、海に囲まれた沖縄ならでは。旅のハイライトとして、ぜひ大切な方と感動的なひとときをお過ごしください！

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