4月は沖縄の良さがグングン出てくる気候。
この時期は天候も比較的穏やかで過ごしやすく、絶好の観光日和になることが多くなります。
そうなれば外で過ごす時間も楽しくなって、より深い思い出ができるはずですよね!
そこで今回は、4月に旅する沖縄の見どころをご紹介したいと思います。
そして冬でも夏でもないこの時期に失敗しない服装、気候はどんな感じかなども触れたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
もくじ
1.おすすめの観光スポット
1-1.日本最西端!日本最後の夕陽が見られる「与那国島」
1-2.赤瓦屋根集落をぶらり周遊!「竹富島」
1-3.絶景の穴場スポット!「知念城」で春の風を浴びる
2.4月の沖縄のイベント
2-1.沖縄の海開き開催日程・場所
2-2.他にもあります!ステキイベント
~4月の大目玉イベント!!~
3.4月の沖縄旅行で気になる気候・服装
あとがき
4月発沖縄ツアー最安値情報
1.おすすめの観光スポット
通年旅行ができる沖縄ですが、この時期、実は離島がチャンスなんです!
例えば梅雨時や台風時などは、唯一の手段である高速船が運休に・・・。
ということもありますし、かといって夏場は高速船が非常に混み合います。
となれば、4月こそ離島へ足を運んでみてはいかがでしょう!
そこで陽気に包まれながら満喫できる離島観光スポットを2ヵ所ご紹介したいと思います。
じゃあ沖縄本島は?という方にもピッタリの場所があります。
陽気に包まれながら探索できる絶景穴場スポットも併せてご紹介しますね♪
1-1.日本最西端!日本最後の夕陽が見られる「与那国島」
与那国島は日本最西端の島で、八重山諸島のうちの1島。
日本で一番遅い夕陽を見ることもできる、ステキな島なんですよ!
最西端というだけあって石垣島から最も離れた場所にあり、台湾までなんと111キロという近さ。
ちょっとビックリですよね。
飛行機で行くこともできるのですが、船で向かうこともできます。
時間はかかるけどせっかく気候が安定しているので、島々の美しい景色を見ながらのんびり船で行くのがおすすめですよ!
~プチ情報~
※石垣空港から飛行機で約30分、船ですと石垣港離島ターミナルから4時間半ほどかかります。
与那国島では「ヨナグニウマ」が放牧されていることでも有名。
ヨナグニウマは、実はこちらの島に約80頭しかいないという、天然記念物の在来馬なんです。
小柄でおとなしい性格なので、観光で訪れた人たちにも優しく接してくれます。
戯れてみたい!!とお考えの方は、海辺にある「ヨナグニウマふれあい広場」で乗馬体験もできますので、気になる方は立ち寄ってみては。
お子様も大人も、お馬さんと一緒に海あそびができますよ!
そして今でも訪れる人の後が絶たないのが、ドラマ「Dr.コトー」のロケ地です。
当時は絶大の人気を誇ったドラマの背景には、与那国島の美しい景観も手伝っていたためだと言われています。
その劇中に出てきた診療所のセットが未だに残されていますので、ぜひこちらも足を運んでみてはいかがでしょう。
なお深い緑に覆われた「与那国島のティンダバナ」は、島では一番の観光スポット。
圧倒的な存在感を醸し出している天然の展望台ですが、実は「女性首長サンアイ・イソバ」の住居だったと言い伝えられています。
15世紀末、サンアイ・イソバは1頭の雄犬とともに遭難してたどり着いた与那国島で暮らしていましたが、のちに漂流してたどり着いた男性がイソバに一目ぼれをして邪魔だった犬を殺してしまいました。
犬を埋めた場所を決して言わずにイソバと7人の子供を持って暮らしていましたが、ある日犬を埋めた場所をうっかりイソバに言ってしまいます。
するとイソバの姿が見えなくなり、翌日犬の骨を抱きながら亡くなっているイソバが見つかりました・・・・・。
里見八犬伝などの有名な犬祖伝説は多々ありますが、与那国島にもこんな悲しい悲話が残されていたんです。
現在はティンダバナと呼ばれ、毎年旧暦8月に行われるアラミディ(新水)と呼ばれる祭祀行事で、年の初めの湧水を汲む神聖な場所として大切にされているようです。
他にも与那国島には、有名な観光スポットが多数あります。
鳥の卵を求めて立神岩の頂上まで登ったところ、下りることができなくなって神に祈ったら戻ることができたと言われている「立神岩(たてがみいわ)」、また1986年に発見された「海底遺跡」など見どころがいっぱいなんですよ!
運休になるリスクを考えると、なかなか行きたくても難しいかなと思われがちな与那国島。
これを機会にぜひ検討してみてくださいね♪
1-2.赤瓦屋根集落をぶらり周遊!「竹富島」
竹富島は、八重山を象徴する赤瓦屋根集落が特徴の島で、石垣港離島ターミナルから高速船で約10分とアクセスも抜群!
石垣島から一番近いため日帰りも可能で、八重山諸島の中でとても人気のあるところです。
おすすめの過ごし方は、レンタサイクルをして自転車で街並みをぐるり回ったり、気になる場所があったらのんびり歩ってみたり・・・。
お子様も乗れるように補助椅子がついているものもありますので、ご家族でも十分楽しめますよ♪
なお竹富島で見られる赤瓦屋根の集落は、景観保護に取り組んでいます。
国の「重要伝統的建造物群保護地区」に選定されていることから、リゾートホテルなどもその景観を崩さないように意識しているところも素晴らしいんです。
島の住民たちの故郷愛によって守られている集落を、水牛車に乗って観光できたりもしますので、ぜひ利用してみては。
水牛車ではおじぃのお話や三線を聞きながら、島独特の雰囲気を味わえるのが竹富島の大きな特徴なんですよね。
普段住んでいる景色とは別世界に来た感覚になるかもしれません。
そして海ですが、コンドイ浜やカイジ浜などはキレイさが抜群ですので、とびっきりの島散歩を満喫してみてくださいね!
◇竹富島の詳しい情報はコチラ◇
http://okinawa-labo.com/taketomi-island-signtseeing-5085
1-3.絶景の穴場スポット!「知念城」で春の風を浴びる
知念城は、沖縄本島南城市にあるグスクです。
あまり知られていないのが残念なほど、自然とグスクのコントラストが素晴らしい場所。
斎場御嶽(せーふぁうたき)からとても近いですので、合わせて立ち寄って見てほしいところです。
まず知念城の最大の見どころは正門や裏門のアーチ。
カーブ具合がとても美しく、野面積みの古城(こーぐすく)と、切石積みの新城(みーぐすく)からできています。
古城は12世紀末~13世紀に築城され、また新城に関しては15世紀後半に築城と言われているようです。
修復しながらも保たれている城郭都市の外壁は、十分見ごたえあり。
城好きさんにはたまらない場所です。
当時の面影が残る知念城は規模が小さいながらも丘陵から久高島を見ることができます。
穴場ということもあってか人が少ないため、目の前に広がる景色を独り占めできるかも知れません。
となればシャッターチャンス到来!
美しくそびえ立つ知念城や周りの景色を思う存分カメラにおさめられますよ♪
※斎場御嶽はマナー向上や自然保護を考慮する機会とするため、年2回の一定期間の休息日を設けています。
行く際はご注意くださいね。
2016年度の休息日は下記の通りとなっています。
*旧暦5月1日~3日⇒新暦6月5日~6月7日
*旧暦10月1日~3日⇒新暦10月31日~11月2日
2.4月の沖縄のイベント
この時期、沖縄ではさまざまなイベントが繰り広げられます。
やっぱりメインは各地で行われる「海開き」。
そのほとんどはオープニングイベントが盛大に行われますので、旅行日程と合えば観光客でも参加できるものばかり!
ということで、4月に行われる予定のビーチを離島も含めて日付順にてご紹介したいと思います。
沖縄独特の催しが開催されるところもありますので、観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
2-1.沖縄の海開き開催日程・場所
近年では3月中に海開きするビーチもチラホラ。
かりゆしビーチやサンマリーナビーチなどは3月中の海開きが通例となっており、概してリゾートホテル宿泊のお客様がよく利用するビーチは早い傾向があります。
公共のビーチは4月中が一般的です。
もっと詳しく知りたい方は、以下記事をご参照ください♪
2020年版!沖縄本島の海開き情報まとめ|主要20ビーチ
~沖縄離島~
石垣島・竹富島などの八重山諸島は3月に合同で海開きが行われています。
海上は年ごと持ち回り、2021年は3/20に竹富島のコンドイ浜で開催されました。
また宮古島として例年4月の第一日曜日に海開きが開催されます。
2021年は4月4日(日)に与那覇前浜ビーチで開催されました。
イーフビーチ(久米島) 例年4月第1日曜日
阿真ビーチ(座間味島) 例年4月第2土曜日
阿波連ビーチ(渡嘉敷島) 例年4月中旬土曜日
2-2.他にもあります!ステキイベント
花真っ盛りイベント!
◇3月1日(火)~5月初旬◇
ビオスの丘うりずんの花祭り(ビオスの丘)
◇3月20日(金)~4月12日(日)◇
イルカンダ花まつり(大石林山)
◇4月16日(木)~4月19日(日)◇
第8回 沖縄国際映画祭
~4月の大目玉イベント!!~
◇4月11日(土)◇
第16回 琉球海炎祭2020
※こちらは夜空に10,000発の大花火が打ちあがる大イベント!
チケットは2月下旬発売予定です。こうご期待!!
海炎祭ツアー情報はこちら
3.4月の沖縄旅行で気になる気候・服装
さて、4月の沖縄をご紹介してきましたが、では実際気候はどうなっているか気になるところですよね。
そこで気象庁発表の2015年4月の気温変化をグラフにしてみました。
データ提供:気象庁より
基本的に雨もほとんどなく、日1日の平均気温は20度~25度。
4月の沖縄は「うりずん」の季節を迎えて1年の中で最も過ごしやすいと言われているようです。
日中の温度差はあまりないのですが、朝晩は16度~19度と肌寒くなります。
なお日中は紫外線も強いので、そうなってくるとそれなりの対策が必要になってきますよね。
では、いったいどんな服装で行ったら良いのでしょうか。下記にまとめました。
日中は半袖Tシャツでも過ごせますが、城(グスク)や森に入ったりすると日陰が増えて体感温度が下がります。
ですので、カーディガンなどの羽織るものはカバンに忍ばせておくのが吉。
夜那覇市街地に繰り出す場合も持っていったほうが良いかと思います。
下はしげみの中を歩いたりする場合も考えて、ロングパンツが正解です。
暑いと感じた場合はめくれるような薄手の生地などがおすすめ!
上着は着ればOKですが下は羽織るわけにはいかないので、虫よけ・紫外線対策のためにもいいと思いますよ♪
あとがき
4月の沖縄はどこへ出かけても楽しめますが、八重山諸島の島めぐりや本島の名所巡りなど、外での観光がおすすめです。
ただし紫外線はどんどん強くなってきますので、日焼け止めクリームを塗る、帽子をかぶるなどをして体を守ってくださいね!
目を保護するためにも、外ではUVカットのサングラスなどもあるといいかと思います。
しっかり準備をして、楽しい4月の旅をお過ごしくださいね♪