楽しい旅行中、意外とお世話になっているのが自動販売機。
移動中やお買い物の途中、”ちょっと一息つきたいとき”には嬉しい存在ですよね。
とはいえ、その存在はもはや当たり前すぎてスルーされがち。
でも実はディープに掘り下げれば掘り下げるほど、「ご当地ならではのカラー」がたくさん詰まった面白い存在なんです!
そこで今回は数ある沖縄ご当地ペットボトルドリンクの中でも、”沖縄感”いっぱいのフルーツジュース12種を飲み比べしてみました。
「いつでも」「どこでも」「気軽に」楽しめるご当地ジュースで、旅の思い出をプラスしてみませんか。
※ご注意
今回の飲み比べも、筆者の独断と偏見でレビューしております。
基本的には県内の自動販売機&お土産屋さんなどで取扱いしている商品ですが、場合によっては取扱いのない商品もございます。
悪しからずご容赦くださいませ。
今回の飲み比べは「ネタ度」「レア度」を★5つで評価しております。また、おまけ編では味ごとの簡単なレビューもつけました。皆様のお気に入りを見つける参考にしていただければ幸いです。
<ラインアップ>
1.沖縄バヤリース
1-1.バヤリースオレンジ
1-2.グァバ
1-3.シークワサー
1-4.マンゴー
2.沖縄ボトラーズ
2-1.グァバ
2-2.シークワサー
2-3.パイン
3.JAおきなわ
3-1.カーブチー
3-2.タンカン
3-3.パインアップル
4.沖縄POKKA
4-1.沖縄のおいしいシークワーサー
4-2.沖縄パイン
5.おまけ編~味ごとに飲み比べてみました~
5-1.ミカン系
5-2.グァバ系
5-3.シークワサー系
5-4.パイン系
6.まとめ
1.沖縄バヤリース
まずは沖縄のフルーツ系ジュースで欠かすことのできない「沖縄バヤリース」の商品4点からスタートです!
1-1.バヤリースオレンジ
【評価】
ネタ度:★★★★★
レア度:★☆☆☆☆
『沖縄のバヤリースオレンジは本土で売っているモノとは違うらしい』。沖縄好きの皆様であれば、そんなウワサを耳にしたことがある人も多いはず。
そう、実は同じ商品名でありながら、本土で売られているモノとは味もパッケージも全然違うんです!
沖縄のバヤリースオレンジは本土のモノに比べ、色も味も「濃い」のが特徴。
オレンジの甘さが際立ってちょっと懐かしさを感じる味は、まさにアメリカンな雰囲気。
この事実をまだ知らない人には、バヤリースオレンジ片手に「ドヤ顔」でウンチクを語れるのも嬉しいポイントです。
1-2.グァバ
【評価】
ネタ度:★★★☆☆
レア度:★★☆☆☆
筆者が子供のころ、沖縄で初めてグァバジュースを飲んだとき『こんなに美味しいジュースがこの世にあったなんて!』と全身に衝撃が走りました。
まろやかな甘さと不思議とサッパリとした後味は、南国沖縄を象徴する味です。
ヒトクチ飲めば『沖縄に来たぜ!』と実感させてくれるアイテム。
1-3.シークワサー
【評価】
ネタ度:★★★☆☆
レア度:★★☆☆☆
こちらも沖縄を代表するフルーツ「シークワサー」。
程よいすっぱさとカンキツ類特有のほろ苦さがあり、歩き疲れた体にしみる1品です。
レモンとはまた一味違ったすっきり系カンキツ飲料です。
1-4.マンゴー
【評価】
ネタ度:★★★☆☆
レア度:★☆☆☆☆
沖縄バヤリースのラストを飾るのは、やっぱり「マンゴー」で!
濃厚なのにスムースな飲みクチでファンも多い1品。最近では沖縄県外でも購入できるようになったようですが、せっかくなら沖縄の風を感じながら飲んでいただきたい。
マンゴー好きなら絶対にハマる味です。
2.沖縄ボトラーズ
お次はシーサーの可愛いパッケージが目印、沖縄ボトラーズの商品3点です。3アイテムとも「さわやかさ」を押しているだけあって、サラッと飲みやすいのが特徴。
2-1.グァバ
【評価】
ネタ度:★★★★☆
レア度:★★★☆☆
濃厚なのにゴクゴク飲める、のどごし“さわやか”。
グァバの味がシッカリあるのにしつこくないので、食事と一緒でもいけるかも。
2-2.シークワサー
【評価】
ネタ度:★★★★☆
レア度:★★☆☆☆
酸味よりほろ苦さが特徴。後味“さわやか”。
汗をかいたあと、キンキンに冷えたのをゴクゴク飲むのが最高です!
2-3.パイン
【評価】
ネタ度:★★★★☆
レア度:★★★☆☆
甘さとすっぱさのバランスが絶妙で、飲むとオクチの中“さわやか”。
キャップを開けた瞬間のパインの香りが、芸術的にすばらしい1品です。
3.JAおきなわ
お次はJAおきなわの商品3点です。「カーブチー」は自動販売機でもよく見かけますが、「タンカン」「パインアップル」はちょっとレア。自動販売機で見つからない場合は、お土産屋さんやスーパーに行くと購入できますよ!
3-1.カーブチー
【評価】
ネタ度:★★★★☆
レア度:★★☆☆☆
「カーブチー」とは沖縄で古くから親しまれているカンキツ類。
パッケージからも分かるように、イメージとしてはシークワサーに似ています。
そんな「カーブチー」をドリンクにしちゃったJAおきなわ。さすが!
甘いけど、甘くない。甘くないけど、甘い。むか~し流行った“スウィーティー”の味を思い出します。シークワサー好きならお試しあれ。
3-2.タンカン
【評価】
ネタ度:★★★☆☆
レア度:★★★★☆
お次も沖縄ではお馴染のカンキツ類「タンカン」。タンカンは主に沖縄・奄美諸島などが産地のミカンの仲間です。
このマニアックな目のつけどころがJAおきなわ!
ミカンの味なんだけど、ミカンじゃない・・・。でも、ミカン!
カーブチーもそうですが『ヒトコトで説明できない』を体験できる貴重なドリンクです。
3-3.パインアップル
【評価】
ネタ度:★★☆☆☆
レア度:★★★★☆
この流れでくると「パインアップル」も一筋縄ではいかないか?!と思ったら、意外とド・ストレートにパインアップル味でした。
甘みが前面に出ていてフルーツポンチっぽい味。おやつ代わりになる1品です♪
4.沖縄POKKA
最後はさんぴん茶でおなじみ?の沖縄POKKAの商品2点。パッケージも商品名もTHE沖縄な感じが◎。もちろん沖縄限定アイテムなのでお土産にしても良さそうです。
4-1.沖縄のおいしいシークワーサー
【評価】
ネタ度:★★★★★
レア度:★★★☆☆
『沖縄に来たんだからシークワサー飲みたいだろ?』と言わんばかりの強気なパッケージがステキです。
シークワサー独特の渋みはひかえめで、かなり飲みやすい。確かに、強気でアピールしたくなるおいしい1品。
4-2.沖縄パイン
【評価】
ネタ度:★★★★★
レア度:★★★☆☆
パインの濃厚な甘さが楽しめます。スッパイのは苦手という人には絶対オススメ!
クチに入れたとき舌の上でなめらかな甘さが広がるのが何とも幸せです。この甘さがなんか沖縄らしくてイイよね!
5.おまけ編~味ごとに飲み比べてみました~
これだけ種類があると『じゃあどれがイチバン美味しいの?』と、結局は皆様の悩みを増やしてしまいそうなので、味ごとにカンタンな比較をしてみました。
自動販売機の前で迷ったときのご参考までに。
5-1.ミカン系
【バヤリースオレンジ】
甘さ :★★★★★
酸味 :☆☆☆☆☆
濃厚さ:★★★★☆
【タンカン】
甘さ :★★★★☆
酸味 :☆☆☆☆☆
濃厚さ:★★☆☆☆
どちらも甘いのですが、バヤリースの方がより甘さを強く感じます。
タンカンは酸味はありませんが後味はスッキリめ。
5-2.グァバ系
【沖縄バヤリース】
甘さ :★★★★☆
酸味 :★★☆☆☆
濃厚さ:★★★★★
【沖縄ボトラーズ】
甘さ :★★★★☆
酸味 :★☆☆☆☆
濃厚さ:★★★★☆
まろやかな舌触りが特徴的。グァバっておいしい。
どちらも濃厚ですが、沖縄バヤリースの方が若干酸味があります。
5-3.シークワサー系
【沖縄バヤリース】
甘さ :★★★☆☆
酸味 :★★★☆☆
苦味 :★★★★☆
【沖縄ボトラーズ】
甘さ :★★★★☆
酸味 :★★☆☆☆
苦味 :★★☆☆☆
【JAおきなわ】
甘さ :★★☆☆☆
酸味 :★☆☆☆☆
苦味 :★★★★☆
【沖縄POKKA】
甘さ :★★☆☆☆
酸味 :★★★★☆
苦味 :★☆☆☆☆
同じシークワーサーでも味が全く違いました!(カーブチーもありますが)
すっぱい好きなら「沖縄POKKA」、甘いのがよければ「沖縄ボトラーズ」を。飲み比べも楽しいですよ♪
5-4.パイン系
【沖縄ボトラーズ】
甘さ :★★☆☆☆
酸味 :★★★☆☆
濃厚さ:★★★☆☆
【JAおきなわ】
甘さ :★★★☆☆
酸味 :★☆☆☆☆
濃厚さ:★☆☆☆☆
【沖縄POKKA】
甘さ :★★★★☆
酸味 :★☆☆☆☆
濃厚さ:★★☆☆☆
こちらも違いがハッキリでました。
写真の下に行くほど甘味が強くなります。どれもジューシーなパインの美味しさがあってオススメですが、個人的には沖縄ボトラーズの完成度が高いように思います!
6.まとめ
気になるペットボトルジュースはありましたか?
沖縄らしい、沖縄だからこそ味わえるご当地ジュースで、アナタの“ちょっと一息”をとっておきの癒しの時間に変えちゃいましょう!
もちろん、沖縄の味を思い出と一緒にお土産にするのもオススメですよ。
旅行中、自動販売機を見かけたらぜひご当地ペットボトルジュースを探してみてくださいね♪