沖縄にはおしゃれなカフェや雑貨屋が続々とオープンし、それらを巡るのが女子旅の楽しみのひとつ。
だけど、もうひとつ忘れちゃいけないのが、 “焼き菓子” というジャンルです。
一年の半分以上が夏日という沖縄では、生菓子の持ち歩きが難しい。そこで注目されるのが焼き菓子。
県産食材を使った沖縄らしくて、なんとも可愛い焼き菓子の世界へご案内しましょう。道中のおやつに、お土産に、たくさん買って帰りたくなるハズ。
<目次>
1. コトリ焼き菓子店のシフォンケーキ
2. SOYSOYの豆乳マフィン
3. nanan pipeline のレーズンサンド
4. mokuyobi のサブレ
5. おわりに
1. コトリ焼き菓子店のシフォンケーキ
県外のファンも数多くいる「コトリ焼き菓子店」。
以前は宜野湾市で営業していましたが、2017年3月に那覇市に移転し、旅行者にとってさらにアクセスしやすくなりました。
店内に入るとオープンな空間に甘い香りがふんわり漂い、思わず深呼吸。カウンターにはたくさんの焼き菓子がディスプレイされています。
「コトリ焼き菓子店」といえば、シフォンケーキ。
もっちりしているけど、しっとり、ふんわり。少しでも力をいれようものならば、あっという間に指のあとをつけてしまいそうな繊細な仕上がりです。
そっと手に乗せると、その軽さにまずビックリ。ひとくち食べれば、そのふんわりとした優しいくちどけにまたビックリ。
食べ進める手は止まらず、手のひらサイズのシフォンケーキはあっという間になくなってしまいます。
コトリ焼き菓子店 【住所】那覇市桶川1-28-16 【電話番号】080-8395-8452 【営業時間】11:30~17:00 【定休日】日・月・火曜 |
2. SOYSOYの豆乳マフィン
実家が豆腐屋のオーナーが、豆腐・豆乳、そして、県産食材をたっぷり使って焼くSOYSOYのマフィン。
なんとなく地味なイメージがする “豆乳マフィン” ですが、SOYSOYにずらりと並ぶマフィンたちはまるでお花畑のように鮮やか。ヘルシーな食材を使っていながら、味のクオリティも抜群です◎
驚くべきは、買った翌日でもパサパサ感がゼロで、しっとり食感がそのままなこと。
旅の後半にどっさり購入しても、帰ってからだって美味しく食べられます。冷凍保存もOKなので、さらに長く楽しめますね。
また、「SOYSOY CAFE」のカウンターにはこんなにかわいいギフトボックスが。
ただでさえ可愛らしいマフィンをこの箱に入れて、プレゼント・・・こんな素敵な沖縄土産をチョイスできたら、あなたはもう沖縄上級者。
ちなみに、SOYSOYのマフィンはこちらの「SOYSOY CAFE」のほか、すぐ近くにある「本部町営市場」内の「SOYSOY SHOP」でも購入できます。
SOYSOY CAFE 【住所】本部町谷茶10 ※近くの本部町営市場内のSOYSOY SHOPでも販売 【電話番号】0980-43-6003 【営業時間】11:30~17:30 【定休日】月曜 |
3. nanan pipeline(ナナン パイプライン)
グレーとイエローのこの看板が「nanan pipeline」の目印。やや場所が分かりにくいのですが、58号線側ではなく店名にもあるように「パイプライン」沿いに入口があります。
フランス語で焼き菓子を意味する “nanan” という店名のごとく、店内のショーケースにはこんがりと、そして艶めく焼き菓子が並びます。
色々な種類が楽しめるように、どの焼き菓子もやや小さめサイズで、お値段もその分お手頃。
お気に入りなのは毎年秋から冬にかけて登場する、レーズンサンド。バタークリームにたっぷり入っているのは、伊江島産のラム酒に付けたレーズン。
大人な味わいに仕上がっていますよ。
他にも種類豊富なパウンドケーキや見た目も可愛いキャロットケーキなど、毎日約15種類がショーケースに並びます。
もし買いそびれたり、気に入りすぎてもう一度食べたい!ということがあれば、オンラインショップでお取り寄せもできるのでご安心を。
nanan pipeline(ナナン パイプライン) 住所:宜野湾市大山1-5-12 電話番号:080-7985-7836 営業時間:11:00~17:00 定休日:日・月曜 |
4. mokuyobi
沖縄在住の女性に人気が高い「mokuyobi」 は実店舗を構えていません。
そのため、在住者はもちろん、観光客はさらにお目にかかりにくく、その人気が高まっている焼き菓子屋さんなのです。
ドーナツ、フィナンシェ、パイにクッキー。「mokuyobi」の焼き菓子と出会いたいなら、沖縄県内のイベントをチェックしましょう。
カフェや雑貨屋などのイベントでは、定番品はもちろん、その季節らしい焼き菓子と出会えます。最近の大きめなイベントでは、「オキナワマルクト2018」や愛知県で毎年開催される「森、道、市場 2018」などに出店。出店情報は公式SNSで確認を。
タイミングが合えば、港川の「セラードコーヒー」や那覇の「あめいろ食堂」など、県内のカフェや、飲食店で出会えることもありますよ。
5. おわりに
沖縄の可愛くておいしい焼き菓子たち。沖縄産のフルーツや食材を使っているものも多く、シンプルな焼き菓子に “沖縄らしさ” をしっかり感じられます。
友人へのお土産にしてもいいし、ドライブ中やビーチサイドでパクっと食べるのもいい。焼き菓子は生菓子に比べれば日持ちがします。
「どれにしようかな~、買いすぎかな~」なんて迷わずに、どうぞたっぷり買い込んで。
そうすれば旅行が終わってからも、家で沖縄を思い出し、おいしいひと時を楽しめることでしょう。