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空港は、宮古島へ旅行する人なら必ず立ち寄る場所です。
宮古空港に到着したらどうするの?宮古空港のレストランは?宮古空港でどうやって過ごせばいいの?
今回は宮古島にある宮古空港にまつわるあれこれを徹底的に調べてきました。
<もくじ>
1.宮古島と各地を結ぶ航空路線
2.ARRIVAL-宮古島に到着-
2-1.レンタカーを借りるなら
2-2.タクシーに乗るなら
2-3.シャトルバス・路線バス
3.DEPARTURE-宮古島から出発-
3-1.宮古空港の飲食店
3-2.お土産
3-3.保安検査所・出発ロビー
4.宮古空港で時間をつぶす
5.おわりに
※本文中の内容は2017年5月時点のものです※
1.宮古島と各地を結ぶ航空路線
2017年5月現在、宮古島からは6路線の飛行機が運行しています。
本州からは羽田、関空、中部国際空港。残り3路線は沖縄県内の空港で、那覇、石垣と多良間です。
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2.ARRIVAL-宮古島に到着-
2-1.レンタカーを借りるなら
現状、宮古島を観光する9割近くの方がレンタカーを利用するといっても過言ではありません。
交通の要所である空港ですら立ち寄る路線バスは1日に数本、観光バスに関してはほぼありません(オフシーズンに航空会社のキャンペーンバスが運行していたことはあったようですが、キャンペーンなので毎年あるかは謎)。
「その時の雰囲気でいいや、借りるなら現地で~」という方もいらっしゃるかもしれませんが、宮古島は車が無いとかなり不便!
オンシーズンや週末に宮古島に行かれる場合、観光にあてる日のレンタカー(もしくは観光タクシー)は事前予約必須といえます。
飛行機を降機してから到着ロビーまでは1本道。タラップを抜け出て階段を下り、手荷物のターンテーブルを過ぎて、自動ドアを出ればあっという間に到着ロビーです。飛行機を降りてから3分もかかりません。
宮古空港内にカウンターを置いているレンタカー会社はニッポンレンタカーとOTSレンタカー2社のみ。ニッポンレンタカーかOTSレンタカーで予約した方はカウンターへ。
その他のレンタカー会社は、飛行機の到着に合わせて送迎のスタッフがプラカードをもって到着ロビーで待機しています。
到着ロビー自体20メートル四方ほどのスペースなので、よっぽどでない限り「レンタカー会社のスタッフが見つからない!」という事は無いでしょう。
空港最寄り(大体宮古空港から送迎車で5~10分ほど)の営業所まで行って、貸出手続きとなります。
もし宮古空港でレンタカーを予約したい方は、ニッポンレンタカーやOTSレンタカーのカウンターに行くか、その他のレンタカー会社の予約はニッポンレンタカーのカウンターに隣接する空港の総合案内所で予約の仲介してくれるようです。
2-2.タクシーに乗るなら
到着ロビーを突っ切って、空港建物から出れば、目の前がタクシー乗り場。ものすごく近いです。
宮古島のタクシー初乗り運賃は¥460。
市内までは約10分¥1,200~¥1,400、宮古島東急リゾートまでは約15分¥2,000前後、シギラリゾートまでは約20分¥3,000といった所でしょうか。
2-3.シャトルバス・路線バス
一部ホテルでは送迎バスのサービスを行っているホテルもあります。
ホテルの送迎バスを利用される場合は、タクシー乗り場前方の横断歩道を渡って、左前方の専用駐車場へ。空港から出て、徒歩1分ほど。これもすぐ近く。
途中から屋根が無くなります。ちょうど土砂降りの日に取材しましたが、雨はもちろん、カンカン照りの日も外で待つのは少し難ありです。
また送迎バスに関しては、「〇日前までの予約」という場合もあります。送迎バスを利用される方は、ホテルのホームページなどでしっかり確認してくださいね。
さて、路線バスの方はというと、タクシー乗り場から約30メートルほど前方がバス停になります。
路線バス乗り場は屋根がある~と思いながら時刻表に近付いて驚愕!なんと1日7便しかありません。しかもそのうち平良(市街地)方面に行くのは4便のみ。
空港ターミナル前から公設市場前(市街地)までなら片道大人¥230。この安さは魅力的ですが、一本逃したら空港で待ちぼうけです。
3.DEPARTURE-宮古島から出発-
宮古空港1階、到着ロビーの反対サイドが航空会社のチェックインカウンターになります。飛行機で預ける手荷物がある方、座席が決まっていない方は1階カウンターでお手続きください。
建物の中央部分に階段・エスカレーター・エレベーターが集結。2階へ向かうと、吹き抜けを取り囲むように9軒のおみやげ物屋さんと保安検査所、レストランがコンパクトにまとまっています。
3-1.宮古空港の飲食店
宮古空港内の食事処は3軒、2階の一角に集まっています。
メニューが豊富なレストラン「ぱいぱいのむら」、気取らない雰囲気の喫茶「すなかぎ」、そして沖縄を代表するファストフード店「A&W」です。
しっかり食事がしたいなら「ぱいぱいのむら」
琉球幕の内(¥1,200)やとんかつ定食(¥1,050)から¥700前後でピラフやカレーライスなど幅広いメニュー。レトロな雰囲気の店内にもちょっと惹かれます。
ちなみにぱいぱいとは宮古島の方言で素晴らしいという意味です。
サッと食べたいなら「すなかぎ」
空港の中ということを忘れてしまいそうな、まるで街なかの喫茶店といった雰囲気。
サンドイッチやケーキなど軽食系の種類が多くありましたが、食堂的なメニューや生ジュースといったメニューも。
軽くつまみたい程度なら「A&W」がおすすめ。
宮古空港のA&Wは、沖縄そばを提供している変わり種。wi-fiサービスもあります。
またこの3軒の一画にマッサージ屋さんが1軒ありました。
3-2.お土産
宮古島のお土産といえば長年モンテドールのバナナケーキが有名。大概のお店で販売されています。昨今はやはりまもる君関連のクッキーなんかが目につきます。
なにか宮古島らしいものは無いかな~と空港2階をうろついていたところ、いともたやすく発見!「デカうずまきパン」!
デカうずまきパンでも、さらにデカうずまきパン大と小があります。
ちなみにスーパー等で販売されている普通のうずまきパンはコチラ。ちょっと大きめのパンって感じですよね。
通常は厚さ2センチほどにカットされていますが、デカうずまきパン(小)はその7~8倍。30センチはありそうなデカうずまきパン(大)はもはや枕。
うずまきパンは宮古島発祥のローカルフード。柔らかいパン生地と甘いクリームに砂糖がまぶされて、ガツンと甘い系のパンです。
このデカうずまきパン、空港内でも1店舗(砂山)のみの取り扱い。もしスーツケースのスペースに余裕があれば買ってみたいですね。
中には雪塩のお店やローカル商品を集めたお店など個性豊かなお店。
ただどのお店もこじんまりしていて、スーツケースを引っ張りながら長時間見て回るという感じではありませんでした。
3-3.保安検査所・出発ロビー
宮古島の保安検査所は1か所のみ。ANAもJTAもJACもみーんな一緒です。
2か所ある搭乗ゲートはどちらも待合所に面していますので、飛行機に搭乗するまでは空いている椅子に座って待ちです。
待合所奥にも売店があり、ここの品ぞろえもかなり充実。食べ物も提供していますよ。
4.宮古空港前後で時間をつぶす
4-1.あたらす市場に行ってみる
かなり時間を持て余しているなら、空港から1キロほどの場所にあるあたらす市場がおすすめ。宮古島のお土産はもちろん、地場の野菜やお惣菜もたくさん販売されていて、見ているだけで楽しい♪揚げたてのサーターアンダギー(宮古島ではさたぱんぴん)もアーサの天ぷらも外はサクサク中はしっとりでおいしかったですよ。
4-2.送迎デッキに行ってみる
宮古空港到着後に時間を持て余してしまったら、送迎デッキに行ってみてはいかがでしょう。空港3階の送迎デッキからは滑走路をみることができ、ベンチもおかれています。今回ご紹介した空港内レストランでは、テイクアウトメニューもありますので、お天気が良ければ送迎デッキで過ごしてみるのもいいですね。
5.おわりに
せっかくの宮古島なら滞在時間めいっぱい楽しみたいもの。この記事を参考に、空港に立ち寄る到着日・出発日も宮古島での時間を有効利用してくださいね!