旅行は生きる活力です。
そして忙しい日々から離れ、非日常の世界を楽しむことで癒しを得たり歴史を知ったり・・・。
忘れかけていた大切なことに改めて気づいたり・・・。
人生の一時に思い出を刻み、大切な時間を作ることのできる素晴らしい機会でもありす。
しかし働き盛りのお父さんにとって旅行に行く時間はなかなか取れないもの。
今まで必死に働いて来たからこそ、「老後は旅行しながら半生を楽しみたい」願望が湧いてくるようです。
ではいざ、定年してから行こうと思ってもどこへ観光していいかわからない、という方が多いのもまた事実です。
添乗員ガイドなしのパッケージツアーだと予め決まった行程で観光地を巡れますが、全てが行ってみたい場所ではないことも確かです。
そこで今回は、長年連れ添った夫婦が2人だけでも巡れる宮古島おすすめスポットをご紹介したいと思います。
もくじ
~自然を感じる観光スポット 池間島方面~
1.サトウキビ畑が広がる道。池間島へ足を踏み入れてみる
2.雪塩製塩所で天然由来のありがたみを知る
3.新発見!南国で美味しい海鮮を味わう
4.腹ごしらえが済んだらお散歩に出かけましょう
4-1.宮古島海中公園で海の中を探索
4-2.自然を再利用!手作りで思い出の一品を
おわりに
1.サトウキビ畑が広がる道。池間島へ足を踏み入れてみる
ここで見る海が沖縄で一番美しいと称される池間大橋。
エメラルドグリーンの海が広がる先には、周辺にある島々も合わせて見ることができます。
池間大橋は全長1,425mで、あまりにも優れた景色はぜひ一度見て頂きたいところ。
芸能人などがよく参加される、全日本トライアスロン宮古島大会のバイクコースの一部にもなっていることでも有名です。
池間大橋のふもとには、宮古島、池間島ともに展望台がありますので、駐車場に車を泊めて景色を見渡すこともできます。
時間や体力に余裕があれば、橋の歩道をのんびり散歩してみてはいかがでしょう。
2.雪塩製塩所で天然由来のありがたみを知る
あまりにも有名な宮古島の雪塩。
空港などのお土産屋さんでよく見かける雪塩ちんすこう(南風堂株式会社製造)なども、こちらの雪塩を使用しています。
その雪塩ができるまで、の過程を見学できる唯一の場所がこちらです。
含有ミネラルが何と世界一に認定され、いかに海の成分を残すかがカギとなり、その独自の製法を探求した結果ギネスブックにも登録されました。
製塩所では、塩に関するお話を専門のガイドさんから聞くことができます。
工場を見学しながら雪塩ができるまでを案内してくれるので、ただ見学するのとは大違い。
その奥深さに思わず聞き入ってしまうほどお話が上手なので、ぜひ利用してみましょう。
また、製塩所限定で販売している製品などもありますので、お土産にも最適です。
雪塩ソフトクリームも絶品ですので、ぜひともご賞味くださいね。
<雪塩製塩所 基本情報>
住所: 沖縄県宮古島市平良狩俣191
電話:0980-73-4140
営業時間:
4~9月 9:00~18:30
10月~3月 9:00~17:00
定休日:年中無休
URL:http://www.yukisio.com/
3.新発見!南国で美味しい海鮮を味わう
~お食事処すむばり~
~写真はイメージです~
池間島方面、230号線。池間島へ進む通り道にあるお食事処すむばりは、大衆食堂として地元客からも大変愛されています。
こちらは宮古島ではちょっと珍しい、タコが絶品と評判のお店でもあります。
斬新なアイディアが美味しいご飯になり、タコの美味しさを新発見できるはず。
宮古そばにタコが乗ったものやタコのフライ定食など、郷土料理とも言えるものがズラリ。
麺もの、定食、丼ぶりもの、とメニューも豊富ですので、選ぶ楽しさも一緒に味わうことができますね。
南国で美味しい海鮮を味わう、ということを考える方が少ないようですが、すむばりで海の恵みを頂くと考え方がかわるかも。
また、沖縄の名物「海ぶどう」がたっぷり乗った磯丼も人気メニュー。
地元のお客様とワイワイ会話を楽しみながら、旅の思い出を刻んでくださいね。
<お食事処すむばり 基本情報>
住所:宮古島市平良字狩俣768-4(池間大橋近く)
電話:0980-72-5813(電話予約可)
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
URL:http://www.sumbari.com/index.html
4.腹ごしらえが済んだらお散歩に出かけましょう
4-1.宮古島海中公園で海の中を探索
宮古島海中公園は、今注目を浴びている人気スポットです。
その理由は、緑豊かな自然と透明度の高い海を鑑賞しながら散策できること、そして大パノラマが広がる絶景を鑑賞できる展望台、シャコガイの成長過程が見られる飼育槽はまるで水族館。
更には足つぼマッサージやハイビスカスの迷路など、童心に帰れる場所がここにあります。
ざっとご紹介しましたが、観光客にとって見たいものが兼ねそろえられている施設と言えます。
フロントや展示ロビー(宮古島に豊かな恵をもたらしてくれる海の自然を紹介)がある管理棟は
カメの甲羅をモチーフにデザインされております。
また、岬の先端には海中世界の入り口、階段を進むとそこには海底約4mの世界が広がっております。
施設の魅力はいくつかありますが、まず注目したいのが展望台までの道のりです。
一見遠いかな・・・と思うかも知れませんが、ウッドデッキでできた遊歩道から見る海の景色と緑のコントラストが最高です。
ご自分にとってベストなビューポイントが見つかったら写真を撮ったり、立ち止まって空気を感じたり・・・。
宮古島は時間がゆっくり流れる、とよく言われますが、まさにその通りの体験ができることでしょう。
そして海中公園の大きな特徴としては、海底4mの世界を気軽に楽しむことができることです。
海中観察施設では、階段を降りると海中世界が広がり、野生の魚たちが思い思いに回遊しています。
ルリスズメダイ・トゲチョウチョウウオなどをはじめ、小ぶりで可愛いと人気のハマクマノミ、他にもアイゴ・オジサン・ハナミノカサゴ・ルリスズメダイなどを見ることができるようです。
ダイビングやシュノーケリングのように、ダイレクトに潜るのが難しいかな、という方もリアルな世界を散策できるので、年齢問わず楽しめる場所として親しまれています。
時間をかけてゆったり、のんびり巡ってみてはいかがでしょうか。
4-2.自然を再利用!手作りで思い出の一品を。
そして宮古島海中公園では、その日の思い出を手作りで残すことができる体験工作コーナーもあります。
宮古島には海岸に流れ着いたサンゴや貝殻などが沢山あります。
本来の役目を終えたあとに美しく彩られることによって、違った形で輝けるってとてもステキなことだと思いませんか?
制作内容はシーサー、フォトフレーム、アクセサリーなど選べる幅がありますので、好みで選ぶことができるのもいいですよね。
奥様と、旦那様とそれぞれ想いを込めて、そして世界で1つだけのオリジナルを作ってみましょう。
<宮古島海中公園 基本情報>
住所:沖縄県宮古島市平良字狩俣2511-1
電話:0980-74-6335
営業時間:10:00~18:00((受付は17:30まで)
定休日:
料金:大人1,000円・中人(高校生)800円・小人(小中学生)500円・6歳未満無料
URL:http://miyakojima-kaichukoen.com/
おわりに
宮古島はいつ来ても何度来ても変わらない独特の景色や味があります。
今回は池間島周辺の観光スポットを紹介しましたが、他にも伝え切れないほどの魅力が沢山あります。
池間島だけでも数日かけて巡りたいところ。
4月からは珊瑚礁が盛んな八重干瀬(やえびし)でのシュノーケリングやダイビング、バギーに乗って橋を渡ったり西平安名崎(にしへんなさき)や大きな風車からの展望台の景色、など本当に沢山あるんです。
その中でも選りすぐりのスポットをまとめてみましたが、さまざまな選び方があるかと思いますので、こちらを基準にいかようにも変えて楽しんでみてくださいね。
協力:沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー