トリップショットホテルズ・コザは、沖縄市コザに戦後からある商店街・パークアベニューにあります。
チェックインはカフェで。客室は、元美容室、元スナックなど商店街の空き店舗をリノベーション。商店街のなかにホテル機能が点在する一風変わったホテル。
おしゃれでレトロな客室には元々あった痕跡がうまく残され、その空間の歴史を物語っているよう。
この記事ではトリップショットホテルズ・コザの魅力や、周辺のおすすめ飲食店などをご紹介します。
1.チェックインはプレイヤーズカフェで
2.元美容室、元スナックetc個性的なお部屋は設備充実
2-1.CENTRAL(セントラル)
2-2.ARCH(アーチ)
2-3.ROCKSIDE(ロックサイド)
3.食事はコザの街で!
4.じつはね・・・知っておくと安心する情報
5.トリップショットホテルズ・コザ基本情報
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1.チェックインはプレイヤーズカフェで
トリップショットホテルズ・コザのフロント機能を持っているプレイヤーズカフェという店舗で、チェックインはこちらのカフェで行う仕組みになっています。
もちろん、チェックインをするためだけの店舗ではありません。
カフェの名前がついている通りホテルのチェックイン場所としてだけではなく、食事を楽しんだり、お酒を楽しめる店舗となっています。
2.元美容室、元スナックetc個性的なお部屋は設備充実
トリップショットホテルズ・コザの客室は全部で10室。
客室ごとにコンセプトがあり、それぞれのお部屋がまるで映画のワンシーンに出てくるような世界観!
そんな魅力を生み出している秘密が「リノベーション」。
もともと美容室だったりスナックだったり別の用途で使用されていた物件を、単に新しくするのではなく、残すところはあえて残すことで「活かす」リノベーションしているので、レトロな個性と新しい機能性を兼ねそなえた、これまでにない雰囲気の客室となっています。
続いては、そんなトリップショットホテルズ・コザの中でも特徴的なお部屋を3室ご紹介します!!
2-1.CENTRAL(セントラル)
こちらはCENTRAL(セントラル)という名前の客室。特徴的な客室を展開するトリップショットホテルズ・コザの中でも、ひときわインパクトが強いお部屋です。
もともとはスナックとして利用されていた物件で、まるでタイプスリップしたかのようなその名残がカウンター等いたるところに残されています。
例えば、壁は当時の落書きをあえて残したり、実際に使用されていたロッカーを残すといったの工夫が。良い意味で「ほんとにここが部屋なの?」と、思ってしまうぐらい「ホテル」の概念が覆される客室です。
なんでも某有名アーティストがPV撮影に使用されたこともあるそうで、トリップショットホテルズ・コザの中でもイチオシのお部屋です。
2-2.ARCH(アーチ)
こちらはARCH(アーチ)という名前の客室。アーチという名称のとおり、アーチ型の大きな3つの窓が特徴的な客室です。
ちなみに、こちらの窓も当時から残っているものを活かしているとのこと。
海外の映画などで出てきそうな佇まいのこちらのお部屋、前身はスナックでした。
レトロな雰囲気感を感じられ、どことなく隠れ家というか非日常感が漂っています。シンプルながらもユニークな客室です。
2-3.ROCKSIDE(ロックサイド)
こちらはROCKSIDE(ロックサイド)という名前の客室。もともとは美容室として利用されていた物件です。
全体的にラグジュアリーな雰囲気を持つ客室で、トリップショットホテルズ・コザのなかでも一番広い客室になっています。
豪華な雰囲気を醸し出すイスをはじめとしたビンテージ家具が特徴的で、どこを切り取っても高級感が感じられるお部屋です。
また、トイレに設置されている洗面台は、美容室で実際に使用されていたシャンプー台を活用したりと、当時の面影を残すユニークな工夫も見どころとなっています。
ちなみにお部屋と同等注目してほしいのがお風呂場。全部屋、猫足のバスタブになっていて、お風呂場全体かな~りオシャレな作りになっています。
また、全部屋に洗濯機・乾燥機・キッチン・調理器具が完備されており、オシャレな部屋としてだけではなく、実用性もバツグンです。
3.食事はコザの街で!
トリップショットホテルズ・コザは「街がラウンジ」というコンセプトを掲げており、近隣での飲食をオススメしています。
もちろん、チェックイン場所であるプレイヤーズカフェでの飲食もアリですが、せっかくなので朝食と夕食でオススメのお店を1店舗づつご紹介します。
3-1.BrownRoll
BrownRollは、シナモンロールをテーマとした店舗です。舌鼓を打つこと間違いなしで、朝早くから外国人の方がモーニングタイムを楽しんでいる光景が印象的。
平日は8時からオープンしているので朝食にオススメです。
名称:BrownRoll
住所:沖縄県沖縄市中央1-31-15
電話:098-988-7949
営業時間①:月ー金 8:00~17:00
営業時間②:土・日 11:00~17:00
3-2.ButcherGrill&Bar
ButcherGrill&Barは、素敵な空間でオシャレな食事を楽しめる店舗です。アルコールも提供しているので、お酒を楽しみながら料理を楽しめます。
夕方ごろからオープンしているので夕食にオススメです。
名称:ButcherGrill&Bar
住所:沖縄県沖縄市中央4-1-1
電話:098-989-8238
営業時間:17:00~24:00
4.じつはね・・・知っておくと安心する情報
4-1.駐車場
トリップショットホテルズ・コザは客室も点在しているため、提携している駐車場からお部屋まで、大体徒歩3分~5分ほどの距離感があります。
チェックインまでのフローは、プレイヤーズカフェに横付けして駐車場を確認、移動&駐車。プレイヤーズカフェに戻ってチェックイン手続き→客室に案内、です。
一般的なホテルよりも少々歩かないといけないシーンが多いので、人によってはちょっと不満かもしれません。
ただ、その距離さえも面白さになってしまうのが、トリップショットホテルズ・コザの魅力。
駐車場から客室までの道のりはコザのディープな街並みが続いているため、「へ~、こんなお店もあるんだ!!」と、ローカルな空気感を味わってみてください。
4-2.客室の鍵
こちらのルーフトップスターという部屋へ繋がる入り口は門になっており、カギが南京錠と、パッと見ただけでは「えっ?セキュリティ大丈夫・・・?」と不安になってしまうかも。
でも、その奥にはきちんと施錠できるドアが設置されており、もともとの物件が持つ当時の雰囲気を壊さず大切にしている工夫があちらこちらに感じられます。
例えばさきほど紹介したARCH(アーチ)の客室に続く階段は、階段の素材を変えようとしていたところ、お客様から「この階段いいね~」と好評だったことから、その素材感を活かすべくあえて残しているんだそう。
このように、街なかにあるからこその不便さや、ありのままの姿がトリップショットホテルズ・コザの魅力に繋がっていることが感じられます。
4-3.階段
ただ、トリップショットホテルズ・コザの客室は全てが2階以上にあるのですが、全てエレベーターがありません。
建物の構造上エレベーターがないため、ホテルの方はそこが課題とおっしゃっていました。
5.トリップショットホテルズ・コザ基本情報
ということで、この記事ではトリップショットホテルズ・コザについてご紹介しました。他にも素敵なお部屋ばかりで、記事の中で紹介出来ないのが悔しいほどのホテルです。
街がラウンジというコンセプトも斬新で、ホテルだけでなく街も楽しめるホテルとなっています。
ぜひ宿泊されてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 沖縄県沖縄市中央2-6-47
- TEL
- 070-5819-6669
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