赤瓦の古民家に珊瑚でできた白砂の道、そんな昔ながらの沖縄らしい雰囲気を感じられる「竹富島」。周囲約9km、人工400人弱の小さな島です。
石垣島からフェリーで10分という気軽さから日中は多くの観光客でにぎわっていますが、最終のフェリーが去った後は独特の時間が流れます。
繁華街やお洒落なバーはないけれど、満天の星空を見たり、都会では感じられないような静けさに身をとぎすましてみたり・・・。
そんな非日常的な経験は、泊まってみないと味わえないんです。
今回は有名どころから、ラボ編集部がおすすめする3つの宿をご紹介。
全て一名様からでの予約可能、ひとり旅にもピッタリですよ♪
<目次>
1. 星のや竹富島
2. ホテルピースアイランド竹富島
3. 竹富島の隠れ宿~茜屋~
4. おわりに
1.星のや竹富島
「現代を休む」をコンセプトとし、「離島の集落に滞在する」をテーマとする「星のや竹富島」。
施設の総面積は島の1/5と広大。集落からは少し距離があるので、ホテルステイに重きを置く方にオススメのホテルです。
3種類ある客室は、赤瓦の屋根でできた完全独立型のコテージタイプ。サンゴで出来た白砂の路地に軒をつらねています。
縁側からもそのまま客室へ入ることのできる作りになっていますが、ヒンプンと言う伝統的な石積みの壁が目隠しの役目をはたしているため、しっかりとプライベート空間が守られていますよ。
お庭スペースにはテラス席があるので、朝ごはんを食べたり、読書をしたり、時間にとらわれず思い思いのまま過ごしてみてはいかがでしょうか?
宿泊者だけが入れる「ゆんたくラウンジ」は、24時間ご利用可能。
沖縄にゆかりのある本が並ぶライブラリースペースをはじめ、毎日時間ごとにイベントが開催されるため、一日のほとんどをここで過ごす人もいるのだとか。
何と言っても嬉しいのがドリンクコーナーとおやつの無料サービス。
夜になると泡盛やおつまみを楽しめるカクテルタイムに変わります。こちらも時間ごとにラインナップが変わるので、一日何度訪れても飽きません。(※バーカウンタードリンクのみ有料)
ラウンジにはショップも併設されていて、お土産やお部屋のアメニティから伝統工芸品までここで販売されています。ギャラリーのように並べられ、見てるだけでも楽しめそう♪
また星のやでは季節毎に1名様しか参加できない「脱デジタル滞在」という、独自の滞在プログロムがあります。
チェックインからアウトまで携帯(電子機器)をフロントに預けて、島時間を堪能することに没頭するのだとか。
日頃の喧騒から離れ、自分自身を見つめ直す特別な時間が過ごせそうですね。
他にもお一人様に嬉しいシングルユース優待プランなど。
詳細は、公式ホームページからご確認ください。
施設名:星のや竹富島 住所:〒907−1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富 電話:0570-073-066(星のや総合予約) 公式HP:http://hoshinoyataketomijima.com/ 価格(1名利用時合計):81,000円~ ホテルのご予約はこちらからどうぞ |
2. ホテルピースアイランド竹富島
西桟橋まで歩いて5分少々。コンドイビーチまでも歩いて15分少々でいける「ホテルピースアイランド竹富島」。
24時間単位でレンタサイクルを借りることもでき、アクティブに観光を楽しみたい方にオススメのホテルです。
全部で3種類の客室は赤瓦でできていて、こぢんまりとした落ち着いた空間が特徴的。
室内には離島気分を演出してくれるうちなーソング集のCDがあり、専用のDVDプレーヤーで好きな音楽を流すことができます。古典の民謡から明るいポップ調のものまで、全てスタッフの方々が厳選した曲。
離島滞在気分を盛り上げてくれ、お客様に好評なのだそうです♪
フロントでお願いすると、スタッフの方が部屋のバルコニーにハンモックを設置してくれますよ。
BOOKレンタルブースでは自由に本が借りられるので、ここでゆっくり読書を楽しまれる方も多いのだそう。数量限定の早い者勝ちなので、ご注意ください!
その他フロント外には自由に使える洗濯機があったり、食事内容は滞在中は被らないよう1回出しにしてあったりと、長期宿泊者にも嬉しいサービスが目白押し。
また緑の芝生で覆われた中庭は、まったりとした島時間を過ごすのにピッタリ。
夕食後の30分間はホテルの照明全て落として、竹富島の星空を楽しむ時間!
人工衛星までも肉眼で見られるほどの大パノラマ、ぜひ一度ご自身の目でご覧になってみてはいかがでしょうか?
施設名:ホテルピースアイランド竹富島 住所:〒907-1101 沖縄県八重山郡 竹富町字竹富112-1 電話: 0980-84-5955 公式HP:http://taketomi.peace-k.jp/ 価格(1名利用時合計):14,000円~ ▼各種予約のご案内▼ ホテルのご予約はこちらからどうぞ |
3. 竹富島の隠れ宿~茜屋~
なごみの塔から歩いて3分程の場所に位置する、「竹富島の隠れ宿~茜屋~」。
その名の通り木々が生い茂る中に、たたずむ大きな平屋の宿。12歳以下のお子様はご宿泊お断りと、大人だけが楽しめる秘密基地のようなトコロ。
内装はオーナーが一から全て一人で手掛けたもの。なんと5年以上もの月日をかけて作り上げたのだそう。
観光も楽しみながら、滞在も妥協したくないという方にオススメのお宿です。
全2部屋の客室は、「和」と「洋」のコンセプトによって整えられ、南国の植物に囲まれた専用のお庭付き。
「和」の部屋では琉球畳が敷かれた落ち着いた雰囲気、「洋」の部屋ではアジアンテイストのリゾート的な雰囲気。
いずれもこだわりのインテリアが光ります。
各部屋にはこのようにドリンクコーナーが設けられ、コーヒーや紅茶をはじめ、沖縄ならではの月桃茶などを好きなだけのむことができるんです。
お風呂にもたくさんのアロマオイルが。
数滴入れるだけで、バスルーム全体を心地の良い香りが包み込んでくれますよ。
宿に食事のサービスはついていませんが、歩いて行ける飲食店がいくつもあるのでご安心を。
夜にはオーナーが運営する隣接のバーがオープン。
豊富なカクテルメニューから、お好きなドリンクを一杯無料で楽しめます。
粋な計らいです。
公式ホームページからも素敵な宿の雰囲気をを十分に感じられます。
気になる方は、ぜひご覧ください。
施設名:竹富島の隠れ宿~茜屋~ 住所:〒907-1101 沖縄県八重山郡 竹富町字竹富322 電話:0980-85-2002 公式HP:https://taketomi-akaneya.jp/ 価格(1名利用時合計):42,800円~ ▼各種予約のご案内▼ ホテルのご予約はこちらからどうぞ |
4. おわりに
いかがでしたでしょうか?
アクティブに観光するのも良いけれど、あえて何もないを楽しむのも心の余裕。
スマホもタブレットも置いて、竹富島の島時間を思う存分満喫しましょう。
ちなみに竹富島には「竹富島憲章」という島ならではのルールがあります。
水着で歩いたり、大声で騒いだりするのはもっての他、訪れる側もきちんとマナーと節度を守って楽しみましょうね!