沖縄本島からさらに南西へ約400㎞。石垣島とその周辺に広がる島々を総称して「八重山諸島」と呼びます。
八重山諸島は石垣島含め、10の島々(有人島)からなり、その玄関口となるのが石垣島です。
石垣島から各周辺離島(与那国島除く)へは高速船で行くことができます。
どの島にもそれぞれ魅力があり、すべて足を運んでほしいのですが、、、限られた日程の中ですべての島へ行くのは無理!
ということで、どこの島へ行ったら良いか迷ってしまうあなたのために、八重山諸島の島々を簡単にご紹介します。
また、短時間で確実に「島の良さ」を体感していただくために、ここだけは行ってほしいマストポイント!という島のおススメポイントもご紹介しちゃいます。
八重山諸島の離島めぐりの参考に、ぜひお役立てください!
<もくじ>
1.竹富島
2.小浜島
3.黒島
4.西表島・由布島
5.鳩間島
6.波照間島
7.与那国島
8.日程の組み方
9.各島への行き方
まとめ
1.竹富島
初めての離島めぐりは、竹富島から!
竹富島へは、石垣島から船で約10分で到着します。30分置きに船も出ていますので、半日もあれば十分に行って帰ってこられます。
離島へ行く予定をしていなかった人も、竹富島だけでもぜひ訪れてみてください!
石垣島から一番近い島ながら、石垣島とはガラっと雰囲気が変わり、沖縄の伝統的町並みが残る島です。
島内での移動手段はレンタサイクルや巡回バス・徒歩での移動となります。
港から集落までバスで移動し、集落内は徒歩散策かレンタサイクルがおススメです。
集落からビーチまでは少し距離があるので、島内観光を満喫するならレンタサイクルがオススメ!
竹富島マストポイント!
竹富島の観光で人気なのは「水牛車観光」。
他に、「なごみの塔」、「コンドイビーチ」、「西桟橋」がおすすめのマストポイントです!
※なごみの塔は老朽化に伴い2016年9月より登降禁止となりました。
お子様連れの方は、「星砂の浜」で星砂探しもおすすめ。「なごみの塔」は、竹富島集落が一望できる写真スポットです。
そして、竹富島といえば「コンドイビーチ」。
八重山屈指のビーチを見逃さないように!
西桟橋からのサンセットは一生ものの思い出♪
竹富島のコンドイビーチに次いで人気の「西桟橋」。
西桟橋から眺める夕日が最高なのですが、残念ながらサンセットタイムは船の最終便の後。。
西桟橋からのサンセットを楽しみたい方は、ぜひ竹富島に宿泊しましょう。
日中は観光客の多い竹富島ですが、最終便が出発した後は、まさに「島タイム」。
夕日時刻が近づくと自然と西桟橋に人が集まってきて、島に来たなぁと実感できるひと時です。
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2.小浜島
NHKドラマ「ちゅらさん」の舞台を訪ねる
小浜島へは、石垣島から船で約30分で到着します。 テレビドラマ「ちゅらさん」の撮影地として有名になった島ですので、「ちゅらさん」ファンはぜひ小浜島へ!
小浜島は坂が多い島なので、レンタカーやレンタバイクで回るのがオススメです。
レンタサイクルもありますが、結構体力を使います。。
小浜島マストポイント!
小浜島に来たら、まずは島の中央にある「大岳(うふだき)」へ向かいましょう。
360度の大パノラマの景色が楽しめます!
小浜島は八重山諸島の中のちょうど中心に位置し、大岳 頂上からは八重山諸島の島々が眺められます。
その他、シュガーロードや「ちゅらさん」の撮影地巡りなどもおススメです。
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3.黒島
人より”牛”が多い「牛の島」!牧場を駆け抜けるサイクリングがたまらない!
黒島へは、石垣島から船で約30分で到着します。
黒島は、「牛の島」で有名で、人の数より牛の数が多い島です。
八重山諸島の中ではマイナーな方ですが、八重山リピーターには黒島ファンが多いのも事実。
島の大部分は牧場で、北海道の大自然を思わせるのんびりとした島です。
黒島は比較的平坦な道が多いので、レンタサイクルで回るのがおススメです。
壮大な牧草地の真ん中を自転車で走り抜ける感じがたまりません!
黒島 マストポイント!
黒島のマストポイントは、まず「仲本海岸」です。
シュノーケリングスポットとして人気の高いビーチで、干潮の時に行くとリーフの中が天然のプールになり、カラフルな熱帯魚が見れます。
黒島展望台から眺める牧場の景色や、伊古桟橋もおススメポイントです。
4.西表島・由布島
大自然を満喫するならココ!
西表島へは、石垣島から船で約40分で到着します。
沖縄本島に次いで2番目に大きな島で、大原港・上原港、2つの港があります。
とても大きな島なので、移動はレンタカーが必須です。
バスは本数が少ないので、バスでの移動の際は注意しましょう。
西表島 マストポイント!
画像元:おきなわ物語メディアライブラリー
西表島の見どころはやはり「大自然」。
秘境ポイントがたくさんあり、ツアーも豊富に用意されていますので、西表島の自然を満喫するには、ツアーに参加しましょう。
ピナイサーラの滝・マリユドゥの滝、仲間川・浦内川クルージング、星砂の浜、そして水牛車で渡る由布島が有名スポットです。
西表島に渡ってからツアーに参加しても良いですし、石垣島から出発するツアーもたくさんあります。
半日コースや1日コースなどコース内容も多彩ですので、日程に合わせてぜひツアーに参加してください。大自然に圧倒されます!
5.鳩間島
八重山諸島の穴場離島!のーんびりするなら絶対オススメ!
鳩間島へは、石垣島から船で約40分で到着します。
テレビドラマ「瑠璃の島」の撮影地になった島です。
八重山諸島の中では訪れる人の少ない小さな島ですが、海の綺麗さは抜群で、日常から離れゆっくりしたい人にはとってもおススメの島です。
鳩間島 マストポイント!
鳩間島は島1周歩いても1時間ほどしかかからない、本当に小さな島です。
プライベートビーチのような小さな浜辺が点在しているので、島を一周歩きながらビーチに立ち寄り、シュノーケルをしたり、木陰で本を読んだり、ボーっとしたり。
観光客も少なく、のんびりするのに最適な島です。
鳩間島へ行ったら必ず訪れるのが、「鳩間中森・鳩間島灯台」です。
鳩間島のシンボルでもあり、眺めも絶景です。
海沿いにある鳩間小中学校もオススメポイント。
小さな島で集落を散歩するだけでも楽しいです。日帰りも可能。
6.波照間島
やっぱり人気NO1!一度は訪れたい「ハテルマブルー」の海
画像元:おきなわ物語メディアライブラリー
波照間島へは、石垣島から船で約1時間で到着します。
石垣島から遠い島ですが、八重山諸島の中でもリピーターに一番人気の高い島が波照間島です。
日本の有人島の中で、日本最南端にあたる島です。
島内の移動手段は、レンタサイクル・レンタバイク・レンタカーで回るのがおススメです。
波照間島 マストポイント!
画像元:おきなわ物語メディアライブラリー
波照間島といえば、一番は「ニシハマ」ビーチ。
海の美しさはもちろん、ビーチに行くまでの景色やビーチの雰囲気含め、八重山一おススメのビーチです。
あとは「日本最南端の碑」、夜は「星空観測タワー」がおススメです。
南十字星の見える島としても有名で、波照間島に来たら星空も見逃せません。幻のお酒「泡波」も有名です。
日帰りも可能ですが、高速船で1時間と遠く、船が欠航になることも多い島ですので、波照間島へ行く際は日程に余裕を持って計画しましょう。
特に何もない島ですが、何日でも居れてしまう不思議と居心地の良い島です。
7.与那国島
与那国馬と広大な牧場と、日本最西端で眺める夕日は最高!
画像元:おきなわ物語メディアライブラリー
与那国島へは、石垣島からフェリーが週2便出ていますが、大変波の高い航路でかなり揺れますので、船よりは飛行機がおススメです。
飛行機はJTA・RACが運航しており、石垣島から約30分で到着します。
日本最西端の島で、日本で一番最後に太陽が沈む島です。
与那国島 マストポイント!
画像元:おきなわ物語メディアライブラリー
与那国といえば、「日本最西端の碑」や「海底遺跡のダイビング」、「与那国馬」などが、人気が高いです。
また、「Drコトー診療所」の撮影で使われた島で、診療所の建物も見ることができます。
飛行機で日帰りも可能ですが、せっかくですので1泊して島を楽しむのをおススメします。
島全体も大きいので、レンタカーやレンタバイクで回るのがおススメ。
8.日程の組み方
上記で紹介したのは、石垣島から船や飛行機で行ける主要な八重山諸島の島々です。すべて日帰りでの観光も可能です。
石垣島へ初めて訪れる方は、竹富島・西表島・小浜島がおススメ!離島巡りが初めての方は、まずここから抑えれば、八重山旅行を楽しめます♪
2度目以降の八重山滞在で、穴場離島へ行きたい方は、黒島・鳩間島がおススメ!観光客もそれほど多くなく、ちょっとマニアックな旅ができるでしょう♪
大自然を満喫したい方は、ぜひ西表島へ行きましょう!
ツアーが豊富なので、滞在時間に合わせて自分に合ったツアーを見つけられます。
石垣島からのツアーもあるので、半日~1日の滞在も可能。
たっぷりと西表島の自然を楽しむなら、2泊くらいするのがおススメです。
そして、時間に余裕のある方は、ぜひ波照間島へ!全ての方に一度は訪れてほしい楽園の島です♪
竹富島や小浜島・黒島などは石垣島からも近く、船の本数も多いので、半日~1日の空き時間があれば2島周遊も可能です。
また、波照間島・鳩間島は波が高い航路になるので、船が欠航になることもしばしば。
特に冬場は欠航が多くなるので、ぜひ余裕を持った日数で宿泊滞在をおススメします。
<参考>
・JTA日本トランスオーシャン航空
・RAC琉球エアーコミューター
9.各島への行き方
石垣島から周辺離島への船は、安栄(あんえい)観光・八重山観光フェリー・石垣島ドリーム観光が運航しています。
安栄観光と八重山観光フェリーは共同運航となり、共通のチケットで乗船できます。
各島への所要時間・運行時間は各社ホームページでご確認ください。
また、2日・3日・4日間のフリーパスも販売されていますので、離島周遊をされる方はフリーパスがお得です。
各社で販売されていますので、ホームページで確認しましょう。
<参考>
・安栄観光
・八重山観光フェリー
・石垣島ドリーム観光
まとめ
各島々のみどころを簡単にご紹介しましたが、いかがでしたか?
離島へ行っても、なんとなく散策して帰ってしまう方も多いので、必ず行ってほしいマストポイントも紹介しました。
旅の滞在時間に合わせて、思い思いの離島旅を楽しんでくださいね。目指すは八重山諸島、全島制覇!