ちまぐ～｜人気ドラマ「孤独のグルメ」の舞台になった沖縄のお母さんたちが営むお店

ちまぐ～は、今帰仁村にある沖縄料理を味わえる食堂。メインの通りからは外れてる上に、山間にあるにも関わらず、地元客から観光客まで訪れる隠れ家的人気の店舗です。

店内はザ・昔ながらの沖縄食堂という雰囲気で、「こんなお店いまじゃ少なくなったな～」と、どこか懐かしさに浸ってしまう空気感。お料理は、店名にもあるように「ちまぐー」と呼ばれる豚料理がお店の看板メニューです。

また、店内・料理の魅力もさることながら、ちまぐ～にファンが集う理由が人柄にあります。店主の仲宗根さんを筆頭に明るい五姉妹とのやりとりに、アットホームな温かさを感じられる店舗です。

2023年に放送された人気テレビ番組「孤独のグルメ2023大晦日スペシャル」の舞台にもなっています。この記事では、実際に「ちまぐ～」へ行った様子をお届けします！

＜もくじ＞
1.いざ「ちまぐ～」へ
2.ちまぐ～の店内
3.ちまぐ～のメニュー
4.おわりに

もくじをすべて表示

1.いざ「ちまぐ～」へ

ちまぐ～があるのは今帰仁村の山の中。那覇空港からは車で1時間30分ほど、名護市の中心地からは車で約10分ぐらい。ナビをセットして車で向かいます。
山の中をひたすらナビ通りに進んでいくと、目的地に到着。店舗の前は砂利の広い駐車場になっているのですぐに見つけられました。

外観は沖縄の古き良き一般住宅という具合で、パッと見ると食堂とは分からない出で立ちですが、掲げられたのれんがいい味を出してます。

2.ちまぐ～の店内

店内は、飾らない良さをいたるところに感じる「昔ながらの沖縄食堂」という雰囲気。4席設けられたカウンター、6名掛けのテーブル席が2つ、その奥に座敷席のテーブルが2つ、外にテーブル席が1つあります。
店内を見渡してみると目につくのがサイン色紙の数々。沖縄県内ローカルタレントや、スポーツ選手のサインがズラリと並ぶ光景に「著名人にも愛されているお店なんだ」と、期待が募ります。
そんなサインの数々を見ていると、「松重豊さん」のサインを発見・・・！「孤独のグルメ2023大晦日スペシャル」でちまぐ～が出ているので、主役で井之頭五郎役の松重さんが来ていたことは百も承知ですが、サイン色紙を見て改めて「本当に来ていたんだ」と実感。掲示場所は壁に備え付けられたメニュー札の上にありましたよ。

3.ちまぐ～のメニュー

メニューを見てみると、ちまぐ～では、定食、そば、炒め物、汁物を提供しています。どのメニューも「沖縄食堂」の雰囲気を感じられるものばかり。
その中でも、やはり存在感を放っているのが「ちまぐー定食」。孤独のグルメでも登場した看板メニューで、豚の肘から下の部位を唐揚げにした料理です。ちなみに、「てびち」は豚の豚足のこと。「ちまぐー」は豚足の先っちょのことを指しているそう。
同じく孤独のグルメでは「ふーちゃんぷる」も登場していました。聖地巡礼で、同じメニューを頼んでみるなんてのもいいかもしれませんね。

ということで、お目当ての「ちまぐー定食（1,000円）」をいただくことに。外はカリっ、中はトロットロの病みつきになってしまう一品。甘辛ダレがちまぐーに絡み、ご飯が進む進む。ちまぐーと一緒に盛り付けられた三角の厚揚げも美味い。ちょこっと沖縄そばも付いてきて、満足感のある定食です。

せっかくなので、孤独のグルメで主人公・井之頭五郎さんが頼みかけた「令和そば（1,000円）」もオーダーすることに。ちまぐー・ソーキ・三枚肉がのった贅沢な一品です。トッピングの量がすさまじく、下にある麺が隠れてしまうくらいのボリューム感・・・！スープ・麺も安定の美味さで「これぞ沖縄食堂だよなぁ～」と、ほっとする味わい。

タイミングによっては、しーぶん（おまけ）をいただけることも。このときは、ドラマでも登場していた自家製ジーマーミ豆腐と自家製サーターアンダギーをサービスしていただけました。ただ、あくまでもサービスなので、「いただけるもの」というよりも「もらえたらラッキー！」ぐらいの気持ちで思ってた方が良さそうです。