本土の方はあまり馴染みがない言葉かと思いますが、沖縄では簡易店舗を意味するパーラー。
軽食や弁当、ジュースなど品揃えは店舗によって異なりますが、よく見渡すと沖縄ではさまざまな場所でパーラーを見つけることができます。
地元民の小休憩場所として愛されるパーラーの中でも、浦添市民含め多くの人から支持されているのが”パーラーメガトン”。
創業は1986年で、50年近くも地元民の憩いの場として愛されているパーラーです。
多くの”呪文”が聞こえてくるということでも話題として取り上げられるパーラーメガトンについて、この記事では紹介していきます。
1.住宅街の中にあるパーラーメガトン
2.パーラーメガトンの大ちゃん
3.パーラーメガトンの注文コール
4.みんなのお腹を満たしてきたパーラーメガトン
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1.住宅街の中にあるパーラーメガトン
パーラーメガトンは、浦添市港川の住宅街にあるお店。
沖縄明治乳業から港川向けに入ったところに位置しています。
通り沿いではありつつも特に目立つ佇まいをしているわけではありませんが、地元ではかなり知られている有名店です。
「パーラーメガトン」と書かれた看板こそはありますが、木に隠れてあまり見えないので注意。
よく見ると黄色い佇まいのお店があるので、初めての方は注視しながら足を運んでみてください。
一見見過ごしてしまいそうな佇まいですが、地元の学生や主婦、お仕事休憩の方などから指示を集めており、どの時間帯に行ってもお客さんがいることが多いので、初めての方でも比較的気がつきやすいでしょう。
2.パーラーメガトンの大ちゃん
メニュー豊富なパーラーメガトンですが、オススメは”当店名物”とも謳われている”ちゃんぽん(大)”。
”ちゃんぽん”という名はありますが、いわゆる長崎ちゃんぽんなどとは別物なので要注意。
コンビーフハッシュなどの肉の加工品と野菜を炒めを卵とじにし、それをご飯にのせた料理が、沖縄での一般的なちゃんぽんです。
パーラーメガトンも例に漏れず沖縄のちゃんぽんとなっているのですが、さらにハンバーグ、ハッシュポテトを乗せたボリューミーな弁当が”大ちゃん”。
野菜炒めとコーンビーフハッシュが卵と絶妙に絡み合っており、ハンバーグやハッシュポテトがアクセントにもなるため、一気に箸が進みます。
ラインナップからわかるようにやや油っぽさはありますが、それが食欲をそそらせるということで、人気の秘訣になっているのでしょう。
また、見た目以上にボリュームがたっぷりのため、成人男性でもかなりお腹が膨れます。
沖縄でちゃんぽんを提供しているお店は数多くありますが、パーラーメガトンのちゃんぽんはその中でもかなり人気なので、足を運んだ際はぜひ一度食べてみてください。
食べるたびになんだか懐かしい気持ちになる味付けに、きっと病みつきになりますよ!
基本的にはテイクアウトする方が多いですが、飲食スペースもあるため、その場で食べられるのも嬉しいですね。
3.パーラーメガトンの注文コール
パーラーメガトンには、独特の注文コールがあります。
”大ちゃん”、”小ちゃん”、”わかササ”、”わかチキ”など、初見の人には呪文に感じてしまうようなコールが飛び交います。
コールの正体は、基本的に略語。
常連さんは必ずと言っていいほど、略語で注文します。
大(だい)ちゃん:ちゃんぽん(大)
小(しょう)ちゃん:ちゃんぽん(小)
わかトン:わかめご飯とトンカツ
わかササ:わかめご飯とササミチーズ
わかメン:わかめご飯とメンチカツ
わかハム わかめご飯とハムカツ
わかヒレ:わかめご飯とヒレカツ
わかめご飯シリーズで一番人気なのは”わかササ”。
メガトン好きなら誰しも一度は通る道なので、足を運んだ際は挑戦してみてください。
500円以上の購入でスープが付いてくるもの嬉しいサービスもあります。
4.みんなのお腹を満たしてきたパーラーメガトン
パーラーメガトンの営業時間は、8時00分~17時00分。
平日の学校終わりの時間帯は学生も多くいるため混んでいることが多いです。
また、日曜は定休日になっているので、注意してください。
駐車場はやや分かりづらいですが、すぐ近くの横断歩道を渡った所に約3台分のスペースがあるので、車で足を運ぶ方はご活用ください。
学生から大人まで人気のパーラーメガトン、いかがでしたか?
50年近く地元民の憩いの場としてみんなのお腹を満たし、愛されているパーラーメガトン。
小腹が空いた時や昼休憩時間などにオススメなので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
- 住所
- 沖縄県浦添市港川1丁目38−3
- TEL
- 070-8481-7121
- 営業時間
- 8時00分~17時00分 日曜定休