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金城パーラー|残波岬の休憩処は路線バスとパラソルが目印の青空パーラー

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公開日:2024/3/5

金城パーラー

金城パーラーは1969年に創業した読谷村の観光スポット残波岬にある、「店舗が路線バス」という一風変わったパーラーです。その風貌がユニークで、残波岬に集う地元民・観光客の休憩処となっています。

メニューは、これぞ「パーラー」と言わんばかりにハンバーガー・アイスクリーム・ジュースと王道のラインナップ。オキナワンパーラーの飾らない魅力がキラリと光ります。2023年には人気テレビ番組「孤独のグルメ2023大晦日スペシャル」に登場しました。

この記事では、そんな金城パーラーのキッチンバス・メニューについてお届けします!

<もくじ>
1.ユニークなキッチンバス
2.メニュー
3.アクセス・営業時間

もくじをすべて表示

1.ユニークなキッチンバス

金城パーラーと言えば、なんと言っても「お店が路線バス」という、その外観が特徴。もともとはバンタイプの車両で営業を行っていたそう。というのも、創業当初の残波岬はアメリカ軍の演習場だったようで、軍人さんが休憩のタイミングにハンバーガーなどを販売したのが金城パーラーのはじまり。
金城パーラーそこから、残波岬が返還され一般開放されると釣りの名所として人が訪れるようになり、今度は釣り人をはじめとする方々がお客様に。そして現在の観光スポットとして移り変わっていく中で、車両が大きくなりバンタイプからマイクロバスに。それでも手狭になってしまったため、創業者のお兄様がバス会社に勤めていたご縁で路線バスを店舗にしたんだそう。
金城パーラー実際に沖縄の公道を走っていたバスを活用したお店でインパクト抜群。こちらのバスで13台目(2024年2月時点)というから、金城パーラーが辿ってきた歴史を感じてしまいます。ちなみに、こちらのバス車検も通っていて動く車体なんです。営業前に運転してやってきて、営業後には帰路についているというからビックリ・・・!
金城パーラーキッチンバスに隣接する形で、テーブルとベンチが並べられています。開放的な雰囲気で、残波岬の景色を眺めながらお食事が楽しめます。
金城パーラー

2.メニュー

金城パーラーで提供しているのはアメリカンな雰囲気のある「古き良きオキナワンパーラー」なメニューです。ハンバーガーやホットドッグといった軽食、オレンジジュースをはじめとするドリンク、ぜんざい・ソフトクリームなどのデザートを提供しています。
金城パーラーやはり孤独のグルメで登場した「黒糖ミルクぜんざい(500円)」は外せません。
金城パーラー
ぜんざいにシャリシャリの氷がトッピングされた沖縄スタイル。黒糖で煮込まれた金時豆の甘さ、練乳のまろやかさ、氷のシャリシャリ感、時折顔をのぞかせる白玉が楽しめる沖縄ではド定番なぜんざいです。
金城パーラー金城パーラーの看板メニュー「チーズバーガー(600円)」も、ぜひいただいてほしい一品。古き良きオキナワアメリカンバーガーという雰囲気で、素朴なんだけど味わい深さを感じれます。お肉・チーズ・トマト・キュウリ・玉ねぎ・レタスがマッチしていて、ジューシーさがあるのにしつこくなくさっぱりとした味わいが特徴的。
金城パーラーバーガー系のメニューとの相性が良いのが「チキンポタージュスープ(300円)」です。マッシュルームの風味が時折感じられ、ほぐれたチキンがアクセントとなった一品。寒いときにのみ提供しているレア度の高いスープとなっています。
金城パーラーひんやりデザートに「紅イモソフトクリーム(380円)」もオススメ。金城パーラーがある読谷村の名産品「紅芋」を使ったソフトクリームです。紅芋というと「ねっとりとした濃厚さ」が特徴的ですが、こちらは風味を感じられるのにさっぱりとした口当たりが楽しめます。

3.アクセス・営業時間

金城パーラーがあるのは読谷村の景勝地「残波岬」内です。那覇空港からは車で約1時間30分ほどの距離にあります。金城パーラーは残波岬の入口を過ぎ、すぐ右手にあります。大きなバスなので、すぐ見つけられるはず。
金城パーラーちなみに、店舗のユニークさとメニューの美味しさもさることながら、金城パーラーの店主も注目してほしいところ。店を営業するのは店主の金城秀武さんと、相方の秋山さん(金城さんは2代目で、お父様が金城パーラーの創業者にあたります)。
金城パーラー2代目の金城さん、もとは料理人やトラック運転手をしていて経歴だけで言えば、ザ・体育会系の方なんですが、当の本人はというと笑顔が素敵なチャーミングな方で、そのギャップにやられてしまいます。

そんな金城さんが大事にしているのは、先代であるお父様の「想い」です。原材料の高騰もあり、価格アップを考えた際もお父様から「観光地だからと言って、価格を上げすぎるのはやめなさい。地元の方もちゃんと手が届く金額で」と助言があり、リーズナブルな価格設定を行ってると語ります。
金城パーラーまた、店舗であるバスは潮風による塩害に弱く故障の対応や買い替えを迫られることも少なくないんだとか。
それでも、このスタイルで営業を続けるのは、「お客様に喜んでほしい」という一心から。沖縄の文化である「パーラー」はこういった想いで守られているんだとしみじみ。残波岬に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってほしい店舗です。

金城パーラー

住所
沖縄県中頭郡読谷村宇座1861

HP
https://zanpakinjyo.ti-da.net/

営業時間
10:00-18:00

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