海洋深層水とは、太陽の光が届かない水深200m以下の深海で2000年もの長い年月をかけて地球全体を循環している神秘の水。
深い海の底にあることからプランクトンの繁殖も少なく高純度、ミネラルが豊富で、健康にも良いことが実証されています。
久米島の海底は特殊な構造をしているので、海洋深層水をたくさん取水することが可能。ハワイにつづき、世界でも2位の実績を誇ります。
そんな海洋深層水を100%贅沢に用いたスパが、「バーデハウス久米島」。
「旅行中疲れたけど、ホテルでゴロゴロするのはもったいない!」
そんなあなたにとっておきの癒しの施設をご紹介します。
<目次>
1. バーデハウス久米島ってどんなトコロ?
2. リラックスゾーンで「島トリートメント」を体験
3. 入浴後に嬉しい!お食事処
4. おわりに
1. バーデハウス久米島ってどんなトコロ?
バーデハウス久米島が位置するのは、久米島から橋を渡って車で行ける奥武島。国の天然記念物に指定されている畳石が施設のすぐ前にあります。
久米島中心地にある、イーフビーチホテルからも車で5分とアクセスも便利。
館内はプール・スパ・トリートメントの3つのゾーンに分割され、さまざまな種類のスパを体験することができます。
入り口に入ったら靴を脱いでロッカーへ。
デポジットで100円かかりますが、帰るときには戻ってきますよ。
フロントで入館料(大人2,160円/1人)を支払い、ロッカーキーと引き換え。
ロッカーキーにはバーコードが付いていて、館内のお食事処やお土産ショップのお支払いの時にかざして利用し、退館の際に清算する仕組み。館内は手ぶらで移動できます。
タオルは有料で、バスタオルが216円でレンタル可能。
レンタル水着(大人324円)もあるのでうっかり忘れてしまっても安心です。
プールゾーン
バーデハウス入り口から入ってすぐ正面に見える「プールゾーン」。
海洋深層水100%の温水プールでは、水中ウォーキングコーナーやバブルバスが完備されていて、全身をくまなく水圧マッサージでほぐしてくれます。
併設されているスチームサウナには沖縄のハーブ月桃が用いられ、さわやかな清涼感ある香りでいっぱいに。ストレスを軽減してくれる鎮静作用のほか、抗アレルギー作用によって、鼻炎や花粉症を和らげてくれる働きもあるのです。
プールゾーンへお越しの方に、ご利用いただきたいのが屋上ジャグジー。
天気が良ければ一面の大海原を見渡すことができ、開放感に浸れること間違いナシ!
スパゾーン
プールゾーンにプラス540円で利用できるスパゾーンは、水着なしで入るエリア。
トリートメントを受ける方は無料で利用できます。スパゾーンのみの利用は1,080円。
外には海洋深層水100%のホットタブと冷水浴の2つあり、暑くなってきたら交互に入るのがオススメ。自律神経への刺激と血行がよくなり、疲労感の軽減に効果てき面です。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープと必要最低限のグッズは完備。
洗顔フォームも置いてありましたが、しっかりメイクを落としたい方は、クレンジングフォームを持参されることをオススメします。
リラックスゾーン
バーデハウス内にあるリラックスゾーンは、先ほどご紹介したプール・スパの離れにある、トリートメント専用のゾーン。
スパオリジナルのトリートメントは泥パックやぬちまーすなど、沖縄の天然素材を使用したマッサージで、お肌のストレスをリリースします。70分10,000円~100分15,000円まで。
海洋深層水のコスメ、ポイントピュールを使ったフェイシャルトリートメントは60分10,000円~80分12,000円まで。
たっぷりのミネラル分でお肌を保湿しながら、美肌・美白にしてくれますよ。
全身の疲れを取ってくれるボディトリートメントは、30分3,500円~90分18,000円まで。
ボディとフェイシャルの2方面からアプローチする、コンビネーショントリートメントは120分16,000円の1メニューのみ。
美しさもリラックスも捨てきれない、ワガママさんにはピッタリですよ。
2. リラックスゾーンで「島トリートメント」を体験
トリートメントを受ける前にスパで体を温めると、皮膚や筋肉が柔らかくなってマッサージ効果が高くなるとのこと。
浴槽でゆっくり肩まで浸って、体をポカポカにしてからリラックスゾーンへ向かいました。
扉を開けるとスタッフの方がお出迎え。
まずは椅子に座って、カウンセリングシートで当日の健康状態を確認します。
その流れで本日のコース説明。
「島トリートメント」は、背面ドライほぐし⇒背中・肩 or足オイルトリートメント⇒ヘッドマッサージの三段階の流れになっているのだそう。この日は特に背中が疲れていたので、背中のオイルトリートメントをチョイス。
ここで本日使うアロマオイルのサンプルが運ばれてきました。
オイルは全部で7種類。それぞれにイニシャルのチャームが付いていて、効能の説明が書かれています。
せっかくなので筆者は沖縄のハーブ月桃(サンニン)を選びました。
どことなくスパイシーな香りでトリートメントへの期待も高まります。
オイルを選ぶと続いて運ばれてきたのは、お茶葉のサンプル。
トリートメント終了後にいただくアフターティーを選びます。どれも個性的で今までにはかいだことのないような香り!
悩んだ末一番芳しさが感じられた、オーガニックアフリカンネクターに決めました。
ここまで終わったらいよいよトリートメントルームへ。
ひとりひとりに個室が用意されており、ほどよく温かいトリートメントルーム。配られた紙ショーツに着替え、うつぶせになって待機します。
準備が終わり、いよいよ施術のはじまり。
タオルの上から行うドライ背中ほぐしで背面のコリをほぐしたら、先ほどチョイスした月桃オイルでマッサージ。まるで人間の手でやっているとは思えないほどの、滑らかな手さばきで気づいたらぐっすり・・・。
さいごに行うヘッドマッサージは、頭のみならずデコルテも施術。
終わるころには少しほてるくらい、体中がポカポカになりました。
お部屋から出ると、アフターティータイム。
香ばしさの中に、見え隠れするハイビスカスの風味で、思わずホッとするお味。添えられていた黒糖もいい引き立て役です。
これにてすべての行程が終了し。久しぶりに心身リラックスできる時間を過ごせました。
たまにの贅沢、自分をとことん甘やかしてあげるのも良いかもしれません。
3. 入浴後に嬉しい!お食事処
バーデハウス館内にあるカフェ「なかゆくい処」。
豊富なドリンクメニューをはじめ、ケーキやぜんざいなど、軽食がメインになっています。
入浴後に嬉しいジェラートも、ご覧の通りのラインナップ。
夕方から利用される方にも嬉しいおつまみやアルコールメニューもあるので、入浴後夜ご飯を済ませてしまうのもオススメ。
広々とした畳の店内で思わず長居してしまいそう。
一部メニューはテイクアウトもOK、天気の良い日は外のテラス席で食べるのも気持ちがよさそうでした。
しっかり食べたいという方は、館外お食事処「レストハウス畳石」はいかがでしょうか?
久米そばやゴーヤーチャンプルーなど沖縄らしいものが、定食で食べられます。
ほとんどのメニューがお手頃価格なのもうれしいトコロ。
営業時間は夏期が17時、冬期は16時までなので、ランチ利用がオススメですよ。
4. おわりに
「バーデハウス久米島」からは2つの方面別に、無料シャトルバスが1日4・5往復ほどでています。
事前にスケジュールを組んでいけば、レンタカーがなくても気軽にアクセスできるのが嬉しいトコロです。
サクッと疲れをほぐすのもよし、観光兼ねて丸一日楽しむのもよし、久米島にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
【住所】〒901-3106沖縄県島尻郡久米島町字奥武170-1 【営業時間】10:00~21:00(最終入館20:00) 【定休日】年中無休 【TEL】098-985-8600 【入場料】バーデプール 大人:2,000円 小人(3歳~小学生):1,000円 【駐車場】無料 【HP】http://bade-kumejima.co.jp/ ※無料シャトルバス時刻表 |