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あまわりパークを楽しもう|勝連城最後の城主・阿麻和利の功績と男気

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公開日:2022/11/4

あまわりパーク

あまわりパークは、沖縄の中部エリア「うるま市」の勝連城跡の道向かいにある複合施設。勝連城跡の歴史や、「最後の城主」として知られる阿麻和利について、様々な切り口から触れられるスポットとなっています。

「学ぶ」というと、どうしてもカタくなりがちですが、大きなスクリーンで観覧する勝連城跡・阿麻和利をテーマとしたアニメや、Liveパフォーマンスを行っており、エンターテイメント性を感じられる施設です。

この記事では、あまわりパークの常設展示室と入場料、観光案内所、うるま市特産品の店うるま~るについてお届けします!

<もくじ>
1.阿麻和利とは|英雄?反逆者?
2.あまわりパークの巡り方
2-1.常設展示室
2-2.観光案内所・うるま市特産品の店うるま~る
3.あまわりパークの入場料
4.おわりに

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1.阿麻和利とは|英雄?反逆者?

阿麻和利は勝連グスク10代目の城主。海外貿易を通じ辺り一帯に繁栄をもたらしたとして知られる人物です。しかし、その歴史的評価は残された資料によって大きく二分されています。
あまわりパーク
首里王府が編纂した「中山世譜」等の歴史書には逆臣としての記載が。一方で、琉球最古の歌謡集と言われる「おもろさうし」には英雄として位置づけられています。

英雄だったのか。はたまた反逆者だったのか。どの資料を参照するかによって大きく評価が変わりそうです。ただ、あまわりパークでは残された記録をありのまま紹介しており、訪れた人々がどう感じるかに委ねているんだそう。
あまわりパーク
こうも正反対の評価だと「阿麻和利はどんな人物だったんだ?」と歴史を学んでみたくなりますね。

2.あまわりパークの巡り方

あまわりパークは2021年に開業した「歴史文化施設」を皮切りに、今後「飲食・物販エリア」や「公園エリア」がオープンする予定です。
あまわりパーク
現在営業しているのは歴史文化施設と観光案内所、うるま市の特産品を扱う「うるまーる」の3つ。いまでも勝連城跡や阿麻和利について学べたり、うるま市の魅力を肌で感じられる充実したスポットですが、さらに面白くなりそうな予感・・・!
あまわりパーク
それまでは、歴史文化施設で歴史・文化を学んで、観光案内所でうるま市のスポットを聞き、うるまーるで特産品を購入するのがオススメな巡り方です。

2-1.常設展示室

あまわりパークの核とも言える歴史文化施設の「常設展示室」。中央には大きなスクリーンと対面する形で座席が設けられ、そこを囲むようにコの字型になった通路で勝連城跡や阿麻和利が紹介されています。
あまわりパーク
情報量が多いながらもキレイに整理されていて、イラストや写真をふんだんに使用しているのが特徴的。カタくなりがちな「歴史や文化」について分かりやすく伝えるための工夫が感じられます。
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勝連城跡から出てきた「出土品」も注目ポイント。中国の貨幣やタイ産の壺などがあり、「色んな国と交流があったんだろうな」としみじみ。
あまわりパーク
ただ、あまわりパークのこだわりはここから。展示室の中央にある大きなスクリーンから流れる映像やアニメが面白いんです。
あまわりパーク
アニメの声優はガンダムのアムロ役を務めた古谷徹さんを起用するなど、徹底したこだわりっぷり。勝連城と阿麻和利について簡潔にまとまり気楽に見られるので、見学の一番最初にこのアニメを見るのがおすすめ。展示や勝連城跡の見え方が変わってきます。
あまわりパーク
土日祝日にもなれば、現代版組踊「肝高の阿麻和利」に出演する地元中高校生のLiveパフォーマンスが。この演目を一目見たさに足を運ぶお客様もいるんだそう。
あまわりパーク
どうしても歴史や文化といったものは「もうお腹いっぱい。文字見るの疲れた…」と、私のような勉強嫌いはついつい敬遠してしまいがち。けれど、様々な切り口から歴史や文化が紹介され、好奇心をくすぐってくるエリアとなっています。

2-2.観光案内所・うるま市特産品の店うるま~る

歴史文化施設から徒歩1分ほどの距離にある観光案内所とうるま~るも立ち寄っておきたいポイントです。こちらは同じ建物内に機能が併設されています。
あまわりパーク
観光案内所ではうるま市を紹介するパンフレットが充実していて、常駐しているスタッフの方から「生のうるま市情報」を聞けちゃいます。ここでオススメ情報を手に入れて、うるま市をまわってみるのもいいかも。
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うるま~るでは、コンパクトなスペースにうるま市の特産品が所狭しと並んでいます。ぬちまーすや津堅人参を使った商品など、うるま市ならではの商品が顔を見せる中、人気を集めるのが御朱印ならぬ「御城印」です。
あまわりパーク
日本各地のお城では、訪れた証として「御城印」を用意しているところもあるそうで、ここ勝連城跡の「御城印」が人気を集めているそう。記念として御城印をゲットするのも面白そうです。
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3.あまわりパークの入場料

あまわりパーク
あまわりパークの歴史文化施設は「常設展示室」をご覧になるときは入場料が発生します。施設に入ってすぐ目に見える「券売機」で大人(¥400)・小人(¥200)の入場料を支払うシステム。
あまわりパーク
また、これまで無料で入場できた「勝連城跡」も有料化され、同じく券売機で入場料を支払う流れに。こちらは常設展示室の入場料も込みで大人(¥600)、小人(¥400)となっています。
あまわりパーク
ちなみに、勝連城のみ見学したいという場合も、駐車場はあまわりパークをご利用ください。
勝連城麓にある駐車場は観光バスや優先駐車場です。
あまわりパークから勝連城跡までは徒歩3分ほど、また勝連城跡自体も坂や階段が多いので、歩きやすい靴と日焼け対策をしてから向かってくださいね。

4.おわりに

阿麻和利と勝連城跡をはじめ、うるま市の歴史・文化に触れられるあまわりパーク。ただただ学ぶ場所ではなく、エンターテイメント性に富んでいて、歴史に楽しく触れられるスポットとなっています。勝連城跡とセットで、歴史のロマンを感じてみてはいかがでしょうか。

あまわりパーク

住所
沖縄県うるま市勝連南風原3807-2

TEL
098-978-2033

HP
https://www.katsuren-jo.jp/

営業時間
9:00-18:00

備考
料金(勝連城跡含む)大人600円小人400円※常設展のみの場合は大人400円小人200円

 

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