沖縄旅行を計画している皆さま、プランは順調に決まっていますか?
今回は、2020年内に沖縄旅行を計画しているなら、忘れずにチェックしておきたい話題のスポットや、キーワードをご紹介します!
沖縄ビギナーさんもリピーターさんも、沖縄の“今”を楽しみたいならチェック必至。ぜひ皆さまのプランにお役立てください。
※記事内はすべて2020年2月時点の情報です。事業計画の変更等により、内容が変更となる場合がございます。
<もくじ>
1.2019年に新しくできた空港施設&交通機関
【1】那覇空港|国内線・国際線連結ビル オープン
【2】みやこ下地島空港ターミナル|宮古島の新しい空の玄関
【3】ゆいレール延伸|観光をもっと快適に
【4】那覇‐本部間フェリー定期就航|北部への新アクセス
2.2019年に新しくできた観光&商業施設
【5】首里城|新エリアがオープン
【6】イオンモール沖縄ライカム|リニューアル・オープン
【7】沖縄にパルコ出店|県内最大級のショッピングモール
【8】セブンイレブン|いよいよ沖縄初出店
3.2020年に見ておきたい沖縄
【9】沖縄伝統芸能「組踊(くみおどり)」300周年
【10】牧志公設市場|建替えのため閉鎖
4.“今”と“これから”を知って、沖縄旅行をもっと楽しもう!
1.2019年に新しくできた空港施設&交通機関
楽しい旅行に欠かせない要素といえば、なんと言っても効率的&快適な「移動手段」。
レンタカーだけでなく公共交通機関も上手に使い、滞在をフルに楽しみましょう!
【1】那覇空港|国内線・国際線連結ビル オープン
2019年3月18日にオープンした那覇空港の新エリア。国内線ターミナルと国際線ターミナルを連結するビルには、LCC(格安航空会社)カウンターなどが集約され、那覇空港がより便利になりました。
新エリアには、沖縄初出店の全国有名ブランドだけでなく、沖縄県内のブランドも数多く出店。2階エリアにある「YUINICHI STREET(ゆいにちストリート)」では、定番土産のほか、空港ならではのお土産やアイテムも取り扱っています。
3階・4階は、レストランやスイーツ専門店が並ぶエリア。滑走路を眺めながら食事できるお店もあるので、飛行機の待ち時間に新エリアをのんびり散策してみるのもオススメです!
【2】みやこ下地島空港ターミナル|宮古島の新しい空の玄関
2019年3月30日に新ターミナルが開業した、沖縄リゾート感いっぱいの空港です。下地島は宮古諸島のひとつ。宮古島から、絶景スポットで知られる「伊良部大橋」を渡った先、伊良部島の西側にある小さな島です。
下地島空港は国内線・国際線の両方に対応しており、沖縄の離島旅をもっと気軽&便利に楽しめる新しい空の玄関としても期待されています。南国・沖縄らしい開放感のある作りが特徴で、木材の温かさとラグジュアリーさがミックスされた空間は、時間を忘れてゆったり過ごしたくなる雰囲気。
空港限定アイテムが手に入るショップや、ご当地グルメが堪能できるカフェなども充実しており、空港での滞在時間もステキなリゾートタイムに変えてくれます。
【3】ゆいレール延伸|観光をもっと快適に
旅行時の便利な移動手段としてもおなじみの「ゆいレール」。現在運行している、那覇空港~首里の路線が延伸され、2019年夏に開業しました。
延伸されるのは首里から先で「石嶺駅」「経塚駅」「浦添前田駅」「てだこ浦西駅」の4駅が増えます。終点の「てだこ浦西駅」には、ゆいレールから車への乗り継ぎを便利にする「パーク&ライド」機能が用意され、沖縄自動車道への接続が気軽にできるように。高速バスターミナルも併設されるため、ゆいレール・レンタカー・バスと、旅行プランによって効率的な使い分けができそうです。
ゆいレールは延伸計画のほかにも、3両編成への変更や、ホームドア改築なども検討中。今後ますます便利に進化するかも!
【4】那覇‐本部間フェリー定期就航|北部への新アクセス
©OCVB
沖縄本島・南部と北部をつなぐ高速船「海からぐるっとExpress」が、2019年4月13日から運行を開始。那覇市から本部町まで、約2時間20分の海の旅が楽しめるようになりました。
高速船は1日2往復の定期就航で、運行期間は4月中旬~11月中旬。北谷町、恩納村に寄港するほか、沖縄屈指の絶景スポット「残波岬」や「万座毛」を海から見学&撮影できるのも魅力のひとつ。
運賃は、那覇~本部間で大人片道/2,500円、往復4,500円(子供半額)。渋滞なんて関係ナシ!沖縄の美しい海を眺めながら過ごす、快適な移動時間をどうぞ。
2.2019年に新しくできる観光&商業施設
世界中から観光客が訪れる沖縄は、新しい観光スポットや商業施設が次々に生まれる激戦区。
2019年も期待の新スポットが誕生します。
【5】首里城|新エリアがオープン
沖縄の定番観光スポット「首里城」に新しいエリアがオープンしました。
正殿が公開された平成4年から現在に至るまで、復元工事がすすめられている首里城。2019年2月1日に一般公開が始まったエリアは、これまで公開されていた正殿よりも奥の場所にあたります。「御内原(おうちばら)」=首里城の大奥などがあるこのエリアは、残されていた資料が少なかったため、発掘調査も含めた復元に27年もの歳月がかかったそうです。
歴史とは、知れば知るほどワクワクするもの。行ったことがあるという人も、この機会に改めて首里城に足を運んでみてはいかが。
【6】イオンモール沖縄ライカム|リニューアル・オープン
ついつい長居してしまう、沖縄本島・中部の寄り道スポット「イオンモール沖縄ライカム」も2019年4月26日にリニューアル・オープン。新エリア&既存エリアともに、沖縄初出店のブランドも含めて県内外から人気店が出店予定で、店舗数は全体で240店舗に増えます。
沖縄ならではのアイテムやグルメを探すのもよし、広大なショッピングモールを散策するもよし。
旅行プランに合わせて十人十色の過ごし方ができるイオンモール沖縄ライカムは、これからもハズせない寄り道スポットになりそうです!
【7】沖縄にパルコ出店|県内最大級のショッピングモール誕生
沖縄初出店94店舗を含む、全250店舗を引っさげて2019年6月27日にグランドオープンしたのが「サンエー浦添西海岸PARCO CITY」。“沖縄のデパート”と呼ばれ愛されている「サンエー」と、本土ではおなじみの「パルコ」が一つになって誕生する沖縄県内最大級のショッピングモールです。
青い海に面した最高のロケーションだけでなく、那覇空港から車で15分というアクセスの良さもあり、「サンエー浦添西海岸PARCO CITY」のオープンをきっかけに、新たなシティリゾートとして開発がすすむのではと期待されています。
那覇空港→浦添→宜野湾の景色は、これからどんどん変わるかも。西海岸をドライブする楽しみが増えそうです♪
【8】セブンイレブン|いよいよ沖縄初出店
これまで「日本で唯一セブンイレブンがない県」として知られていた沖縄に、いよいよセブンイレブンが初上陸。2019年7月11日に、那覇市を中心とした5市町村で“沖縄1号店”が同時オープンしました。
2019年内には本島中部まで出店エリアを広げ、5年で250店舗を出店する計画です。出店数も驚きですが、沖縄県内の全店イートインスペースありというのも嬉しい驚き。旅行中、気軽に立ち寄れる休憩ポイントとして重宝しそうです。
あわせて、県内のローソン・ファミリーマートと同じように、セブンイレブンでも沖縄限定のアイテムが発売されるはず。沖縄限定のフードやスイーツ・・・考えただけでワクワクしませんか?
3.2019年に見ておきたい沖縄
せっかく“今”沖縄に来るのなら、“今だけ”の期間限定も忘れずに。2020年見ておきたいものはコレです!
【9】沖縄伝統芸能「組踊(くみおどり)」300周年
©OCVB
沖縄が誇る伝統芸能「組踊」は、はるか昔、沖縄が琉球と呼ばれていた時代に誕生したエンターテインメント。昨年は、組踊の初演から300周年を迎える節目の年になりました。
歌舞劇の一種である組踊は、セリフ回しや所作がとても独特です。耳慣れない言葉やリズムは、一見すると難しく感じますが、舞台で繰り広げられるのは、現代を生きる私たちにも馴染みのある人間ドラマの数々。難しそうな印象とは違い、いつの間にか登場人物たちと一緒に笑ったり泣いたり、その世界観にハマってしまう不思議な魅力があります。
2020年2月15日には『組踊上演300周年記念・首里城復興記念公演「琉球舞踊と組踊」』が上演されます。
ちなみに初めて組踊を観るなら、現代語訳の字幕が流れる公演を観るのが断然オススメ。組踊デビューするなら今しかない!
【10】牧志公設市場|建替えのため閉鎖
©OCVB
新しく生まれるモノがあれば、時と共に姿を消していくモノもあります。
沖縄の台所として、また観光スポットとしても人気の「第一牧志公設市場」は、老朽化に伴う建替えのため、2019年6月16日で営業を終了。建替え工事中は仮説市場で営業が続けられます。
新しい牧志公設市場は楽しみですが、沖縄らしさがギュッと詰まった名物スポットの姿が変わることに、一抹の寂しさを感じる人も多いはず。チャンスがあれば、営業終了の前に、多くの人に愛されてきた「第一牧志公設市場」を訪れてみてはいかが。
4.“今”と“これから”を知って、沖縄旅行をもっと楽しもう!
新しい場所に行けば、新しい発見がある。
新しい出会いがあれば、新しい「好き」が生まれる。
沖縄の今とこれからを知っていると、沖縄旅行がもっと楽しくなる。そしてきっと、次に沖縄旅行するときは、もっともっと楽しみが増えているはず。
皆さまの沖縄旅行が、楽しいでいっぱいになりますように!
筆者:mochiking