ゆらてぃく市場｜特産品が揃う八重山の台所♪お土産選びはここで決まり！

ファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」は、JAおきなわが運営する農作物直売店。2011年４月にオープンしました。

野菜や果物、花や観葉植物だけでなく、肉や魚、お菓子から泡盛まで八重山の特産品が揃い、地元の人からも島の台所として愛される一大マーケットです。

地元客が利用するとあり、公設市場などよりも野菜や果物が安く買えるのも魅力。「ゆらてぃく」とは、八重山の方言で「よってらっしゃい」という意味。ぜひ立ち寄ってみましょう！　それではいったい、どんなものがあるのでしょうか？

パイン、マンゴーなどなど南国のフルーツがいっぱい！

亜熱帯の八重山はトロピカルフルーツの宝庫。パインは４月ごろから、マンゴーは６月ごろから出荷が始まります。

パインは、桃の香りがするピーチパインや手でちぎって食べられるスナックパインは、比較的早い時期から店頭に並びます。高級フルーツのマンゴーですが、傷が入るなど贈答品には向かないものや、ビワくらいのサイズのミニマンゴーがお買い得価格で手に入ることも。

そのほか、夏にはパッションフルーツ、グアバ、ドラゴンフルーツに島バナナ、シークヮサー、秋から冬には切り口が星の形のスターフルーツなど、沖縄県外ではあまり見かけない果物も数多く並びます。

カニステル、釈迦頭、ライチ、インドなつめなど、生産数が多くないため、買えたらラッキー!?　なレアなフルーツもありますよ。

レアといえば、八重山では日本一早く新米が収穫されるって知ってましたか？

石垣島産ひとめぼれは味にも定評あり。５月下旬～６月上旬から「ゆらてぃく市場」で１kgから販売されます。

島の食材で八重山の味を食卓に再現

家でも八重山料理を楽しみたいかたは、島野菜はいかが？

いまではゴーヤは全国区の野菜ですが、ナーベラー（へちま）や、エスニック料理でも人気の青パパイヤ、島らっきょう、オオタニワタリ、ハンダマーなどは、なかなか買えないはず。「何これ、見たことない！」という野菜も、売り場に美味しい食べ方が紹介されているので、新しい味に挑戦しては？

ただし、人気の紅芋は生では沖縄県外に持ち出し禁止なので、お土産にはパック売りの加熱済みのものをどうぞ。

そのほか、島の味を食卓に再現するには、島こしょうや島唐辛子、石垣の塩などの調味料やパパイヤの漬物、じーまみ豆腐（ピーナツの豆腐）などの食材もおすすめです。

また、牛や豚や魚などの水産物、その加工食品もバリエーション豊富。冷凍の肉や魚のほか、石垣牛のハンバーグや、もろみ豚を使用したソーセージ、石垣産の牛乳を使用したチーズ、八重山かまぼこ、ツナ、塩漬けもずく、乾燥アーサーなど、お土産によさそうなアイテムが揃います。

ちんすこう、黒糖から昔ながらのおやつまで、島スイーツがズラリ

お土産の定番は、やはりスイーツ。
「ゆらてぃく市場」には、お馴染みのちんすこうやサーターアンダギーだけでなく、ポーポー（八重山版クレープ）、カーサームーチー（香り高い月桃の葉にくるまれた餅菓子（八重山では豊年祭でよく食べられる）といった昔ながらのお菓子や、紅芋チップス、石垣産の牛乳やフルーツを使用したジェラートやゼリー、ジャム、ヨーグルトなどなど、目移りしそう。