「お式は挙げなくても、何か残るものを」と”フォトウェディング”をされる方が増えています。
せっかく思い出に残るものならば、沖縄でフォトウェディングをしてみてはいかがでしょうか?
美しい海と白い砂浜が織りなす絶好のロケーションや、まるで映画のセットや物語のワンシーンにいるようなスポットが点在し、仕上がりはよりエモーショナルに!
今回は、沖縄本島のおすすめ撮影スポットを厳選してご紹介します。
プロのカメラマンに依頼するだけでなく、友人や家族に頼んだり、自撮りで撮影するのも素敵な選択肢です。
観光地でもあるので、周囲に気を配りながら撮影を楽しんでくださいね。
1.古宇利島ハートロック
2.備瀬のフクギ並木
3.瀬底ビーチ
4.美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園
5.今帰仁城跡
6.中村家住宅
7.玉城城跡
8.新開地
9.ザネー浜
10.アポガマ
もくじをすべて表示
古宇利島ハートロック(今帰仁村)|沖縄を代表する恋人の聖地
沖縄でウェディングフォトを行うなら、やはりリゾート感あふれる透明度の高い海は欠かせません。中でもイチオシのスポットが「古宇利島ハートロック」です。青い海と白い砂浜が織りなす素晴らしいロケーションに、ハート型の岩が佇んでいます。ぜひ二人の愛の証として撮影してみてはいかがでしょうか?
海に向かって左側の岩がハートの形をしていますが、砂浜の右端から見ると二つの岩が一つに重なってハートに見えたり、二つの岩の隙間が逆さハートのように見えることもあり。
炎天下なので、こまめな水分補給と日焼け止めを忘れずに。
- 住所
- 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2
備瀬のフクギ並木(本部町)|夫婦の聖地もある印象的な並木道
リゾート感ある風景に加えて、どこかミステリアスな趣も醸し出す沖縄ならではの自然。どこか生活感も感じられるロケーションで撮影すれば、温かみのある写真が撮影できます。おすすめは「備瀬のフクギ並木」です。
フクギは漢字で福木であり、並木道の一角には夫婦福木が現れます。ここで撮影すれば、きっと円満な夫婦になれること間違いなし!観光地でありながらゆったりとしており、時間をかけて撮影を楽しめるのも魅力です。
- 住所
- 沖縄県国頭郡本部町備瀬389
瀬底ビーチ(本部町)|リゾート感あふれる沖縄本島の絶景ビーチ
@OCVB
沖縄本島と橋でつながっている瀬底島は、近年そのロケーションの素晴らしさに注目が集まっています。「瀬底ビーチ」は、瀬底島を代表するウェディングフォトスポットです。約700メートルにわたって広がる白い砂浜で、海は沖縄でもトップクラスの透明度を誇っています。白いドレスを纏う彼女をエスコートしつつ、ぜひ浜辺を歩いているシーンを撮影してみてはいかがでしょうか。砂浜なので革靴でなく、ビーチサンダルの使用もおすすめです。ビーチには岩屋もあり、海と岩影のコントラストが美しいシチュエーションも挑戦してみたいですね。
- 住所
- 沖縄県国頭郡本部町瀬底5583-1
美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園(沖縄市)|南国の景色に引き込まれる名園
南国感あるロケーションフォトを楽しみたいなら、「東南植物楽園」がおすすめ。沖縄自動車道沖縄北インターからすぐの場所にあり、約1,300種類以上の貴重な植物が鑑賞できる日本最大級の屋外植物園として有名です。ポイントは奥行きのある道の風景。高い木々と青空をバックに、引き込まれるような風景のなかで写真撮影を楽しむことができます。ウェディングフォトプランを行っているスタジオも充実しているので要チェックです。
- 住所
- 沖縄県沖縄市知花2146
- 営業時間
- 9:30〜22:00※日にちによって変動
- 備考
- 入園料や営業時間は日時によって異なりますのでHPにて各自ご確認ください
今帰仁城跡(今帰仁村)|シーンを切り取るのが面白い史跡スポット
琉球ならではの歴史を感じられるスポットも、綺麗な自然風景とは異なり、味のある写真を撮影することができます。世界遺産に登録されている「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」は、前に触れた古宇利島ハートロックや瀬底島ビーチ、備瀬のフクギ並木にも近く、モデルコースの一つに取り入れるのがおすすめです。石垣や御嶽(うたき)、主郭へ続く石段など、レトロな情緒の漂う印象的な一枚を撮影してみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
- 営業時間
- 8:00〜18:00 ※5~8月は~19:00。最終入場は営業終了30分前
- 備考
- 入場料:大人600円
中村家住宅(北中城村)|アットホームな雰囲気のある沖縄建築
国の重要文化財にも指定されている「中村家住宅」。沖縄の建築様式を残した邸宅は、どこか温かみがあり、アットホームな写真を撮影できるスポットとしておすすめです。珍しいのは屋敷構えまで全て、戦前の姿が残っているところ。門からまるごと、まるでロケセットに立っているような構図で撮影してみてください。また、ヒンプン前のシーサーもおすすめの撮影ポイント。海とはまた違う印象的なワンシーンを収めることができますよ。東南植物楽園と近いため、一緒に巡ってみては?
- 住所
- 沖縄県中頭郡北中城村大城106
- 営業時間
- 9:00〜17:00 水・木曜日定休
- 備考
- 入場料:大人500円
玉城城跡(南城市)|沖縄らしい雄大な景色が待つ城跡
沖縄ならではの絶景オーシャンビューと一緒にウェディングフォトを楽しみたいなら、沖縄南部の「玉城城跡(たまぐすくじょうあと)」がおすすめ。標高180mの高台に築かれている県内屈指のロケーションを誇る古城です。城跡まで上がる階段からは、雄大な空と海、緑の丘が織りなす風景が見事!上がりきると、石垣で作られた趣ある門が現れます。まるで物語の中へ入ったような絵になる風景とともに、二人の思い出の写真を撮影してみてください。
- 住所
- 沖縄県南城市玉城門原444
新開地(金武町)|まるで映画のセットのような町並み
ところどころアメリカンな雰囲気が漂う沖縄本島。カラフルでストリートな風景と一緒にカジュアルな写真を撮影するのもおすすめです。新開地は米軍基地キャンプハンセンの門前町として栄えてきた場所。その背景から、生活に根付いたアメリカ文化を肌で感じられるスポットで、まるで映画のセットのような町並みが広がります。新開地はタコライス発祥の地でもあり、ウエディングフォトの合間に、グルメを楽しめるのも魅力です。
- 住所
- 沖縄県国頭郡金武町金武
ザネー浜(恩納村)|岩の窓から眺める海の絶景
SNSでも青の洞窟だと話題の「ザネー浜」。エメラルドブルーの海が美しいのはもちろんのこと、その海を見渡せる岩の窓がポイントです。二人が座れるちょうど良い大きさとなっており、海をバックに印象的なシルエット撮影ができます。シンプルに海で撮るのではなく、少し構図にこだわりたい方におすすめのスポットです。もちろん浜辺や入江もあるので、洞窟の外に出たら、白い砂浜に青い海が織りなすザ沖縄な写真も撮影できます◎
- 住所
- 沖縄県国頭郡恩納村真栄田
- 備考
- 関連記事:新開地|BEACH51の行き方|「岩の窓」が人気のフォトスポット
アポガマ(恩納村)|干潮時に立ち寄れる恋人の聖地
ザネー浜とともに、おすすめしたい洞窟スポットが「アポガマ」です。恋人たちが逢瀬の約束(約束=英語でアポイントメント)をしたガマ(=自然洞窟)という意味をかんしており、まさに恋人の聖地になっています。ダイビングスポットとして有名で、通常は海水で満たされていますが、干潮時には洞窟に近寄ることができます。独特な岩の窓とともに撮影すれば、他のロケーションでは真似できないシックなシルエット写真が撮影できますよ。
- 住所
- 沖縄県国頭郡恩納村
- 備考
- 駐車場なし。交通の妨げにならないように心掛けましょう
日本深掘りサイクリスト・フォトグラファー 土庄雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。 四季折々の日本を五感で捉え、発信しています。